このシリーズは本当に久しぶりで、無計画にシリーズを始めるものじゃないなと反省しきりです。
久しぶりにカレーでちょっとしたニュースがありましたので書きますね。
私史上最高のレトルトカレーは、
です。
エチオピアというのは、東京に数店舗あるカレー屋さんのこと。
明治大学のそば、駿河台下の交差点の近くにあるお店が本店です。
ここはよくテレビに出ます。
こないだもBS朝日の『ウォーキングのひむ太郎』に出てました。
遠藤さくら（乃木坂46）と日村勇紀（バナナマン）
（遠藤が座った席は今頃ファンの奪い合いでは？（笑））
あと高田馬場駅と早稲田大学の間にもお店があって、ここは通いました。
それから秋葉原駅の駅ビルと、新御茶ノ水駅の近くにもありますが、この二店舗はちょっと味が違うようです。
（出店料による違いか？）
日本のカレーライスとインド料理の中間的なカレーで、カレーソースの中に色々入っていて溶けきれていない粒子感があり、サラサラ寄りで具沢山。
ご飯も多めでお腹一杯になります。
それから辛さが０～70倍まで無料で指定できて、私は20倍をオーダーすることが多いです。
そこから想像すると、70倍は人間の食べ物じゃないような気がします（笑）。
ちなみに「エチオピア」という店名、カレー店なのにアフリカの国の名前なのは不思議ですよね。
実はこのお店、最初は喫茶店だったのです。
看板メニューが「エチオピアコーヒー」だったので店名をエチオピアにしたそうです。
ところが出していたカレーが評判になり、カレーをメインにしたのですが、店名は変えなかったということなのです。
納得。
エチオピアは冷凍のカレーを通販していて、売り切れになっていることが多いようです（ちょっといいお値段）。
それがある日、スーパーに上述の「赤箱」があってビックリ！
それも￥400弱、すぐに買いましたとも！
最高に美味しかったです！
もしかしてお店のより美味しいかも？
（当然具は少ない）
カレーソースはサラサラ寄りですが、透明に近い油のような汁もあって、ご飯にかけると粘度のある部分はご飯に乗りますが、汁はご飯に染みていきます。
するとご飯はお茶漬けのようにサラサラになって味が付き、全体がまとまって美味しくなるのです。
サラサラになったご飯は口の中で踊ります、これは是非硬めに炊いたご飯で食べてほしいです。
香りも良くて、色々なスパイスが入っていることを感じさせます。
辛さは強く、レトルトカレーの中では最強クラスでしょう。
一食分食べた直後にもう一食食べたくなるような、最高のレトルトカレーだったのですが……
残念ながら、この商品は終売になってしまったようです。
スーパーなどを巡りましたけど、どこにもなし。
メーカーのMCC食品のHPには、もうこの商品は掲載されていません。
ネットでも探してみましたけど、どこも「在庫切れ」なのです。
残念です……
最近になって、スーパーでエチオピアの文字を見つけた私。
おおっ、復活したか！？
そう思って買ってみたのですが。
確かに美味しいし、香りもいいし、しっかり辛いし。
￥400超えでも納得の味でした。
でも、赤箱とは違うのです。
メーカーが違いますからね、同じ味にはならないでしょう。
ただ、もう少し赤箱に近い味ならいいのになー。
リピは微妙。
お店や食品メーカーの出している料理って、永遠に変わらないなんてことはないですよね。
味が変わることはよくあるし、終売になったりお店が無くなることもよくあります。
私がこれまでにお店で食べた中で最高だったあのカレーも、もう二度と食べられません。
自分で簡単に再現できるわけでもないし、一度失った料理は二度と食べられません。
気に入って買い占めても、「永遠に保存が効く」なんて有り得ない。
これまでの人生で、そういう悲しい別れを何度も経験しているので、私は今食べられるものをきちんと味わって食べておきたいのです。
それと、お店の味を自分で再現が可能ならしてみたいです。
カレーの自作を始めた理由もその辺にあります。
まだまだですけどね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
