最近の記事で、私が黒い焼きそばを作ろうと目論んでることは書きました。
そしてそのためには老抽(ラオチョウ)という中国のたまり醤油と黒酢が必要と判明したことも書きました。
うちの近所のスーパーにこれらがなかったこと、調味料の卸しと小売りをやっているお店でポリタンク入りの大きすぎる商品だけ見つかったことも書きました。
ネットで色々としつこく調べていたら、うちから歩いていけるギリギリの距離のところに中国の食材を扱うお店があることが分かりました。
このお店ならある、きっとある~、きっとある~♪
と、懐メロのノリで今日行ってみました(笑)。
数キロ歩いて行ってみたら、思ったよりも地味なお店でした。
(直接行ける公共交通機関がないのです)
入ってみたらガラガラで、中年女性店員が一人、座ってスマホをいじってました。
店内はコンビニくらいの広さで、色々な商品が並んでいます。
しばらく見ていたけどさすがに中国語は分からず。
店員さんに聞きました。
店員さんは日本語ペラペラだけど発音が中国っぽくて、おそらく中国人でしょう。
とても親切に教えてくれましたよ。
(「ラオチョウ」って言ったらすぐ分かってくれた、「クロズ」も)
老抽と黒酢はすぐに見つかりました。
それぞれ二種類ありましたが、オススメされた高いほうを選びました。
価格差は大したことなかったので。
せっかく見つけたのだから、ちょっとでもいい物を買いたいじゃないですか。
それがこちら。

黒酢が¥250、老抽が¥450でした、安いです。
量も丁度いいと思います。




探せばあるものですねぇ。
価格も大したことないし、通販で買って送料を取られなくてよかったです。
これで黒い焼きそばが作れます。
帰りにスーパーに寄って食材を買って、重い荷物を両手に下げてヒーヒー言いながら帰宅しました。
今日だけで7kmくらい歩きましたよ、休憩は途中でそばを食べたときだけで。
そしてうちで食材をしまっていたとき。
あっ、中華麺忘れたっ!!
焼きそばを作ろうって言ってんのに、中華麺を買うのを忘れるなんて。
歳ぁ取りたくないねぇ。
もう疲れてしまい、もう一度スーパーに行く気力は残っていませんでした。
でも。
ここまで来て味わえないのも辛いです。
せっかく買ってきたのに!
「十五億キロもやってきたんだ。最後の九十五キロで止められてたまるか」
とはデビット・ボーマン船長の言葉です(笑)。
だから(?)豆腐にかけて食べてみました。

色はかなり濃いです。
見た目からしたら濃口醤油よりも強い味みたいですね。
でも食べてみたら、かなりの薄味でした。
しょう油らしい酸味がちょっと、甘みもちょっとありますが、豆腐にかけて食べるにはまったく向いていません。
たまり醤油というと中京エリアのもので、濃厚なコクと味わいがあると聞きます。
でも老抽はそれとはまったく違うのです。
これなら料理に多めに入れても塩辛くて食べられないということはないでしょう。
(塩分量に注意は必要ですけど)
しょう油という名前からはかなり離れた調味料だということが分かりました。
てなわけで、焼きそばを作る話は先送りにします。
まぁ麺がなくても「黒い炒飯」は作れますがね。
とりいそぎ、ご報告だけ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。