突然ですが、私はコバエが嫌いです。
まぁ「コバエ大好き!」っていう人はいないでしょうけど。
自分の部屋にコバエが飛んでいると、とても嫌だしイライラします。
細かいことですが、コバエにどんなバイキンやウイルスが付いているかもしれず、それが自分の飲食物に止まったりしたら台無しだということも考えます。
うちの場合はコバエはベランダへのガラス戸を開けたときに入ってくるようです。
そこで私が編み出した「コバエ撃退法」がありまして。
今回はそれをご紹介しましょう。
用意するのはまず、白っぽいコップ。
安いのでいいですよ、あと決してお気に入りじゃないヤツね。
このコップの九分目まで水を入れます。
そしてそこへ食器用洗剤を三滴ほど垂らします。
この洗剤水の入ったコップは、台所の隅などに置きます。
勝負は、出掛ける前か寝る前です。
まず流しなどの水滴は、タオルなどでしっかり拭き取ります。
部屋の中にある水分はコップのだけ、という状態にするのです。
それから、コップを置いた辺りだけ明かりをつけて明るくします。
小さい電球とかでいいですよ。
昼間ならカーテンの端だけちょっと開けて、その前にコップを置くのもいいです。
もし寝る前なら、テレビやPCやスマホの画面は消してください。
あの画面の明かりがコバエは大好きですから。
コバエも生物ですから、水分を必要とします。
出掛けている間か寝ている間に、コバエは水分が欲しくて飛び回ります。
すると一箇所だけ明るい場所に、コップに入った水があるではないですか!
喜び勇んで飛んでいき、コップの水を飲もうとするコバエ。
虫や蜘蛛の足には細かい毛が多数生えていて、その細かい毛が表面張力を発生させることで水の上にいられるのです。
でも洗剤を垂らしておくと、洗剤に含まれる界面活性剤の働きで、その水の表面張力はほとんど無くなってしまうのです。
コバエが水を飲もうとして、水の上で足で踏ん張ろうとしても、足は水の中へ沈んでしまいます。
そのままジリジリと水の中へ沈んでいくコバエ。
やがて窒息して死ぬのです。
お出掛けから帰ってきて、あるいは朝起きてから、コップの中を見てみてください。
きっとそこにはコバエが沈んでいます。
もちろん、元々コバエがいなかったら沈んでないですけど。
「何か飛んでるなー」ってときなら、高確率で沈んでいます。
私はこの方法で、これまでに数百匹のコバエを殺しているのです。
薬局でコバエホイホイとかを買ってくる必要はまったくありません。
コップと水と食器用洗剤だけです。
虫が大嫌いな人だと、コバエが沈んでいるコップには触りたくないかもしれません。
そこは頑張って、中身を流しの排水溝にジャっと捨ててください。
(持ち手が付いているコップがいいかも)
そんなコップで何か飲むことも無理かもしれません。
だからお気に入りではない、安いコップを使うのです。
私の経験からすると、白いコップは打率が高いです。
あとは沈んだコバエの確認がしやすいということもあるのです。
もし今、コバエで悩んでいる方がいたら、この方法を試してみてください。
ただし、部屋の中に発生源がある場合は無限に湧いてくるので、別の対処が必要となるでしょう。
台所の流しに洗い物を置きっぱなしにするときも、水を張って食器用洗剤を数滴垂らしておくといいと思います。
それで汚れも落ちやすくなりますしね。
今日は七夕です。
七夕について調べていくと、色々と面白い知識が得られます。
例えば7月6日に降る雨は「洗車雨」と言います。
「明日は織姫とデートだ!」と盛り上がる彦星が、牛車を洗う水が降ってくるという意味だそうです。
また7月7日に降る雨は「催涙雨」と言います。
これは雨で天の川が見えないことで彦星と織姫が会えなくなってしまい、悲しんで泣いている涙が降ってくるという意味だそうです。
昔の人は面白いことを考えますね。
私も今夜は、そんなことを思いつつ晩酌を楽しみたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。