スプーキーじいさんって何考えてるの!?

貧乏・暇なし・不健康。一人暮らしのじいさんのブログです。このブログに広告とか金儲けは入っていません。

ジュブナイル・ドラマが好きです

私はhuluを利用しています。
それでこないだ驚いたのは、

おもいっきり探偵団覇悪怒組

の配信が近く始まるということです。
ええーっ!?
覇悪怒組(はあどぐみ、1987年)』が見られるようになるの?
BD-BOXでも出るんかいな……?

 



これは知る人ぞ知るジュブナイル・ドラマです。
ジュブナイル・ドラマ」というのは私が勝手に言っているだけで、

少年少女向けのドラマ

という意味です。


古くはNHKの「少年ドラマシリーズ(1972年~1983年)」、それから「ドラマ愛の詩(1991年~2005年)」、『あばれはっちゃく(1979年~1985年)』などなど、ジュブナイル・ドラマはよく放送されていました。
それがアニメに人気を奪われて、今は絶滅状態です。
私はそんなジュブナイル・ドラマが好きなのです。

 

 

 

覇悪怒組』はフジテレビで日曜日の朝に放送されていました。
小学生が探偵団を結成して事件を追うという、ジュブナイルの王道を行くようなドラマでした。
特に新任の先生(演:秋野太作)と仮面を付けた怪盗(魔天郎)が同一人物かもしれないという謎解きに、見ていて震えたものです。
こういうのが大人のドラマにない面白さなのです。
久しぶりに見られると思うとアガリますねぇ。

 

覇悪怒組』の次が『じゃあまん探偵団 魔隣組(まりんぐみ、1988年)』、その次が『魔法少女ちゅうかなぱいぱい!(1989年)』、この後は魔法少女が続きます。
この魔法少女シリーズは、結構ファンがいたと記憶しています。
(『ちゅうかなぱいぱい!』は4クールの予定が2クールで打ち切られていて、主演の小沢なつきが仕事をボイコットしたためなどと噂されている)

 

 

 

少年ドラマシリーズ」の頃は私は小学生だったので、あまり細かいことは覚えていません。
タイムトラベラー』とか『つぶやき岩の秘密』とかがありました。
あの頃テレビ局では番組を録画したテープを使いまわししていたため、ほとんどの番組はもう見られません。
少年ドラマシリーズ」は、全国のビデオマニアが録画しておいたテープからソフト化されたものが少しだけあるだけです。

 

 

 

ドラマ愛の詩」は名作が多かったです。
特に好きなのは『双子探偵(1999年)』ですね。
中学生のマナカナが主演で、双子であることを活かしたドラマが良かったです。
(原作では三つ子)
ジュブナイルでありながら、現代社会の裏側を少し見せるような社会派の味付けもありました。
このドラマでも探偵団が作られて、事件を追っていきます。
主人公の二人がよく来ていたビル内の神社は、そのビルが建て替えられたためになくなり、小さい祠が裏側に設置してあるだけです。

それから『天使みたい(2003年)』もよかったです。
黒川芽以一人二役で、幼い頃に事故で亡くなった双子の妹を母親がアンドロイドで作ってしまい、主人公である中学生になった双子の姉が振り回されるという物語です。
最後、泣けるんだよなぁ。

 

 

 

あと円谷プロの『電光超人グリッドマン(1993年~1994年)』はウルトラマンに似た特撮物ですけど、これはジュブナイル・ドラマになっています。
(huluで見られます)
中学生の男女三人が秘密の地下室でコンピューターを自作し、そこに異世界から来たヒーローが入ってきます。
彼等の同級生の男の子にコンピューターマニアがいて、彼はネット上にモンスターを作り出し、そこにやはり異世界から悪い奴がやって来ます。
この二者の戦いを描いたドラマになっています。


まだインターネットが一般的ではない頃に、ネット上に仮想空間があり、そこに社会インフラが整えられ、仮想空間で怪獣が暴れると現実の社会に影響が出るという、時代を先取りした内容です。
攻殻機動隊』の第一巻が1991年、『マトリックス』はまだなくて、SFファンの間でサイバーパンクが話題になっていた頃のことです。
後にアニメ化もされました。

 

こうして見ていくと、ジュブナイル・ドラマには名作が多いと思います、とてもこんなブログでは魅力をお伝えしきれません。
多くの作品は今では見ることが難しく、huluなどの有料のメディアでいいから復活させてほしいものです。
(CSでやってるかな?)

 


 

大分涼しくなってきました。
やっとこういう温まるメニューを食べられます。

長崎ちゃんぽん

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。