第三回です。
前回までは画像の加工の準備って感じでしたが、ここからはいよいよ画像をどう加工していくかっていう工程に入ります。
前回までで、撮影してきた画像ファイルから必要な範囲を抜き出し新規の画像ファイルを作り、そのサイズを変更して見やすく配置するところまでをやりました。
画像の加工の第一弾は、シャープから。
シャープペンシルじゃないですよ?
「目の付け所がシャープでしょ」じゃないですよ?

画面上部のメニューの、
「エフェクト」→「写真」→「シャープ」
をクリックします。
そうすると小窓が出ますから、

「量」のスライダーか、赤丸の数値のアップダウンでシャープの強さを調節します。
数値をクリックして手入力することも可能です。
右側の曲がった矢印のボタンはデフォルト値へ戻すためのボタンです、初期値へ戻したいときにクリックします。
他でもよく登場するボタンで、値をいじっていてワケワカメになったときには便利です。
まぁそういうときには一回「キャンセル」すればいいのですがね。
「OK」をクリックするまでは確定していませんから、ご安心を。
画像のシャープというのは、エッジを立てるというかクッキリさせる加工です。
ちょっとピンボケしている画像でも、ピントが合っているように見せることができます。
例を見てみましょう。
これ ↓ はカオパットの画像を一部拡大したものです。
これにシャープをかけると、
こうなります。
(「量」はデフォルト値の2.00です)
微妙な変化ながら、ピントが合ったような感じになるのがお分かりいただけるのではないでしょうか。
これらは拡大した画像ですけど、元々の画像全体でシャープをやると引き締まった感じになるのです!
(「一世帯一回まで!」って、インチキな広告みたいだなぁ(笑))
シャープをかけるかどうかは各自の判断でいいですが、一度試してみてください。
ただし。
シャープをかけ過ぎてはいけませんよ。
例えば、

元々のコレ ↑ が、

こう ↑ なってしまうと明らかにやり過ぎです(不味そう……)。
シャープをかけ過ぎるとザラザラした感じで汚く見えてしまいますから、どうか程々に。
量が2.0でも強すぎる場合もあるので調節してください。
画像の中の文字のフチに影のようなものが見えていたら、それも強すぎです。
コツとしては、シャープは適量だと思うより少し弱めに、です。
こういう加工をするときには、全体を見たり一部を拡大したりして確認しましょう。
というわけで、今回はこの辺で。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。