スプーキーじいさんって何考えてるの!?

貧乏・暇なし・不健康。一人暮らしのじいさんのブログです。このブログに広告とか金儲けは入っていません。スターは一個だけ付ける主義です。

カレーでも作るか 4

追記2

胡椒(コショウ)の使い方について書き足しました。
これでこのレシピは完成ってことにします。
大変失礼しました。

 

 


 

 

追記1

実はレシピに間違いを見つけてしまいまして。
胡椒が抜けてます。
書き直すまで、このレシピで作らないようにお願いします。

 

 


 

 

さて、スパイスから作るカレーのレシピ、第三段です。
今回は難易度は少し下がります。
おそらく「ベーシック・チキンカレー」のレシピを見た人の多くは、「面倒くさっ」と思ったことでしょうね。
今回はあそこまでではありません。

 

 

 

先に一個、豆知識。
私はニンニクとショウガはチューブ入りを使っています。
手間を減らすためで、これは桃屋の瓶入りの「きざみにんにく」「きざみしょうが」を使ってもいいです。
で、何かのレシピで「ニンニクひとかけ」とか「ショウガひとかけ」と書いてあるのをチューブ入りで代用するなら、

・ニンニクひとかけ(5g) = チューブ入りニンニク 小さじ1

・ショウガひとかけ(10g) = チューブ入りショウガ 小さじ2

になります。
ショウガのほうがひとかけが大きいってことですね。

※こないだネットニュースになってました、ニュースになるってことはあまり知られていないこととして書いておきます。

 

 

 

今回作るのは、キーマカレーです。
キーマカレーというとどこか自宅では作らないイメージがありますけど、意外と簡単につくれます。
(市販のインスタントカレーは鍋で煮込む形式がほとんど)
ちなみに「キーマ」というのは「挽き肉」という意味と「細(こま)切れにしたもの」という意味もあります。
「ドライカレー」は日本発祥の料理で、キーマカレーを参考にしたものもあれば、カレーピラフ(炊き込む)やカレー炒飯(炒める)的なものもあり、厳密な決まりはないそうです。
キーマカレーだって挽き肉を使うというルール以外はかなり自由で、インドでも色々な料理があるそうですよ。

 

挽き肉だけでもいいのですけど、今回は具にナスを入れました。
あまり凝りすぎず、適度な手間で、かつ美味しく作れるレシピを目指しました。

 

ナスのキーマカレー

 

一人前の材料です。
例によって一人前では売っていないものもありますので工夫してください。

 

合いびき肉 100g
 牛と豚の比率はお好みで、また合いびきでなくてもOKです。
 ※今回は合いびき肉が入手できなかったので、豚挽き肉を使っています。

玉ねぎ 1/2個

トマト 1/2個

ナス 1/2個

 

ニンニク チューブから5cm

ショウガ チューブから5cm

サラダ油 大さじ1

 

以下のスパイス5種類は混ぜておきます。

コリアンダー 小さじ2/3

クミン 小さじ2/3

ターメリック 小さじ1/3

レッドペッパー 小さじ1/3
 この量だと完成したときの辛さは弱いです。

カルダモン 小さじ1/3

※ 辛さはレッドペッパーやカイエンペッパーだけでなく、黒胡椒(くろこしょう)も使うといいです。レッドペッパーなどは食べているうちにじわーっと辛さが来ますけど、胡椒は最初にぐっと辛さが来ます。辛いものが好きな方なら、この二つを併用して辛さをコントロールするといいです。
  ここに書いた「レッドペッパー小さじ1/2」だと辛さは弱いので、ここに「黒胡椒小さじ1/2」を足してあげるとしっかり辛くなりますよ。黒胡椒はミル付き容器のものが¥300くらいから買えてオススメです。普通の胡椒でももちろんOK。

 

ヨーグルト(プレーン) 大さじ1

しょう油 小さじ1

 ふたつまみ

 80cc

 

ご飯 一合
 今回もターメリックライスを使用しました。

 

では作りましょう。
今回もテフロン加工のフライパン(大きすぎないもの)と濡らした木べらを使います。
フライパンは20cmのものを使ってちょうど良かったです。
(深い形のほうが楽)

 

1.玉ねぎは粗みじんに切る

 

2.トマトとナスはヘタを取って1cm角に切る

  具のナスの存在感を重視するなら倍のサイズでもいいです。
  ※今回はお肉を切る必要なし!

 

3.フライパンにサラダ油とニンニクとショウガを入れて、弱火で炒める
  サラダ油を加熱する前にニンニクとショウガを入れたほうが焦げにくいそうです。

 

4.香りが立ってきたら玉ねぎを入れて、中火にして炒める
  玉ねぎを入れるまでは20秒かそこらです。
  ここはじっくりと、玉ねぎが茶色になるまで炒めます。

 

5.玉ねぎの炒め始めに塩をひとつまみ(分量外)入れて、茶色になりはじめたら水大さじ1 50ml(分量外)を入れる
  前回も出てきた、玉ねぎが美味しくなる工夫です。
  ここで玉ねぎをしっかり炒めるのがポイントですよ!

※追記(2025.6/1)
 水の量を増やしました、水気がなくなるまで混ぜながら炒めてください。

※今回はこの辺で次へ進みましたが、もちろんこげ茶色になるまで炒めてもOKです。
 そこまで炒めたほうがより美味しいでしょうし、仕上がりの色も濃くなりますが、この色でも十分美味しいです。
 (時短を優先しました)

 

6.玉ねぎが茶色になったらトマトを入れて、かき混ぜながら炒める
  玉ねぎは前回のような焦げ茶色まで炒めなくていいですが、色の薄い部分が残らないこと。
  トマトにもしっかり火を通します。

 

7.トマトの形が崩れたら弱火にして、混ぜたスパイスを入れて、かき混ぜながら30秒間炒める

 

8.合いびき肉を入れて中火にして、しっかり色が変わるまでかき混ぜながら炒める

 

9.ナス、ヨーグルト、しょう油、水、塩を入れてよく混ぜる
  ヨーグルトとしょう油は意外かもしれませんが、味は良くなりますから。

 

10.沸騰してきたら強めの弱火にして、混ぜながら水気がなくなるまで炒める
  「完成形になるまで」です、時間は各自調節してください。
  この工程は特に後半、よく混ぜながら炒めてください。
  水気がなくなってきたら、フライパンを振ってひっくり返しながら炒めます。
  (無理に振らなくても、まんべんなく炒められればOK!)

 

  ご飯の用意を忘れずに。
  終盤で味見をして、塩味が足りないようなら塩を加えてください。
  焦って水気が残っているうちにやめてしまわないように!
  

 

  水気がなくなるとキーマカレーがまとまってきて、まるでオムレツのように返せるようになります、そこら辺がゴールです。

 

11.完成
  お疲れ様でした!


我ながら、美味しくできました。
深いコク(ぬるっとした感じ)とトマトの酸味があり、味が濃くてご飯が進みます。
もちろんお店の味や亡き母のドライカレーには負けますが。
これを自宅で作って食べられたら嬉しいです。
また家族や友人に食べさせたら驚かれるでしょう。

 

完成したキーマカレーはご飯と別盛りでもいいし、ご飯を円筒形に盛った上に乗せてもよし。
お店ではよく丸い型を使ってますね、こうするとプロっぽくて映えます。
その上に温玉を乗せてもいいでしょう。
また使う野菜は種類を変えたり増やしてもいいです。
(野菜全体の量が多すぎないようにご注意を)
(硬い野菜なら切ってから軽くレンチンしとくといいです)

お店のキーマカレーの一例

あははは、プロの画像を載せてしまうと負けるなぁ!
やはり玉ねぎをしっかり炒めている色ですね。

 

この画像は「クラフトカレーブラザーズベース 代々木店」のもので、超美味しかったです。

私は以前はキーマカレーを作る気がなかったのです。
ここのキーマカレーを食べてから「あんな美味しいカレーを作ってみたい!」と思うようになりました。
それくらい美味しかったのです。
今回はスパイスは種類少なめにしましたけど、これも慣れたらホールスパイスなんかを使って更にプロの味に近づけましょう。

 

 

 

さて、いかがでしたか?
これくらいの手間ならそんなにハードル高くないでしょ?
火加減を調節しながら、食材をフライパンに入れて炒めていくだけですから。
終盤、カレーの水気がなくなってくると、

「お、キーマカレーっぽくなってきだぞ!」

って盛り上がります。
是非お試しあれ。

 

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。