昨日はお昼に久しぶりにキーマカレーを作りました。

今回は豚の挽き肉を使いまして、甘みが出て美味しく出来ました。
トマトペーストがやや多すぎて、赤っぽくなってますが味は悪くなかったです。
作り方はこちら。
簡単なほう ↓
手の込んだほう ↓
上の「簡単なほう」で十分美味しいキーマカレーが作れます。
手作りカレーを色々作ってきた中で、キーマカレーが一番難易度が低いのではないかと私は思っています。
「失敗した!」っていうことが一回もなくて、毎回美味しく食べられているからです。
(前回のおそば屋さんのカレー丼も簡単で気に入っています)
私はキーマカレーを作るときに毎回「上に温泉玉子を乗せたいなー」と思うのです。
それは以前も載せましたけど、お店で食べたキーマカレーが超美味しかったからです。

食べログ ↓
※渋谷店(JR渋谷駅から明治通りを恵比寿方面に歩いて十分ほど)もありますが、私は未訪問です。
ここのカレーは本当に美味しいです。
美味しいキーマカレーを食べながら、途中で温泉玉子を崩して混ぜて味変してね。
ああ、堪らん。
近所で働いていたときに仲良しの同僚も連れて行ったのですが(私にとっては異例)、その人も喜んでくれました。
このお店の経営者は、元々お店やメーカーにカレーを卸している業者さんです。
カレーを出しているメーカーやお店の中には、専門の業者からカレーを買っているところもあるのです。
(例:明治のレトルトの「銀座カリー」はヤマモリという会社が中身を作っている)
(ヤマモリのタイフードシリーズは超美味しいので是非)
ですからカレーのプロと言っていいです。
その会社の何代目かが、お店をやってみたいと始めたのがCraft Curry Brothers BASEというわけ。
食品添加物を使わず、美味しさのための手間は惜しまず、そりゃ美味しいわけだ。
ここのキーマカレーは最高だし、私の遠い遠い目標でもあります。
ただ私、温泉玉子を上手く作れなくて。
キーマカレーの一番最後のいいところで失敗するので困ってました。
私のやり方はこうです。
・玉子は事前に室温に戻す
・お鍋にお湯を沸かして火を止める
・玉子を割らずにそっと入れてフタをする
・十分間ほど経ったらお湯を捨てて水をどんどん入れて玉子を冷やす
・殻を割る
ネットで調べたら、このやり方がいいと書いてあったのです。
私はゆで卵のときみたいに、玉子の殻のお尻の部分に穴を開けてやってみましたけど、どうしても白身が殻にくっついてしまうのです。
それで中途半端に固まった黄身だけみたいになって、にんともかんとも。
その後も色々試す中でやっと見つけました。
やはりネット上で見つけた情報で、より簡単に温泉玉子を作る方法です。
これでやっと、私にも温泉玉子を作れるようになりました。
いやぁ、これなら確実だわ、ネットは本当に便利。
今回はその方法を書きます。
温泉玉子
用意するのはこれら。
・玉子
まだ殻は割りません。
常温に戻す必要はありません。
・耐熱容器
お碗くらいの大きさがいいです。
・水
・電子レンジ
・穴杓子
温泉玉子をお湯の中から取り出すためなので、他の道具でもいいです。
作り方です。
1.玉子を割って耐熱容器に入れる

※実はこのお茶碗は陶芸が趣味の知人の手作りのものを頂いたのです。
技とセンスがあるとこういう素晴らしいものが作れてしまうのですね。
2.爪楊枝で黄身に穴を開ける
爆発防止のためです、一箇所でいいです。

3.玉子が全部埋まるくらいに水を入れる
黄身が中央に来るようにしてください。

分かりづらいですけど、多めにしといてください。
4.電子レンジに入れて50秒ほど加熱する
回るレンジの場合は外側へ、回らないレンジの場合は中央へ置きます。
ここで大事なのは、玉子の状態をそばで見ていることです。
段々と白身が白くなっていきますから、黄身の周囲の白身が全部白くなったら電子レンジを止めます。
加熱時間が長すぎると、ゆで卵のように硬くなってしまうのです。
(逆に言えばこれでゆで卵も作れるということ)
ちょっと緩すぎるかな? くらいでいいです。

今回はキーマカレーの上で黄身が流れてほしかったので、ちょっと早めです。
この画像のようになってから5秒間くらい待つと、玉子の形をしっかり保つと思います。
何秒で黄身の硬さがどれくらいになるのか、ご自身で試してみてください。
5.穴杓子でお湯の中から玉子を取り出す
これで完成です。
乗せたいところに乗せてあげてください。

キーマカレーなら、中央を凹ませておくこと。

ズドーン!!

嗚呼、川の流れのように……

狙い通りに黄身が流れてくれて、美味しかったです。
まぁ本来は後半戦の味変で使うのですがね。
料理の食べかけの画像を載せたくなかったので、ご了承ください。
うちの電子レンジ(600w)だと、50秒だと黄身が流れにくくなるようです。
上記のは40秒、かなり緩め。
玉子の形を保ちながら黄身がトロトロした状態にするには、45秒くらいだと思います。
微妙ですね。
この秒数は繰り返し練習するしかないでしょう。
電子レンジの機種によっても違ってくると思います。
今回の方法ならお鍋でお湯を沸かす方法よりも簡単だし、秒数さえ把握すれば硬さも自由自在です。
これでもう温泉玉子は怖くないゾ(笑)。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。