歳のせいか最近は、早寝早起きがどんどん酷くなってる私です。
昨夜は21時にはもう爆睡していて(酔うとすぐ眠くなる私)、2時に目が覚めてしまって。
テレビをザッピングしていたら、NHKでトリセツショーの再放送をやってたんですね。
色々あった「ガッテン!」の後を引き継いだ番組です。
石原さとみがこういう形で活躍するとはねー。
目から鱗が落ちるような内容なので、興味のあるテーマのときは見ています。
昨夜やっていたのは、お肉。
日本人のお肉の焼き方には根本的な間違いがあるとかで、もう鱗が落ちまくり。
霜降り肉の肉汁なんかよりも、赤身肉のゴールデンジュースこそが美味いとか。
アメリカの赤身牛肉のバーベキューが、いかに理に適っているかってのもあって。
いい番組です。
(動画が見られなくても「取扱説明書」は読めます)
番組によると。
ハンバーグに凝ってる人はご存知でしょうけど、お肉は60℃前後で加熱すると一番美味しくなり、ゴールデンジュースも出ます。
最初に表面をフライパンで焼くのは香ばしさを出すため。
その後オーブンで、中が60℃になるように焼いて美味しくしています。
牛ひき肉に大豆肉を混ぜることで、大豆肉がゴールデンジュースを吸ってくれてずっと残るという手もあるそうです(冷めても美味しいとか)。
ステーキの場合は弱火で焼きながら繰り返しひっくり返すことで、厚みがあっても熱を均一に伝えることが可能です。
アメリカのバーベキューは低温調理で、大きなかたまり肉を12時間以上かけて調理するのだそう。
だから焼き上がると、大量のゴールデンジュースが出るのです。
アメリカ人=荒っぽくてテキトー、というイメージとは真逆ですねぇ。
薄切りのお肉をフライパンで炒めると、この60℃をあっという間に通り過ぎてしまう上に、ゴールデンジュースは溢れて焼かれて蒸発してしまいます。
お肉を薄切りにしがちなのは、日本人がお箸を使うから。
日本人の多くはゴールデンジュースの美味しさを知らないで生きてきたことになるのです。
あとひき肉を煮ることで出汁が取れて、煮たひき肉もちゃんと使えるとかもありました。
もしまた再放送があったら是非見てください。
まぁステーキやハンバーグはいずれ作るとして。
思い出したのは、トリセツショーのウェブサイトってレシピが沢山載っているなってこと。
これですね。
目から鱗が落ちるような理屈を活かし、かつ手間は最小限にしてあって助かります。
読めば美味しそうなメニューがずらり。
今回はここから選んで作ってみます。
このシリーズでは初めての、一気に三品です。
・そのまんまキムツナ飯
・アスパラガスの一本まるまる油コーティング焼き
・らくらくレンチン キムかつスープ
レシピはそれぞれのページを見ていただくとして。


一本折ってしまいました



中々美味しかったです。
炊飯器に入れる水は、かなり少なめがいいと思います。
キムツナ飯は少し薄味で、キムチとツナ缶の味が遠くにある感じです。
物足りなければ、炊きあがったときに塩や胡椒を多めに使ったほうがいいかも。
余った分はおむすびにして冷凍しました。
アスパラは美味しかったですが、皮が気になりました。
上のほうまで剥いてあげたほうがいいかもしれません。
ただ香ばしいのが、レンチンしたのと違って良かったです。
(テフロンのフライパンをほぼ空焚きすることになるのが心配です)
スープが一番良かったです。
キムチの辛さと味がしっかりあって、そこにかつお節の旨味が加わって。
具も多いし、薄味なキムツナ飯とセットでいい存在です。
辛いものが苦手な人にはまったく合いませんが。
こんな少ない手間でこれだけ作れるとは、さすがトリセツショー。
良さそうなレシピが沢山ありますから、今後も作っていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。