※ここ最近料理の記事を書いていません。
それはお米が高くて買えないからです。
頑張って料理を作っても、ご飯がパックのじゃ味気ないですよね。
近所のスーパーではお米5kgで三千円ですよ、一体いつまで続くのやら……
ここ一年くらいのことでしょうか。
テレビで冷凍食品のワンプレートをよく見るようになりました。
樹脂のプレートに複数の料理が載っていて、電子レンジで加熱すればすぐ食べられるというものです。
うちの近所のスーパーではあまり種類がなくて、イオンなんかだと色々あるようですが。
これってアメリカの「TVディナー」と同じですよね。
昔から映画やドラマで見てました。

有名なところだと、映画『ストレンジャー・ザン・パラダイス』の中で出てきます。
(Stranger Than Paradise、1984年、監督:ジム・ジャームッシュ)

あ、話が映画のほうに引っ張られそうだ(笑)。
電子レンジでチンして、それを食べながらテレビを見るっていう。
日本だと1990年代だったかに、カレーライスのはありました。
やはり樹脂のプレートにご飯とカレーが別に入っていて、チンするとそのまま食べられるという。
(これは冷凍じゃなかったかもしれません)
ただそれ以上の広まりはなかったですねー、残念。
それが近年になって色々な商品が出るようになって、楽しみでしょうがないです。
一人暮らしだとやはり、簡単手間いらずで複数の料理が食べられて容器を捨てて終わりというのは本当に有り難いです。
それに加えて、電子レンジで加熱するだけで複数の料理が出来上がってしまうという創意工夫が面白いのです。
こないだスーパーに行ったら冷凍ワンプレートは二種類しかなくて、あまり購買欲をそそられませんでした。
そしてちょっと下を見たら、こんな商品があってビックリ。

冷凍のカツカレーですよ、しかも大盛りで約¥300!
え、これなら松屋で牛めしを食べるより安いじゃん。
しかもただのカレーじゃなくてカツカレー?
そんなにガッツリ食べるわけじゃない私ですが、これはそそられました。
パッケージデザインの素人臭さにも惹かれました。
どんなものだか試してみようと、買って帰りましたよ。
(それにしても表面にメーカー名がない怪しさよ……、四国の株式会社ヨシダだそうです)

電子レンジでの温めは600wで6分40秒、ただし条件によって変わってくるそうです。
本当に手間いらずなのですね、変なカラクリなしで。

カツカレーだけにカロリー量は多いですけど、食塩相当量は常識的な値です。
では実食。
温め終わってパッケージから出してみると。

う、美味そうじゃん!
ライスにパセリなんて散らしてあって、手抜き感なしです。
容器は浅く作られていますが、量的に十分です。

いやもう、これで約¥300って有り得ないでしょ!?
ルックス的には満点です。

カツは衣のザクザク感が残っていて、歯ごたえもあって合格です。
まぁカツ自体は昔から冷食でありますよね。

ご飯とカレーも美味しいです、ちょっと薄味ですけど。
え、この商品メチャクチャ優秀なんですけどー!?
もうお腹パンパンになりました、若い男性でも足りないとは思わないかも。
これ、我が家でのヘビロテ決定ですね。
ただし、加熱時間と加熱ムラに問題ありだと思います。
パッケージに書いてある加熱時間にプラス二分間くらいじゃないと、冷たい部分が残ってしまいます。
またそうすると熱すぎる部分も出てきてしまうので、十分に加熱した後少し待ってから食べるのがベストかもしれません。
マルハニチロのワイルディッシュ・シリーズという冷食があって、チンしたら容器のまま食べられる米飯料理で数種類あります。
これも非常に便利で、価格は二百円台前半です。
それよりも今回のカツカレーのほうが高いですが、袋から食べるチャーハン的な料理よりこのカツカレーのほうがまともな食事という感じがします。
(「まとも」の基準が変なのは置いといて(笑))
だって袋入りの冷凍チャーハンなら昔からあったわけだし。
いや本当は、この冷凍カツカレーだってそんなに驚くほどのハイテクではないのですがね。
「チンするだけでそのまま食卓に出せる料理」っていうのはやはり面白いですよ。
今後どんどん種類が増えていってほしいと思います。
こないだは松屋で期間限定メニューを食べてきました。

リトアニア風ホワイトソースハンバーグ定食(¥880)です。
松屋はこういう面白い料理を次々と出してくれるのが魅力ですよねー。

まずニンニクの香りが来ます。
食べてみると、クリームシチュー的ではなくてクラムチャウダーに近いです。
酸味とわずかな苦みがあって、ご飯が進みます。
ただし子供には無理じゃないかなー、こういう渋い味付けは。
ドロドロのソースがたっぷりなので、大食いの人はライスを大にして終盤はソースだけでもいけそうです。
(食い物の話ばっか(笑))
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。