以前書いた『孤独のグルメ』がついに映画になりましたね。
大ヒットだそうで、めでたいことです。
私はこの映画はアマプラで見るつもりです。
以前書いた記事はこちら ↓
昨年のテレビドラマのほうは、シーズン11ではなくて特別編でした。
『それぞれの孤独のグルメ』ということで、毎回ゲストキャラが登場して何かを食べるドラマになってました。
面白かったです。
ただ物足りない気持ちになったのも正直なところ。
たぶんこれを見た人はみなさんそう思ったんじゃないかな。
それはつまり、
五郎さん、出過ぎ
ということです。
これまで井之頭五郎がアチコチの色々なお店で食事をするドラマだったのを、この特別編ではゲストキャラにそれをやらせています。
様々な職業の人がそれぞれに拘りを持ち、自分流の食事を楽しむ姿を描くドラマにしたのです。
新しい試みとしてこういうのは大歓迎なのですが。
見てみたら、そのゲストキャラよりも五郎さんがメインになってしまっていたのです。
それじゃいつものと大して変わらないじゃないですか。
例えばマキタスポーツのタクシー乗務員、彼にじっくり語らせたら面白かったのに。
この特別編や劇場版が作られたのは、もちろん『孤独のグルメ』の人気の高さがあってこそなのは間違いなくて。
それ以外に私が思うのは、演者や作り手が飽きてきたのではないか? ということです。
同じようなドラマを何年も続けて作っていると、クリエイターとか表現者と呼ばれる人たちって新しいことをやりたくなるんじゃないかな。
いや逆に『水戸黄門』とか『男はつらいよ』みたいなワンパターンもあるでしょうけど。
松重さんももう62歳。
『孤独のグルメ』をこの先もずっと作り続けたい気持ちがある可能性は高いです。
今回の劇場版だって何回も舞台挨拶していて、作品に対する愛情を感じます。
その一方で、そろそろ卒業してもいいかも? という気持ちもあるのではないですか。
いつまでもバクバク食べる役ばかりやっててもなー、俺ももうこんな歳だしって、思ってもおかしくはない。
それで『それぞれの~』なんて変化球を投げてみたり、映画を作ってみたりしたのではないか。
ただ単に長く続けるための味変かもしれないけど、これで気が済んでしまった松重さんは降板するかもしれないと思うのです。
まぁテレ東がこんな大ヒットコンテンツを簡単に手放すとも思えませんが。
主役を松重さん以外にやらせるのも難しいですが、『それぞれの~』でそれをテストしてみたのかもしれないですよ。
松重さんに劇場版を撮らせたのは、長年の貢献に対する功労賞だったりして。
どちらにしろ、『それぞれの~』はゲストキャラをメインに据えて、五郎さんは脇でいてほしかったです。
ゲストキャラが食事している飲食店の後ろのほうの席に五郎さんがいる、くらいにしてね。
特にサウナの回、あのももクロの女の子なんてろくに写ってなかったでしょ。
(あの役は食べ物に対する拘りもなくてつまらなかった)
だったらシーズン11にしたほうが余程いいって話です。
我々の周りにだって、食への拘りがある人は大勢います。
そういう人たちがそれぞれの拘りを見せる、そういうドラマなら見たいなぁ。
ここんとこ、野菜を沢山食べるようにしています。
カレー皿にどさっ。

ブロッコリースプラウト入りですって。
本当は煮た野菜がいいのですがね。
シリコンスチーマーとかいうの、買ってみようかな。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。