何ですかねぇ、昨日今日の陽気は。
もう梅雨は明けてしまったのでしょうか?
あまり梅雨が短いと、稲の生育に悪影響がありそうで怖いです。
以前勤めていた職場(コールセンター)で、非常にヒマなところがありまして。
そこは百人くらいのオペレーターがいましたが、電話があまり鳴らなくて。
お役所系だと有り勝ちなのが、警察や消防と同じで「ピーク時でも電話が取れないことがない体制」を用意するためだと思われます。
例えば事件・事故に遭遇して110番したときに、話し中で誰も出なかったら困りますよね?
そこの現場の百人は、入電が激増したときのためのオペレーターの人数だったということです。
その現場では管理者が、eタイピングをやるように指導してました。
PCのブラウザ上で動作する、無料でタイピングの練習ができるウェブサイトです。
コールセンターでは相手の方とお話しながら、PCでログを入力しないといけません。
普通はヘッドセットを装着して会話するから、両手はあいています。
会話しながら、画面を見ながら、キーボードを打つわけです。
(速さを求めるのでキーボード・ショートカットを活用して、マウスはなるべく使わない)
そして忙しいときはのんびりログを打っている余裕はないので、当然タイピングのスピードが求められます。
でも派遣会社がいい加減で、タイピングの遅い人も結構入ってきてしまうのです。
(中にはwindowsの基本操作も知らないような人もいて、ちょっと可哀想だったりする)
そういう人たちに速く打てるようになってもらいたいというのと、ヒマだからって居眠りされても困るというのもあったと思います。
eタイピングは色々なメニューがあって、やってみると結構面白いです。
(私が好きなのは「医療介護」の「医療介護関係の仕事」)
それでみんなでバカスカ打ってたわけです。
eタイピングでは、
・どれくらいのWPM(Words Per Minute、一分間あたりの入力単語数のこと)で打てたのか
・どれくらいミスしたのか
を計算して、毎回スコアが出ます。
そのスコアによってレベルが表示されて、自分がどのくらいの腕前なのかが分かるようになっています。
レベルはEが一番下(遅い)でD、C、B、A、Sと来て、そこより上は英単語でレベルが示されます。
Sの上は「Good!」、その上が「Fast」という具合です。
オペレーターは人数がいるので中には速い人もいて、できるだけ上のレベルを出したいと頑張っていたのですけど。
私も元SEだから速いほうでしたが、良くて「Comet(彗星)」止まりでした。
eタイピングのヘルプを見ると、「Good!」より上は書かれていません。
じゃあ「Comet」より上には何があるのか?
当時この現場では、
「一番上は「God(神)」らしい」
という噂が流れていましたけど、それを見た人はいません。
それで検索してみたら、「Comet」の上は「Professor(教授)」ということまでは分かりました。
実際現場では、「Professor」を出したオペレーターが何人かいました。
それもとんでもなく速いのに、「God」ってどんなだよ!?
現場ではこの話で結構盛り上がったものです。
この話は一回ここで終わりました。
だって、みんなでいくら頑張ったって「Professor」より上が出せないのですから、さすがに飽きます。
私もこの話題は忘れてしまってました。
そしたら当時の知り合いから連絡があって、上のレベルが何なのか分かったというのです。
どこから入手した資料か知りませんけど、折角なのでそれをここに載せることにしました。
※信頼できるソースではないので、間違っている可能性はありますからご注意ください。
eタイピングのスコアとレベル

……「Professor」より上がこんなにあったとは!
あ、一番上は「God」じゃない!
「Jedi」は映画『STAR WARS』の「ジェダイ」ですね。
(ジョーカーはジェダイより上なのか?)
「EddieVH」?
これはどうやらギタリストのエディー・ヴァン・ヘイレンのようです。
(Edward Van Halen、伝説のギタリスト、メチャクチャ上手い)
私が必死に打ってスコアが400弱なのに、「Joker」はその倍以上!!
「バケモノか?(永井一郎の声で(謎))」
私がドムのパイロットなら、「Joker」はあの天パ?(笑)

この資料を見てから、動画を探してみたら結構ありますね。
世の中にはタイピング名人が結構いるものです。
私はある人が「EddieVH」を叩き出す動画を見つけましたが、やはり速いです、爆速!
この人が凄いのは速いだけじゃなくてミスがないのです、つまり減点がない。
これ、eタイピングにおいても仕事においてもとても大事です。
あと音を聞いていて思ったのは、この人はメカニカルキーボードを使ってるようです。
メカニカルキーボードとは、キーボードの一個一個のキーの土台にあるメカが一般的なキーボードと違う製品です。
知らない人は家電量販店のPCコーナーに行ったときに試してほしいのですが、キーが妙に軽くて「カチャカチャ」音がするのがメカニカルキーボードです。
メカニカルキーボードは早打ちに向いています。
これは言葉で説明するのが難しいのですけど、押したときに軽くて弾力がなく、カチッと決まる感じがします。
メカニカルキーボードに慣れると、一般的なキーボード(メンブレンなんて言います)はフワフワしていて打ちにくく感じられてしまいます。
私も昔メカニカルを使っていましたが故障してしまって、その後高いので買えなくて。
(一般的なメカニカルキーボードは一万円台)
人気のブランドを一つ紹介しておきましょう。
東プレというメーカーの「REALFORCE」です。
一番高価なモデルだと四万円……
amazonの星が四点台後半……
キーボードのロールスロイスかよ!?
メカニカルキーボードは音が大きいのがデメリットですけど、東プレの製品だと静音タイプもあるという。
(誰か私にプレゼントしてください、喜びます)
というわけで、キーボードとタイピングの話を書きました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。