関東地方に住んでいる人の中で、栃木県か茨城県(「いばらき」ね)に住んでいる人を除くと、ほとんどの人は栃木と茨城の位置関係に自信がないと思うのですが、いかがでしょう?
どっちがどっちだったか、すぐに分かります?
そして日光がどっちにあるか、宇都宮ってどっちか、水戸は……、即答できます?
海に接してるのはどっちか、内陸なのはどっちか。
納豆は? 餃子は?
これが結構覚えづらいのです。
(正解は後ほど)
ましてや関東以外にお住まいの方なら、かなり難易度は高いと思われます。
私も子供の頃は分かりませんでした。
でも、私の父とその上の人達は、北関東をウロウロしていたみたいです。
ただ父がどこで生まれてどこで育ったのかを、我々子供たちはほぼ教えてもらってないし、住んだこともないので何の馴染みもありません。
まぁ父は隠していたわけじゃなくて、言っても子供たちが理解できなくて諦めた、に近いと思いますが。
私が小さい頃、父の父と母(私の祖父母)がよく家に来ていました。
祖父は麻雀や花札が大好きで、よく家族でやっていました。
お金は賭けず、ゲームとして楽しんでいたようです。
私が小学生になるとそういう遊びを教えてくれるようになって、段々参加するようになりました。
と言ってもただのカモ。
ボッコボコに負けた記憶しかありません。
どうもああいうゲームって苦手なんですよね。
祖父は北関東の人間らしく、方言を使っていました。
子供心に「変な言葉を使う人だなぁ」と思っていましたよ。
あと私の両親が使わないような言い回しも多かったです。
それが一番出てくるのが、麻雀や花札をやっているときでした。
「しめこのうさぎ(占子の兎)!」
とかね。
AIに聞いてみたら、
物事が思い通りにうまく運んだときに使う言葉です。
かつて、徳川家が正月のお雑煮に兎肉を食べる習慣があり、捕まえた兎を「しめた」と表現したことに由来するともいわれています。(Geminiからの抜粋)
ですって。
そんなこと私の両親は言いませんから、
「おじいちゃん、うさぎって何?」
「ん? スプーキーは赤ちゃんだから知らないか」
「赤ちゃんじゃないよ! 小学生だよ!」
「ガハハハ!」
こんな会話があったのです。
そんな祖父がゲームで大勝利を収めると、大笑いしながらよく言ったのが、
「茨城けーん!!」
でした。
それで私が、
「おじいちゃん、茨城県がどうしたの?」
「茨城県、大笑い海岸!」
「それ『大洗海岸』でしょ!?」
「ガハハハ!」
今思い出しても下らない、下らなすぎる!(笑)
……と言いながら。
我が家では家族全員が、ゲームで勝ったときには「茨城けーん!」と言うようになるのですがね。
しょうもな。
私が茨城県の位置を覚えたのは、
というロジックからです。
だから内陸側が栃木県ということになります。
ついでに、祖父はテレビドラマ『水戸黄門』の徳川光圀を演じた東野英治郎によく似ていたので、「茨城県」と「水戸」が結びつきました。
こうして片方だけでも覚えてしまえば、「それ以外」も覚えられるのですよ。

では正解。

こうやって書いてみても、未だにぼんやりとしか理解できない私。
一回行ってみればよく分かるのでしょうけどね、餃子でも食べてさ。
すっかり書くのを忘れていましたが、こないだの日曜日にゴルフで私が推してた金澤志奈選手が初優勝したのですよ!
しかもメジャー大会で!
(国際的なメジャー大会とか、日本の女子のメジャー大会とか色々ありますが、つまり大きな大会ってことです)
彼女の地元の、通い慣れた大洗ゴルフ倶楽部での優勝でした。
ゴルフなんてサッパリ分からない私でも興奮しましたよ。
翌日はあっちでもこっちでも、金澤選手の記事を見ました。
この人はいつも惜しい負け方をしていて、真面目な選手なので皆が初優勝を待っていたのでしょう。
それで多くの祝福が贈られているのでしょう。
おめでとうございます。
今後も大いに活躍してください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。