スプーキーじいさんって何考えてるの!?

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スプーキーじいさん家の食事 53

前から書いていました、セブンイレブンの新しいお弁当がついに発売されました。
最初はうちのほうでは販売されないと思っていたのが、ちゃんと売ってましたよ。
今回はその中の一つのレポートです。

 

 

 

銀座デリー監修カシミールカレー (セブンイレブン公式HP

 

セブンイレブン¥645.84で売られています。
お店によっては在庫切れもありますので、セブンイレブンのアプリで確認してから買いに行くといいと思います。

 

まず デリー銀座店← 公式HP)の話から。
デリーにも色々ありまして、銀座デリーは「インド・パキスタン料理レストラン」となっています。
HPを見れば分かるとおりお店はシックなレストランで、アジア系のホール係が二人いて落ち着いた雰囲気です。
カレー屋さんというよりはインド料理レストランが近いかな。
学生さんが気軽に寄っていける感じではないですが、カレー一品だけ食べても全然大丈夫。
上野店みたいに行列がないのがいいですね。

 

デリーは上野店← 公式HP)のほうが有名です。
こちらは「カレー料理専門店」となっていて、銀座店よりカジュアルな雰囲気です。
ちょっと狭いのが玉に瑕で、いつも行列ができています。
サッと入って食べ終わったらサッと出ていくタイプのお店ですね。

 

メニューが違うのですが、アトリエデリーという系列店もあります。
デリーのカレーライスというのは昔からあまり変わらないのですが、アトリエデリーは凝った新しいメニューを食べられる小さいお店(五席)です。
ただし、今年の八月からお休みに入ってしまうらしいです。
本来は通販用の料理を作る工場

 

あと新川デリー← 公式HP)は暖簾(のれん)分けのようで、別の会社ですね。
メニューも上記の二店とは微妙に違います。

 

この三店舗のどちらにもあるのが、カシミールカレーです。
銀座と上野は¥1,350、新川は¥1,180
実はカシミールカレーという料理は、カシミール地方で食べられている料理を模したものではありません
デリーの社長が言うには、南インドマドラスカレーに近いものだそう。
マドラスは今のチェンナイのことです(タミル・ナードゥ州の州都、クリケットが盛ん)。
初期のデリーには激辛カレーはなくて、でもお客が「もっと辛いのを」と求めるので、それに応じて出来たのがマドラスカレーでした。
デリーの社長が新しいメニューを印刷業者に依頼するときに、間違って「マドラスカレー」を「カシミールカレー」と書いてしまって、出来上がったメニューを見て社長もビックリ。
でも当時の日本ではインド料理のことはあまり知られていなかったので、まっいいかでそのままにしておいたのが今でも続いているわけです。

 

カシミールカレーはデリーのオリジナル料理です。
でも東京やその周辺だと、カシミールカレーを出しているカレー屋さんはありますよね?
例えば千葉県柏市ボンベイ食べログ)がそうです(神宮前のGHEEに通った安西水丸はここにも通ったそう)。
こういうお店は、元々デリーで修行した料理人がやっているお店なのだと聞いています。
同じカシミールカレーでもお店によって味は違うので、食べ比べをしてみるのも面白いと思います。
例:千葉県松戸市ムンバイ(← 食べログ、元ボンベイ)のカシミールカレーは酸味が強い

 

ただし、ココイチで出していたカシミールカレーはデリーとは無関係
ああいうパクり方をされて、デリーの社長も呆れていたとか。

 

前置きが長くなってしまいました。
東京のカレーファンには有名なデリー、その中で激辛カレーファンに愛されているのがカシミールカレー
激辛なのに美味しいという、実は貴重な料理です。
私も時々デリー上野店に行きますが、多数あるメニューの中からついカシミールカレーをオーダーしてしまいます。
辛いものが苦手な人は絶対にオーダーしてはいけませんよ!?
私はカシミールカレーを食べられなくて残して出ていくお客を何人か見ています
で、そんなカシミールカレーをお弁当にしたのが今回の商品です。

 

 

 

要冷蔵ですのでご注意を。
よく知らないで見ると、普通のカレー弁当ですよね。
ところがどっこい、ぎっちょんちょん。

食塩相当量が意外と少ないですね。

 

外装フィルムを外したところ。
普通っぽい。
で、これを電子レンジで三分半加熱します。

 

加熱しました(やけどに注意)。
いい香りがしてきます!

 

おお、これこれ。
ご飯にちょっとだけドライパセリがかかってますが、これはカレーソースにかけたもの。

 

では食べてみましょう。

鶏肉はこのサイズのが二つ入っています。

 

ジャガイモもこのサイズのが二つ入っています。

 

変なものが映ってしまったのでモザイク(笑)

カレーソースがサラッサラなので、ご飯をすくってカレーソースに浸します。
口に入れてみると……

うん、美味しい!

少しの苦みから始まるこの味わい、デリーのカシミールカレーですよ。
しっかり辛いけど美味しい、ただの激辛ではない逸品です。
鶏肉もジャガイモも火が通っていて美味しいです。
ただし、辛さはお店のよりは弱いです。
まぁこの値段ですから、お店の料理そのままは無理ってもの。
いや逆に、この値段でこのカレーが食べられるのなら凄くいいと思います!
このカシミールカレーが冷蔵庫に入っていたなら、朝だって一発で起きますよ(笑)。

 

※デリーのオンラインショップや一部のスーパーで売っているカシミールカレーのレトルト← 公式HP)はそのままの味です。
 ただし、カレーソースだけで具は一切入っていませんから、自分で足してください。

 

これくらいカレーソースの味と香りと辛さが強いと、どうしてもご飯が先に終わってしまいます。
私もお店でいっつもご飯が先に終わってしまって、その後はカレーソースだけを飲んでいます。
別にカレーソースを飲まなくても、若い男性なら別にご飯を用意するといいと思います。
そこまでの量を食べられないのなら、カレーソースを密閉容器に入れるか、商品の容器にラップをして冷蔵庫での保存が可能です。
でもその日の内に食べきってください、長期間保存したのを食べてお腹を壊しても知りませんので。

 

 

 

今回はセブンイレブンのお弁当を取り上げました。
大好きなお店が監修した料理だけに、テンション爆上がりですよ。
繰り返し買ってしまわぬようセーブしないとね。
あ、あとエリックサウスのお弁当もあったんだっけ!
楽しみ楽しみ。

 

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。