私は歩くのが好きです。
ロードバイクは故障したままで、当分乗れそうもありませんが。
ウォーキングはロードバイクを買う前から今まで、ずーっとやってます。
(ロードバイクに乗っていた頃も、雨の日はウォーキングでした)
歩くのって自転車と同じで、歩いている間は考え事がよく進むのです。
自転車で考え事は危険なので、開けた交通量の少ない場所でないと無理ですけど。
ウォーキングなら大丈夫。
これは医学的に証明されているそうで、昔のマンガでよく博士や署長がグルグル歩き回りながら考えるシーンがあったけど、あれも理にかなっているのです。
それから、街や風景を見られる喜びね。
建物のデザイン、色々なお店、開けた場所の風景など、楽しみは沢山あります。
競技じゃないから休み休みでいいし、途中でバスや地下鉄に乗ってもいい。
高層ビルなら展望室があるところが多いし、初めてのお店で食事してもいい。
通勤で一駅減らせば節約にもなります。
靴の減りが早いのが悩みのタネですけど、私は一日に二万歩までならいけます。
淡々と歩いていると、何だか楽しいです。
気分もそうだし体が喜ぶ感じがあって、たぶんダンスしている人とかも似てるんじゃないかな(運動強度は全然違うけどね)。
ちょっとだけ息があがって、ちょっとだけ筋肉疲労を感じながら、リズムを刻んでいくあの感じ。
あ、自転車も同じか。
(自転車はインパクトがないから足が楽、靴も減らないし)
お陰様で運動不足にならずに済んでいるスプーキーじいさんです。
(水分補給はお忘れなく!)
以前の私はウォーキングも何も、体を動かすことをしていませんでした。
ずーっとデスクワークだったから、当然ながら体はユルユルのボテボテ。
あのままで行ったら、今頃は病院通いだったでしょうね。
キッカケは昔のテレビで、今の街歩き番組の元祖的なのがありまして、それを見てから変わったのです。
自分自身が歩いたり自転車に乗ったりするのが好きだって、潜在的な性質に気付きましてね。
サラリーマンの生活パターンって、健康のことなんて考慮されていません。
ただ企業とか組織の効率化だけを狙って作られたパターンです。
都市部に職場を作り、郊外に住まわせて、電車やバスで通わせる。
仕事中はほとんど座ったっきり。
お昼は職場の近所で定食やラーメン。
お店は集客のために、脂質・糖質・塩分を過多にしたメニューを出してきます。
(そういうのを「バリウマッ!」って言って喜んで)
そして帰りに居酒屋で、お酒と脂質・糖質・塩分が過多なメニューをガッツリ。
ほとんど歩きも走りもせず、帰って風呂入って寝るだけ。
休日はテレビを見ながらゴロゴロ。
これで企業は儲かっても、サラリーマンは体を壊してしまいます。
中年になれば高血圧、糖尿病、肥満、心肺機能の低下、通風、などなど。
昔はタバコも当たり前。
これが昭和のパターンでした。
このパターンに抵抗して、自主的に体を動かす人が増えたのって、平成からじゃないかな。
趣味でスポーツを楽しむ人の話をよく聞くようになりました。
そしてサラリーマンの中に意識を変える人も増えていったのです。
通勤ルートを考えるときに、無意識に「一番歩かなくて済むルート」を選択していたのをやめてみたり。
(これをやっとくと大雪とか台風のときの時間の調節が楽ってメリットもあります)
(普段歩くところを電車に乗れば早く着けますから)
移動するときも、2kmくらいなら歩こうよってなって。
ジム通いもいいけれど、駅でエスカレーターを使わず階段を登ればいい運動になります。
電車でつり革につかまって立っていれば、インナーマッスルを鍛えられます。
スーパーでカートを使わなければ、ちょっとした筋トレになるし。
風呂掃除で汗だくになれば、結構なカロリーを消費します。
私ももう60代で、こういうことを意識して生活しているので、職場や街で人を見ると「どちら側の人」なのかは大体分かります。
今でも昭和な人もいるし、シュッとしてる人もいます。
もちろんQOLを重視して楽する道を選ぶことは決して悪いことではありません。
ただ、家族や仕事に対する責任っていうのはありますよね。
あとは見た目の問題。
異性に選ばれる人と選ばれない人の違いは明白ですから。
……などと偉そうに書きながら。
こういうメニューが大好きでやめられないワタクシ。



どうもスミマセン(笑)。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。