昨日は久しぶりにインスタントカレーを作りました。
近所のスーパーで一番安かった、S&Bの「とろけるカレー 辛口(¥192)」を使いました。
(辛さは弱めです)


私も日本人ですから、こういう家庭的なカレーの味が体に染み込んでいるわけで、時々無性に食べたくなります。
どうせなら美味しく食べたいと、ひと工夫加えてみました。
今回はその辺を書きます。
インスタントカレーにひと工夫
材料です。
・とろけるカレー 1パック(一箱の1/2)
・豚肉(カレー用) 200g
・タマネギ 1.5個
・ニンジン 一本
※具は全て多めにしています。
※お肉の種類はお好みで。
※ちなみにうちでは、インスタントカレーにジャガイモは入れません。
ジャガイモは嫌いじゃないですけど、カレーに入れると粉っぽくなるでしょ?
あれが嫌いなのです。
もちろんお好みで入れていただいてもOKです。
・塩麹 大さじ1
・サラダ油 大さじ1
・塩 一つまみ
・水 50ml(タマネギ炒め用)
・水 600ml(煮込み用)
では作りましょう。
1.豚肉は一口大に切り、塩麹を絡めてラップして冷蔵庫に入れる
スーパーで売っているカレー用豚肉って、妙に一切れが大きくないですか?

私はあれをいつも、1/2に切って使っています。
近所に精肉店があれば「◯肉を◯◯グラム、カレー用に切って」と買えるのですがね。

塩麹は絡めてから一晩置きたいところですが、今回は一時間だけでした。
2.タマネギは1/2個は具用に1cmくらいのくし切りにして、一個は粗みじん切りにする
完成時に具として形が残るタマネギは1/2個だけで、あとは粗みじん切りにして炒めます。


サラダ油を入れたフライパンに直接放り込んでください。
3.ニンジンはイチョウ切りにする
ニンジンの切り方はご自由に。
後で電子レンジで加熱するので、使える器に入れてラップします。

4.タマネギの粗みじん切りを中火で炒める
これは今までにやってきたレシピと同じです。
炒め始めに塩を振り、休み休み炒めていき、茶色になってきた段階で水を入れて更に炒めていきます。






こうなるまでに約二十分かかりました。
面倒と思うでしょうけど、効果は絶大です。
私なんかはタマネギの色が変わっていくのを見るのが好きですけど。
5.タマネギを炒めている間に、ニンジンを電子レンジで約二分間加熱する
こうすることでニンジンが柔らかくなるのです。
切ったニンジンをそのまま炒めても時間がかかってしまいますから。
(もっと大きく切ってもよかったかな?)

6.タマネギが茶色になったら、ニンジンとタマネギを入れて炒める
全体を混ぜながら、くし切りのタマネギがしんなりするまで炒めます。

7.豚肉を入れて、混ぜながらよく炒める
豚肉は生なので、しっかり色が変わるまで炒めてください。


8.水を入れて強火にして、沸騰したら弱めの中火にして、灰汁を取りながら十分間煮る
この辺は普通の作り方と同じです。

私は鍋を変えました、大きさに余裕があるほうが好きなので。
9.火を止めて、カレールーを溶かし入れて、中火にして煮込む
カレールーを入れるときには、必ず火を止めてください。
溶けたカレールーがダマになるのを防げます。

10.ときどき混ぜながら十分間煮たら完成
ご飯の用意を忘れずに。
お疲れ様でした!


どうです?
美味しそうでしょ?
本当、インスタントカレーは日本の偉大なる発明だと思いますよ。

今回は具を増量、豚肉は塩麹漬け、タマネギは2/3を粗みじん切りにして茶色になるまで炒めて、ニンジンは電子レンジで加熱。
この中で特にタマネギ茶色が効果的です。
カレーにタマネギのコクと甘みが出て、まるでC&Cのカレーのように美味しくなるのです。
たとえ買ってきたインスタントカレーが安物であってもね。
ニンジンも存在感がないくらい柔らかいし。
(豚肉は漬け込み時間が足りませんでした)
食べた直後で満腹でももう一皿行きたくなりますよ。
ちなみにカレーを作って余った場合は、ウェルシュ菌が怖いので正しく保存してください。
我が家ではインスタントカレーは必ず余るので、余った分はフタをした鍋ごと水を張った大きい鍋に浮かせて冷やして、体温程度になったら冷蔵庫に入れて保存しています。
(場所を取りたくないなら小さい鍋に移してしまう)
翌日食べるときは、まず水気が足りないと思ったら水を少し入れて、いきなり強火で混ぜながら加熱して、混ぜても混ぜてもフツフツ言うくらいまで加熱してから食べています。
ウェルシュ菌は40℃台で増殖してしまうので、40℃台をいかに早く通過させるかがキモですよ。
というわけで、カレーを堪能しました。
昨晩はカツオのタタキで晩酌しました。

柵で¥410でした。
自分で切る手間を惜しまなければ、中々リーズナブル。
美味しくいただきました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。