スプーキーじいさんって何考えてるの!?

貧乏・暇なし・不健康。一人暮らしのじいさんのブログです。このブログに広告とか金儲けは入っていません。

メルカリはじめました

今や大人気のメルカリですが、私は二ヶ月前から始めました。
まだ初心者なわけですけど、初心者なりの感想とかを書きます。
(今回は非常に長い記事なので、興味のない方は飛ばしてください)

 

色々売れそうなものがうちにあるけど、メルカリって面倒くさそう

これが私の最初の印象でした。
おそらくこう思っている方は大勢いるのではないかと思います。
確かに面倒です。
ただ、やってみればすぐ慣れる程度の面倒臭さでした。
そして得られるメリットの大きさに驚いています。

 

どんなモノが売れるのかは、メルカリで検索してみてください。
千差万別、色々なモノが出品されています。
既に出品されているものなら、どのくらいの値段で売れるのかもわかります。
もし出品されていないモノなら、普通にネット検索をして調べましょう。
うちでよく出品しているのは、古い本です。
メルカリを始めようか迷っていた頃に、うちにある本を検索してみた結果、かなりいい値段で売れていることが判明。
それでメルカリを始めたのです。

 

メルカリの一番のメリットは、モノを売るときの値段です。
従来は本を売るとしたら、古書店に持っていって買い取ってもらうしかありませんでした。
古書店は儲けを出さないといけませんから、それを引いた値段でしか下取りをしてくれません。
例えば、自分の中で「この本は千円で売れるぞ」と思っていても、古書店では百円になってしまうのが当たり前です。

 

メルカリの場合は、誰かが買ってくれそうな値段を付けることができます。
もちろんメルカリの取り分、配送料、自分の口座への振り込み手数料などが引かれてしまいますが。
それでも古書店に持っていくよりは全然高い値段で売れるから、とても有り難いです。
過去に古書店に売ってしまった本も全部、取り返してメルカリに出したいくらいです(笑)。

※追記
どうやらメルカリの利用者は、欲しいモノの値段をネットで詳しく調べたりはしていないようです。
だから他より高い値段を付けても売れるのです、不思議。

 

 

 

ではまず全体的な流れを書きましょう。

 

メルカリを使うにはまず登録をします。
スマホアプリを入れて使いますけど、PCでも操作は可能です。
ただし、ポイントやお金に関する操作は、アプリでないとできません。
うちではスマホのアプリと、PC(ブラウズ)で管理しています。
やはりPCのほうが操作性はいいので、スマホでは難しいことはしません。


そして次はもう出品です。
売りたいモノの写真を撮り、説明文を書き、配送方法や値段を設定してアップします。
説明文は他の利用者のものを参考に書けばよく、人によってはかなりアッサリした文章になっていたりします。
そしてそのモノを見に来た人の数と「いいね!」した人の数が表示されます。
(これらは通知でも教えてくれます)

 

購入してくれた人がいるとメールが来ますので、まず購入者にアプリからお礼のメッセージを送り、発送をします。
モノを梱包して、いくつかの発送方法から選んで発送をします。
そしてアプリで発送通知を出して、購入者にモノが届いて受け取りの手続きをしてくれるのを待ちます。
(私は「発送しました」メッセージも送っていますが、必須ではありません)
購入者がモノを受け取ると受取確認という操作をして、出品者の評価をします。
そして出品者も購入者の評価をして、取り引きを完了します。
(評価というのはいい・悪いの選択と一言コメントを入れるだけです)

 

購入者が支払ったお金はメルペイのポイントとして入ってきます。
現金化するには、自分の口座への振込依頼をします。
これには数日掛かってしまうのでご注意を。
つまり、モノが売れてから現金を手にするまでには何日かかかるということです。

 

例えば誰かがモノを買ってくれたとか、メッセージを送ってくれたときには、メルカリの画面にある「やることリスト」にチェックが入りますから、それさえ見落とさなければスルーしてしまうことはありません。
「やることリスト」が空なら何もする必要はないというのは、非常にわかりやすいです。

 

もし出品を中止したいのなら、モノのページ内の「商品の編集」をクリック。
ページの一番下のほうに「出品を一時停止にする」と「この商品を削除する」のボタンがありますから、再出品の可能性の有無により使い分けます。

 

 

 

ざっと書きましたけど、大体のイメージは伝わったでしょうか?
ここからは私なりのポイントを書きますね。

 

・出品するモノの値段の決め方

メルカリでモノの検索をすると、販売中のモノとSOLD(売約済み)のモノが両方表示されます。
これは両方を見る必要があって、例えば販売中のモノの値段が¥500とかなら、ほとんど儲けはないということです。
(「¥500でも売れ残っている」と捉えてください)
メルカリは一割を取りますし、配送料は様々ですがタダではなく、現金化するための振り込み手数料もかかりますので(他のポイントと合わせて振り込めば節約になります)、せめて¥1,000は越えていないと手間に見合う儲けはないと思います。
そんなモノを出品してもねぇ。
安いものなら複数をセット売りという手もありますよ。

 

SOLDになっているモノの値段がつまりは「この値段なら売れる」という基準になります。
例え販売中のモノに一万円や二万円の値段が付いていても、売れていないのだから無意味です。
最初はそういうのを見て喜んだりするのですがね(笑)。
だから自分で値段を付けるとしたら、SOLDの値段より少し上でしょう。
後から値段は変えられるので(説明文も変えられます)、売れなければ値下げすればいいのです。

 

そのモノを何十人も見に来ているのに、「いいね!」が一つも付かないとしたら、値段が高すぎるということです。
「いいね!」は購入する意思があるから付けるのであって、現実的な値段でなければ付かないものです。
そして値下げをすると、「いいね!」を付けた人にも通知が行きます。
複数人が「いいね!」を付けていたとして、少しずつ値下げをしていけば、誰が先に購入するかというチキンレースが始まるわけですね。
あとは月末に給料が入ると売れる傾向がありますから、あまりセッカチに値下げしないほうがいいですよ。

 

・発送の方法について

モノの大きさや形によって、発送方法は変わります。
そして当然ながら、発送方法により料金も変わります。
ここが一番わかりにくいところで、私もよく迷います。
本の場合、A4サイズ以内で厚さ3cm以内、重さが1kg以下なら、ネコポスという方法になり料金は¥210です。
ところが厚さが3cmを超えると、倍以上の料金がかかってしまうのです。

 

うちの場合は自宅で梱包してコンビニで発送しています。
大量に出品している人なら、より安くするために専用の箱を買ったりしているのでしょうけど、うちは捨てる予定だったダンボールが大量にあるので、プチプチだけ買ってきて、あとはあるもので梱包しています。
厚い本なら郵便局でゆうパケットプラスの専用箱を買ってくると安く済むのですけど、その手間と数百円を天秤にかけるわけですね。

 

プチプチはホームセンターで、数百円でロールのものが買えます。
長さはともかく、幅が足りないと困りますから、買うときにはご注意を。
うちは本ならまずプチプチで包んでしまい、次にダンボールを巻いて折れないようにして、レジ袋で防水して、最後に手提げの紙袋をバラしたもので包んでいます。
(包み紙はホームセンターで買ってきてもいいかと思っています)
ハサミやカッターナイフ、セロテープやガムテープ、定規などを使います。
工作が苦手な方だと、ここは苦労するポイントかも。

 

コンビニで発送する場合、アプリでバーコードを作り、レジで
「メルカリの発送です」
と言って、そのバーコードを読み取ってもらいます。
スマホの画面が暗いと読み取れないことがあります)
レジスタの画面にOKのボタンが表示されるので、タッチします。
すると片面が透明な封筒のようなものと、バーコードが印字されたレシートを渡されるので、レシートを封筒に入れて、透明じゃない面のシート二枚を剥がして発送物に貼り付けます
これを店員さんに渡して、受取票を受け取ればいいのです。
あとはアプリで発送通知をするという流れですね。

 

・写真の撮り方

購入を検討する人にとって、モノの写真は重要です。
本なら表紙の写真一枚だけというのは不安で、購入を躊躇したりします。
だから出来るだけ多くの写真を載せたほうがいいのです。
本なら表紙と裏表紙、小口や角(痛みやすい)、奥付、各ページの変色具合など。
購入した人がガッカリしそうな部分こそ写真を載せるべきで、後でトラブルになることを防ぎます。

 

写真を撮るなら昼間にしましょう。
夜の屋内だと光量が足りず、汚い写真になってしまうから不利です。
昼間にカーテンを開けて、照明もつけて、それで撮影すると綺麗に撮れます。
(直射日光だと強すぎるからNGです)
うちでは接写に強いリコーのコンデジ(コンパクト・デジタルカメラ)を使っています。
1cmまで寄れるので、モノの撮影に向いているのです。


あと撮った写真はフォトレタッチ・ソフトで調整しましょう。
うちではフリーソフトの「paint.net」を使っています。
これで明るさや色合い、ノイズ除去やシャープを増したりという調整をします。
写真が綺麗なほうが印象がいいです、汚い写真だと買う気が失せますよ。

 

モノのページに表示される写真の順番は、簡単に入れ替え可能です。
一番最初の写真がサムネイルに使われるので、本なら表紙が一番最初に来るようにするといいでしょう。

 

・説明文の書き方

これは上に書いたとおり、他のユーザーの説明文を参考にします。
モノの名前や品番、著者や出版社、発売年、サイズやページ数などは基本です。
本体以外の付属品の有無も大事で、本なら帯があるのかどうか、写真に写っているモノだけならだけだと明記します。
あと内容についての説明があると、購入者が買いやすくなります。
もし複数のモノをセットで出品するなら、バラ売りが可能なのかどうかも明記したほうがいいです。

そして大変重要なのは、中古品だから美品ではないという注意書きです。
これがないと、購入後にトラブルになる可能性があります。
どうやらそういうクレーマーがいるようで、購入後に「汚れてる」「傷んでる」とクレームを入れてくるそうです。
だから私の場合は、

古い本なので痛み・汚れ・変色等ございます、決して美品ではありません。
 気にされる方は購入を控えてください。

などと書いています。

それから配送に関する注意書きですね。

発送は仕事の都合により前後しますが、3日以内に宅配便で発送予定です。

などと書いておけば、数日は待たされるなとわかってもらえるのです。

そして最後にタグ
半角の井桁「#」と関連ワードを出来るだけ多く書いておきましょう。
商品を探す人の検索ワードに引っかかりますから。

 

・ローカルルールについて

出品者と購入希望者は、モノのページ内でコメントのやりとりが可能です。
購入希望者からは値下げ依頼のコメントが来たりしますから、可能か不可能かをコメントで返します。
あと取り置きの依頼もあって、何日になったら買うから取り置きしてというコメントが来たら、これも可能か不可能かをコメントします。

で、特定の購入希望者と取り引きが成立し、その人が購入するまでモノを売りたくない場合、メルカリでは「◯◯様専用」と表示するルールがあります。
これを商品名や商品の写真に表示することで、その人が取り置いているということを示すのです。
ただしこれはメルカリの正規のルールではないので、他の購入希望者が購入してしまうことも可能です。
(中にはとんでもなく高い値段を付けることで、買えないようにする人もいます)
利用者同士でいつの間にか決まった、守ってほしいマナー的なことなので、一応知っておいたほうがいいでしょう。

 

 

 

かなり長くなってすみません。
メルカリをやるかどうか迷っている方が読んだら参考になるように、細かく書きました。
やってみればそんなに難しいことではないので、みなさんにお勧めします。
私はメルカリを始めて二ヶ月経ちましたけど、売り上げの合計は5万円を越えています。
家計が苦しい時期なので、大変助かりましたよ。

 


 

あと関係ないのですが。
こないだ食べた町中華のチャーハンが美味しかったので写真を載せておきます。

新橋 三陽 チャーハン

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。