私はアイドルが好きです。
別にCDを買ったりコンサートに行ったりするわけではなく、テレビで見るだけですが。
昔からなのですけど、アイドルがトーク番組やバラエティ番組に出てるのが好きなのです。
アイドルの歌やダンスにはあまり興味がありません。
昔だとドリフの番組とかに、当時のアイドルが出てました。
ただ当時だと、お行儀がいいんですよね。
コントとかでワーって騒いだりするのが抑えめで、無茶したりはしてませんでした。
アイドルってそういうものでしたから。
「女の子はおしとやかが一番」という価値観の時代に、今みたいに弾ける女の子じゃ人気がなくなってしまいます。
彼女らの発言内容も厳しく制限されていたのではないですか。
その辺の変化を感じたのは、『うたばん』です。
タカさんと中居くんがMCで、そこへモーニング娘。がゲスト出演して。
二人がメンバーをいじり、いじられたメンバーが騒いだりして、盛り上がって。
アイドルに行儀の良さを求めない時代になっていたのです。
（モー娘。の前にアイドル氷河期があって、アイドルをあまり見なくなってました）
ろくに知識も経験もないのに、なぜか自由に語りたがる彼女たち。
言ったことに対して突っ込まれて、どうしようもなくなったり。
そういう場面で見せる本性みたいなもの、それを見るのが私は大好きでね。
照れたり、恥ずかしがったり、怒ったり、泣いたり、焦ったり。
そしてモー娘。のメンバーって、追い込まれるようなことを自分から話したりしがちなのです。
その後AKB48が登場して、庶民派アイドルが当たり前になりました。
本当にその辺にいそうな女の子が、変なことを話してお笑い芸人に突っ込まれて。
お笑い芸人とアイドルをセットにしたバラエティ番組は、この頃にすっかり定着しましたね。
『AKBINGO!』、『週刊AKB』、毎週楽しみでした。
メンバーが何を言ってもやっても芸人が面白くしてくれます。
バッドボーイズとか我が家とか、好きだったなぁ。
永遠に続くかと思われたAKBの人気が急速に落ちていって、それまでパッとしなかった乃木坂46が急に来たとき、時代が変わったと思いました。
それまで存在は知っていたけどよく知らなかった乃木坂が人気になってきて、私も話題になっているなら見てやるかと『乃木坂工事中』を見てみました。
面白かったです！
メンバーのことなんてよく知らなかったのに、バナナマンのMCが抜群に良くて。
相変わらず色々やらされて、語らされて、突っ込まれるアイドルがそこにいました。
（『乃木中』の画面のデザインとかテロップとかも最高ですよね）
私は『乃木坂って、どこ？』は後になって動画で見た口で、初期の乃木坂は知りません。
見始めたのは深川麻衣が辞めるちょっと前で、橋本奈々未もあまり記憶にないです。
当時は生駒里奈が良くて、メンバーの先頭に立ってわいわいやってたのが面白かったです。
生田絵梨花も天然で面白かったし、中田花奈は独特のキャラで良かったし。
白石麻衣は綺麗だし、西野七瀬は可愛いし。
ルックスいいのにおバカで笑いが起きてしまう新内眞衣も最高だし。
我が道を行く齋藤飛鳥も面白い！
メンバーのことが段々と分かってきて、『乃木中』もどんどん面白くなっていきました。
乃木坂に三期生が入ってきたとき、一番目立っていたのは大園桃子です。
ただ、引っ込み思案で泣き虫というキャラは、私には引っかからなかったです。
（ああいう女性が近くにいたらウザいです（笑））
与田祐希も久保史緒里も、まだ目立ってなかったし。
どうも私の中では三期生って影が薄いのです、不思議。
私が乃木坂がより面白くなったと思うのは、四期生が入ってからです。
四期生は四期生だけで番組を持たせてもらいました、MCはさらば青春の光です。
その『乃木坂どこへ？』は街ブラ番組でしたが、とても面白かったです。
素人みたいな四期生をさらばの森田哲矢が上手にいじってね。
次の『ノギザカスキッツ』も最初は四期生とさらばでやっていて、コント番組でしたが最高でした。
ああやって自分たちだけで番組を持たせてもらった四期生は、本当に恵まれていると思います。
（確か五期生はそういうのないですよね？）
お陰で私は四期生全員の顔と名前が分かります。
（本来顔と名前を覚えるのが超苦手な私が、ですよ？）
乃木坂も五期生が入ってきて、今度六期生も入ってきます。
一期生と二期生は全員が卒業、三期生も次々に卒業を発表しています。
四期生の中にも卒業したメンバーがいますし。
新陳代謝ですよね、アイドルだから年齢のこともあるし、グループとして動脈硬化を防がないといけませんから。
そうやって変化していく乃木坂がいて、他にも色々いますし、新しいグループが出てくるかもしれません。
だから私は全然心配してなくて、馴染のメンバーがいなくなるのは寂しいけれど、アイドルは今後も私を楽しませてくれると期待しています。
やめられない止まらないとはこのことで、いつ終売になるかと心配で仕方ありません（笑）。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
