年賀状の季節です。
でももう年賀状も消えゆく存在なのでしょう。
何しろ今は、スマホを指でチョチョッとなぞればメッセージが送れる時代ですもんね。
私も時々、手書きしないといけない書類なんか書いてると「面倒くさいなぁ」なんて思いますもん。
もうペンで文字を書くことって、毛筆並に縁遠いことになっているのかもしれません。
私は多いときで、50枚の年賀状を出してました。
今は0枚です、出す相手がいませんからね。
年賀状を出していた頃は「他人と一緒は嫌!」って思って、オリジナルのものを描いてました。
一個だけ干支にちなんだイラストを描いて、その周りに文章を書いてって感じで。
ただ干支をそのまま描くのも嫌で、工夫してました。
昔はプリンターなんてなかったから、プリントゴッコで一枚一枚刷ってね。
例えば辰年(たつどし、龍の年)の場合(今年がそうですね)。
私は『ウルトラセブン』に登場するナースの絵を描きました。

あと亥年(いどし、イノシシの年)に、わざわざウサギの絵を描いてみたり。
鴨沢祐仁(かもさわ ゆうじ)の絵を模写して、ちょっとオシャレっぽくしたりして。
今思うと恥ずかしいったらありゃしない(笑)。
一番の傑作だったのは、午年(うまどし、馬の年)に書いた年賀状です。
馬をそのまま描くんじゃ芸が無い、じゃあどうしようか……
考えた末にたどり着いたのが、未確認動物です!
これを思いついたときには、本当に嬉しかったですよ。
真ん中に雪男の有名な写真を加工して載せて、その上には「謹賀新年」。
一番下に「未確認動物(UMA)年」って書いて、送りました。
つまり「ウーマ年」ってわけ。
そしたら元旦の昼頃、職場の先輩から電話がかかってきて、
「スプーキーくん、何この年賀状……(爆笑止まらず)」
洒落が分かる人がいて良かったです。
あと申年(さるどし、猿の年)なんですけど。
年賀状の表の一番下って当選番号とかが印刷されてますけど、真ん中に空白のスペースがありますよね。
あそこって何か書いてもいい場所なんですよ。
(ハガキの表面の下半分は絵葉書なんかでも自由に書けるようになっている)
あの狭いスペースにトヨタ・クラウンの画像を小さく印刷して、その上に小さい文字で、
「トヨタ クラウン ロイヤル猿~ん」
って書いたこともありました。
見つかりにくい場所に小ネタを仕込む周到さね。
来年は巳年(みどし、ヘビの年)です。
みなさんは年賀状を書くとして、どんなデザインにしますか?
ヘビは簡単に描けるけど、面白味には欠けるかな。
ひねってツチノコなんて、実は結構有りそうだし。
アナコンダみたいな大蛇なら、勢いがあっていいかもしれません。
私ならどうするかなぁ。
例えばね。
うなぎの絵を描いて、その下にうな重の絵を描くでしょ。

で、下には、
「うなぎはヘビの仲間」
ってウソ情報を書いたりして!
美味しそうな絵に免じて許してくだされ。
あるいは、ジェット戦闘機からミサイルが発射された瞬間の絵を描いて。
そのミサイルに向けた矢印を描いて、
「サイドワインダー(ガラガラヘビ)」
と書くとかね。
そういう名前のミサイルが実際にあるのです。
もう一つ。
真ん中にハブの絵を描きます。
その絵の左側に英語で、
「I」
「I」
右側にも英語で、
「a pen.」
「an apple.」
と書きます。
それらの下には、
「apple pen!」
と書いて、ピコ太郎の似顔絵で締める!
バカバカしくていいなー。
元旦に初笑いしてもらいたいものです。
昔は11月にもなると、私はどんな年賀状にしようかと頭をフル回転させていたものです。
それで仕事が疎かになって上司に叱られたりしてね。
呑気なものです。
紙のハガキの年賀状でなくても、こういうアイディアを考えて画像を作って、ブログに貼ったりしても楽しいかもしれませんよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。