さて、久しぶりの料理の記事です。
お米が買えない中で、なぜか餃子を作ることにしました。
前から自分で包んで焼いてみたいと思っていて、たまたま今日はそういう気分だってだけのことです。
餃子を自分で包んで焼ける男になりたい! アハハハ
ご飯抜きの餃子はキビシイけど、冷凍しとけば後でも食べられるしね。
ご飯がなくてもビールがあればいいんじゃない?
(オーブンはどこに行った?(笑))
ネットで多数の餃子のレシピを調べてみたら、まぁ作り方は大体同じでしたが、調味料の組み合わせは様々でした。
ニンニクと生姜はほとんどのレシピに登場していて、あと醤油・酒・ごま油・塩が多かったかな。
一番多いレシピだと8種類でした(味噌なんて入れてたりして)。
簡単なのだと「手作り餃子の素」なんて商品があったりもしますし。
料理の師匠のYさんに連絡してみると、「確かに各家庭で餃子に使っている調味料って色々だよね」とのこと。
Yさんの場合、面倒なことは避けて鶏ガラスープ+オイスターソース+ニンニク+生姜を使っているそうです。
確かに簡単だし、味も良さそう。
Y「そっかー、スプーキーちゃんも餃子を作るようになったかー」
ス「イケてるでしょ?」
Y「餃子の皮まで手作りするようになったらね」
ス「どひゃー!」
あと、キャベツか白菜かって選択もあります。
Yさんによると、「キャベツにしときゃあ無難、白菜もいつか試してみるといい」とのこと。
お店でも家庭でもキャベツが主流らしいです。
私が読んだレシピの一部から、食材や調味料の使い方をExcelでまとめてみました。

読みづらいかな?
「Y」はYさんから聞き取ったレシピです(どうやらこういう数字をノートにまとめているようです)、さすが。
これらから平均的な値と、私の好みを加味してレシピにしました。
餃子
皮が25枚入りなので、25個分のレシピです。
一人で25個食べる人なら、一人前ってことね。
・豚ひき肉 150g
・キャベツ 1/8個
・塩 二つまみ
・ニラ 5本
・長ネギ 10cm
※これらの分量については後述しますが、ここに書いた量は多すぎです!
・餃子の皮 25枚
餃子の皮は一袋に入っている枚数がマチマチなので調節してください。
※以下の四つをAとします。
・ニンニク(おろし) 小さじ1
・生姜(おろし) 小さじ1
・オイスターソース 大さじ1
・鶏ガラスープの素 小さじ2
・ごま油 大さじ1(焼く用) + 少々(最後にかける用)
・熱湯 100cc
では作りましょう。
1.キャベツをみじん切りにして、塩もみしてラップして10分間ほど冷蔵庫に入れておく
今回のキャベツはちょっと大きすぎました、1/8個で200gもありましたよ。
塩を二つまみほどかけて、よく混ぜておきます。
ラップをして冷蔵庫に入れます。

2.ニラと長ネギは荒いみじん切りにしておく
あまり細かくする必要はないそうです。
この後の混ぜの作業でも、全体が混ざればOK。
そうすることで具がノッペリ平坦な感じにならないとか。

3.キャベツを冷蔵庫から出して、ギューギュー押して水分を出してしまう
水分を絞り出すと、このようになります。
これにより具が薄まったりするのを防ぎます。

4.豚ひき肉にAとキャベツ・長ネギ・ニラを入れて混ぜる
上に書いたとおり、全体が均一になればOKです。

これでタネは完成です。
ラップをして冷蔵庫で一時間くらい寝かすと、調味料が馴染んでいいそうですよ。
今回はタネが多すぎました、ですから上記の分量は減らしてしまったほうがいいです。
タネだけ3/5くらいの量にしましょう、あと大きい皮を使うか、枚数を増やすかです。
(どこで計算を間違えたのかなぁ……?)
※ここで洗い物や片付けをしてしまいましょう。
5.タネを冷蔵庫から出し、バットに広げて皮の枚数分に目印をつける
結果的にタネが余ってしまったので、あまり意味なかったです、すみません。

実際に包んでみると分かりますが、一個分のタネの量って思ったより少ないのです。
6.タネを餃子の皮で包む
ここが今回のキモですね。
残念ながらてんてこ舞いだったので写真はありません。
皮の真ん中にスプーンかバターナイフでタネを乗せて、皮の向こう側180度(半円)の縁に水をつけます。
(ノリの代わりになる)
皮を折り、手前側を四回折ってヒダをつけながら皮を閉じます。
クロワッサンみたいな半円形を目指しましょう。
皮を一回閉じたらお皿に乗せて、焦げ目をつける部分をお皿に押し付けて平面を作ります(自立するように)。
皮の合わせ目と全体の形もここで調節して出来上がりです。
包む作業で完了ではないので、落ち着いてやりましょう。
また、皮もタネも乾いてしまってはいけないので、できる限り空気に触れないよう、ラップなどを使いましょう。

※この写真にはある失敗が隠されてます(後述)
7.保存する分はラップして冷凍する
8.フライパンにごま油を入れて、弱火で温めなじませる
まだ本格的に熱しなくてもいいです。
ごま油がほぼ均一に広がるようにします。
9.一旦火を止めて、餃子を並べる
餃子同士がくっつかないように、きちんと並べましょう。
皮を包んだときに、お皿に押し付けて作った平面をフライパンに当てます。

お腹が空いていたので、半分より多く焼きました。
10.強めの中火にして焼く
しばらくするとジリジリ言い始めますが、一分間はこのまま待ちます。
11.熱湯を入れてフタをして、五分間蒸し焼きにする
ここまでくれば気楽なものです。
餃子の皮は簡単には焦げませんから、ご心配なく。

12.フタを取り、強火にして水を飛ばす
餃子がフライパンに焦げ付いたりするので、一個一個持ち上げて様子を見ます。
13.ごま油を少量かけて、餃子の下の面に焦げ目がつくまで焼く
お好みの色の焦げ目がついたら火を止めます。
フライパンの中の位置によって焼き加減にムラがあるからご注意を。
14.火を消して、餃子をお皿に盛って完成
お疲れ様でした!


初めてにしてはよくできたと思います。
焦げ目の部分の皮はパリパリ、それ以外はモチモチ。
タネでパンパンにはなっていないけど、別に少なくは感じません。
酢 + ラー油で食べて、お供はもちろんビール!
お腹一杯になりましたよ。
自家製餃子を食べながら、ふと思ったのですけど。
これは ↓ 一般的なお店の餃子です。

そしてこれは ↓ 上に載せた私の餃子を包んだところのアップです。

形のムラは置いといて、変じゃね?
そうです、私のはヒダがカーブの内側で、お店のはヒダがカーブの外側なのです。
え、なんで!?
皮を半分に折って、ヒダで短くなったほうがカーブの内側になるんじゃないの??
改めてYoutubeで確認してみたら、私のが逆でした。
左端からヒダを作りながら、中央部が手前に突き出たカーブを描き、奥側の皮を右端から手前に送って作るのが正解なのです。
(餃子を後ろ側で支える指は二本にして、中央部分のみ支えてカーブの邪魔をしない)
(私のは後ろ側を支える指が四本で、両端が手前に来るようにしていた)
手前側はヒダの分を含めて、かなり長く使うのですね。
味は変わらないにしても、一つ課題を残してしまいました。
難しいものです。
てな失敗もありながら、全体的には納得できる餃子が作れました。
こういうちょっと手の込んだ料理も、実際にやってみると楽しいですね。
買ってきたほうが楽なのは間違いないですけど、自作もいいものです。
それではまた、次回をお楽しみに。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。