さて今回は、前回視聴すると予告した作品の感想を書きます。
1.オーイ!とんぼ
相変わらずの安定した面白さです。
新しい環境、大勢の新キャラたち、そこに入ったとんぼは相変わらずです。
まだみんな、とんぼの凄さを知らないのです。
これからしばらくは、みんなが驚く場面の連続でしょうね。
楽しみです。
この作品の良さの一つは、悪人が一人も出てこないこと。
まるでちばてつやのマンガみたいで、安心して見ていられます。
もちろん嫌なヤツが一人もいないなんて、リアリティ0なんですがね。
ただ、嫌なヤツとの対立構造でドラマを展開していくような作品でなくても、面白くはできるってことです。
原作マンガがゴルフ誌連載ということで、対立構造を作ったほうが物語は作りやすいところを、ゴルフの技術的な話を中心にドンッと据えたかったのかもしれません。
2.アオのハコ
体育会系の学生のラブコメであり、スポーツに関してもかなり本気な作品と見ました。
私が「予算多い系アニメ」と勝手に呼んでいる、手間のかかった画作りをする作品です。
おそらく実在の高校を取材しているであろう細部の描写はお見事だし、深夜の「予算少ない系アニメ」なら絶対に動かさないところまで動かしていて、見応えがあります。
ただし。
私は第一話で離脱しました。
こういう「熱血バカ」な主人公が、私は生理的にダメなんですよ。
すぐ心の中で「うわーっ!!」ってなって、冷静な判断ができずに突っ走る男子がね。
もちろん、世の中にはそういう主人公が大好きな人も大勢いるでしょう。
ただ私には合わなかった、それだけのことです。
あともう一つ書くと、私は体育系のノリが苦手なのです。
みんなで勝利だ優勝だって頑張って、声出していこう! っていう空気が全然合わなくて、当然体育会系に入ったことは一度もありません。
第一話で試合に負けた先輩が泣いているシーンがありますが、どーしてもああいうのが好きになれないのです。
3.結婚するって、本当ですか
シチュエーションから入るラブコメです。
前回書いたとおりの内容でしたが、この女性(本城寺莉香(ほんじょうじ りか))はもっと大人しい系の女性だと予想していたら違ってました。
この作品でキモとなる偽装結婚(?)ですけど、主導しているのは大原拓也(おおはら たくや)ではなくて本城寺です。
そしておかしな暴走の末に失敗しかける辺りが天然でいいのです。
二人の結婚に説得力を持たせるために、なれそめを偽造しようとする二人。
プロポーズの状況を再現するために二人で乗った観覧車のゴンドラの中で、お芝居で言おうとしたセリフが言えない大原。
二人が真面目だからこそ成り立つ物語なんだなーって思いました。
期待してます。
4.MFゴースト
なんだか第一期と第二期の間が開いただけで、そのまんま続いているような作品ですね。
ま、それでいいのですけど。
この作品の場合はリアリティを重視しています。
原作も同じで、そこは前作にあたる『頭文字D』より精密に作られているように感じます。
見ている車好きが納得できて、その上でこの作品内のバトルについて語り合えるような、それくらいの濃さを感じます。
そして車はCGで見事にリアルに描かれ、そこに間違いはないのでしょう。
ただ。
私は『頭文字D』の一番最初の、深夜の地上波バージョンが一番好きなんですよ。
車のCGがまだ稚拙で、手書きの絵にもバラツキがありますが、バトルのシーンにはマンガらしいハッタリもあり、そして物語が濃い。
主人公の藤原拓海以外は強気の走り屋であって、強気の煽るようなセリフもバンバン出てきます。
それを無表情な拓海がズバッと勝ってしまうという爽快感、そして盛り上がりを維持するためのテンポの良さもあります。
マンガちっくなギャグの入れ方も親しみが持てます。
MFゴーストの場合はリアリティ重視な分、物語としての盛り上がりにはちょっと欠けますね。
アニメってきちんと計算すればいいというものでもなくて、例えばテレビアニメの『スラムダンク』ってありましたよね。
あれ見てて「バスケのコートって何百メートルあるんだよ!?」 って思った人、いませんか。
それぞれのキャラがセリフだったりモノローグだったりで長々と話している間、選手がみんな走り続けてるわけです。
本当のバスケのコートなんて、端から端まで走ったら数秒で終わりでしょ?
でも面白いから許されるっていう。
このアニメの第二期は始まったばかりで、バトルもまだです。
今後の展開に期待しています。
趣味でずっと人物だけ描いてきた私ですけど。
母親が残してくれた大量の色鉛筆を活用しようと思いまして。
どうせ描くなら好きなものということで。

こういう料理の絵を描こうと練習しています。
ただいきなり色鉛筆で描いてもダメで、ネットでみなさんがどうやって描いているのか研究しています。
主線を黒で描いている人もいるし、そういう輪郭線なしの人も多いし。
あまり寄らないで省略した描き方もあれば、寄ってシズル感まで表現してる人もいます。
でも写真を加工するだけというのは面白くないです。
そんなこんなで、今はまだこのレベルです。

あはははは!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。