スプーキーじいさんって何考えてるの!?

貧乏・暇なし・不健康。一人暮らしのじいさんのブログです。このブログに広告とか金儲けは入っていません。スターは一個だけ付ける主義です。

私の疑問 1

スプーキーじいさんの疑問を並べる新シリーズです。

 

 

 

1.アニメ映画『逆襲のシャア』の核ミサイル

 

この映画は『ガンダム』の続編的な作品です。
この映画の後半、宇宙空間で激しい戦闘が繰り広げられます。
その中で、ブライト艦長ラー・カイラムという宇宙戦艦からミサイルが発射され、それを敵側のシャアが狙撃します。
複数のミサイルがシャアの狙撃によって目標に到達する前に爆発するわけですけど、その中の数発は爆発の規模が大きく、シャアはそれを核ミサイルだと言います。

 

 

でも普通に考えると。
火薬などを使ったミサイルなら、飛んでくる途中で撃ち落としたら爆発するでしょうけど。
核弾頭って、起爆装置を起動して爆縮を起こさないかぎり、大きな爆発はしないのではないかなぁ。
核弾頭を狙撃して破壊したら、ほとんど爆発しないでバラバラに飛び散るだけのような気がします。
爆縮用の火薬がどの程度の量なのかは分かりませんけど、それが爆発したとしても通常のミサイルより派手に爆発するとは思えないのですが。
ミサイルの燃料部分を破壊したなら、通常のミサイルと爆発の規模は同じはずだし。
単に演出的なことなのか、ちゃんと理屈がつけられているのか。

 

いや、この映画は好きですよ、念の為!

 

 

 

2.CMの中の制服の女の子

 

広告の中で、視線を集めるために制服姿の女の子を使うことはよくあります。
一人とか少人数で出ていることもよくありますし、家族や老若男女を表す複数人の中には必ずと言っていいほど制服姿の女の子がいます。
それくらいあの制服姿には人(特に男性)の視線を引きつける効果があるのですね。

 

※そういえば昔はセーラー服が主流だったし、ブレザーにスカートの制服でも紺一色でスカートは膝下でしたよね。
 私が高校を卒業してから数年後に母校に行ったとき、元担任が「最近の女子はスカートを短くしちゃうんだよー」って困ってましたっけ(笑)。
 当時はスカートを長くすることを禁止する校則はあったけど…… という話です。

 

ただ、冷静に考えてみると。
男子だって女子だって、自宅で寛ぐときって制服は脱ぐじゃないですか。
制服は登校前に着て、帰宅したらすぐ脱いで、楽な服装になるのが当たり前だと思うのです。

 

 

こんなきちんと制服を着た状態で自宅で寛いでいるのは不自然だと思いませんか。
しかもフローリングの床なのにスリッパも履かないで。
後ろにあるのにね、玄関でもないのに(笑)

 

 

 

3.アンパンマンのアンパンチ

 

今、朝ドラになって話題の、アンパンマンの作者のやなせたかしさんですが。
彼の「暴力を嫌い飢えた人に食料を与えるのが正義」という思想に私は共感を覚えます。
アンパンマン誕生の裏には、世のヒーローは怪獣などの敵をやっつけるばかりで弱者を救っていないことに対する違和感があったそうです。
戦時中に飢えを経験したやなせさんだからこその考え方なのでしょう。

 

ただ、テレビアニメのアンパンマンを見ていると。
私は、アンパンマンも結局は暴力で問題を解決しているのではないか? と感じるのです。
アンパンチって、立派な暴力ですよね。
これでは子供たちは、「嫌なヤツはパンチでやっつけろ!」と考えるようになってしまいます。

 

 

何かもっと別の、暴力を使わない解決法はなかったのでしょうか?
以前も書きましたけど、日本人は物語を作るときに暴力に頼りすぎです。

 

 

 

4.いっこく堂のネタ

 

腹話術で人気のいっこく堂ですけど。
見事な腹話術と面白いネタで、私はいつ見ても笑ってしまうのです。
一説によると彼は歯が一本抜けているため、上下の歯を閉じた状態でも声を出せるのだとか(本当かよ?)。

 

彼の得意なネタで、時間差芸というのがありますよね。
テレビの真似で、遠い外国と日本を繋いだ宇宙中継で音声が遅れて届くことを腹話術で再現していて、これも面白いのです。
よく思いつくよなぁ!

 

 

でも冷静に考えたら。
宇宙中継では音声と映像の信号は一緒に送られてくるはずで、音声の信号だけが遅れることは有り得ないと思いませんか。
遅れるとしたら、日本から海外に語りかけた音声ですよね。
日本のスタジオでアナウンサーが「こんにちは」って言うと、数秒後に中継の映像の中で「こんにちは」って聴こえてくるという。
それはつまり、宇宙中継の行きと帰りの時間分だけ遅れが生じているわけです。
向こうの映像と音声はその半分の時間しか遅れない
最近は向こうから返ってくる日本側の音声は聴こえないようにしていることが多いようですけど。

 

いっこく堂の芸はいいのだけど、我々は上手いことダマサれていたのではないでしょうか…… それでも全然いいのですがね(笑)。

 

 

 

ISSとかスペースシャトルっていうのは、比較的地球に近い宇宙を飛んでいます。
高度が低いだけに、地球の周りを速く回らないと落ちてきてしまうので、地球からISSを観測するとどんどん動いていってしまうわけです。
一方の通信衛星気象衛星は、一箇所に留まる静止衛星軌道上を回っています。
これらの人工衛星は地球から見て同じ位置にいてくれないと使い物にならないからです。
ISSよりゆっくり、つまり地球の自転と同じ速さで回らないといけないので、地球の引力が弱い遠くを飛ぶということですね。
だから電波を使って通信したときのタイムラグが大きくなってしまうのです。

 

アインシュタイン的に言えば、物質が空間を歪ませてその歪みが物質に影響を与えるということですが。
 これを分かりやすく例えると、ピンと張ったシーツの上に野球のボールを置いたとします。
 ボールの周りのシーツは凹みますよね。
 ボールの周りをこの凹みに沿って周るように、パチンコ玉を転がしたとします。
 ボールの近くをグルグル回したいのなら速く回さないといけないし。
 ボールから離れた場所をグルグル回したいのならゆっくりでいい。
 このときの野球のボールが地球、パチンコ玉が人工衛星なのです。
 ここに太陽を登場させたとして、太陽はボーリングの玉のように非常に重いため、凹みも大きく広くなります。
 だから野球のボールは、ボーリングの玉から離れた位置をゆっくり周ることが可能なのです。
 ブラックホールが登場するとすれば、その凹みは限りなく深くなります。
 もしパチンコ玉が落ちたとしたら、二度と脱出することはできません。

 

 

 

理屈っぽい人って面倒くさいですよね(笑)。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。