さて2025年の秋アニメが始まりました。
今回はその個人的な感想を書きます。
個人的に期待していた本作。
通常のセル画と違って、イラストのような変わったタッチの絵が魅力的です。
原作は知らないけど、これは中々いいですね。
枚数を減らす工夫も不自然じゃないし。
ただ、流れが遅くて単調です。
面白い設定で面白そうな物語なのに、見ていてしんどい。
カメラワークも引きが多くて大人しいし、メリハリがないのです。
設定もある程度は知っているので、意外性もなし。
こういうのを淡々とやられても、笑えもしないし面白くありません。
どういうんだろう、原作がこういう作風でそれに引っ張られたのかなぁ。
丁寧に作られたキレイな料理を食べてみたら、味が薄くて柔らかすぎたような感じです。
これを三ヶ月間見るのはどうかなぁ……、と思いました。
これは攻めましたね!
LAのゲーム好きOLの恋愛物語です。
主人公はネットゲームを開発したりしていて、そういう要素も入ってきます。
恋愛経験のない彼女が、急に複数の男性と接近することになって物語が動き始めます。
まず絵柄が日本の普通のアニメじゃありません。
作っているのは日本人スタッフですが原作がアメリカのネットコミックなので、そちらに合わせているのです。
(原作 (← ピッコマ)はアニメほどカワイイ絵ではない)
あとストーリーや出てくる会話も普通のアニメと違います。
ちょっとしたピンチがあって、それをなんとか乗り越えて。
主人公の周辺に配されたキャラもパターンですし。
まるでアメリカや韓国のドラマを見ているみたいです。
これは海外ドラマが好きな女性にはウケそうです。
一般的な日本のアニメファンには厳しいと思います。
主人公の声を人気のある声優さんが演じているそうで、それで数字は取れるかもしれませんがね。
私は普通のアニメっぽくないのが新鮮で面白かったです。
この先の物語の転がり方次第ですけど、こういうのは嫌いじゃないです。
これはよくあるオフィスを舞台にしたラブコメです。
作画のレベルは低め、主人公の性格は非現実的。
どうも日本のアニメはキャラ設定を極端にしすぎます。
もし現実にこんな人がいたら引くだけですよ。
極端さで笑いを取るのはもう昔の話です。
あと主人公は赤羽(東京都北区)に暮らしているようですけど、こういう低レベルな美術なら御当地モノにしても意味がないのでは?
仕事が出来る女性社員が新人の男性の教育係をするストーリーです。
その女性はキッツいキャラなのですが、実は優しい気持ちも持っています。
素直に自分を出せない性格が物語を動かしているわけです。
ま、有り勝ちですね。
今後物語が転がり始めて、どうなるかですね。
主人公が新人君に対して心を開き始めていて、その新人君は常識があって優しいので、面白くなる可能性は感じます。
今後に期待しています。
この作品、一番期待していたのですけど。
裏切られました。
サラリーマンである父・ひろしが食事するときに起きるアレコレを描いた作品なのですけど、在り来り過ぎなのです。
ここに出てくるアレコレって、もうどこにでもある話じゃないですか。
飲食店のレビューだったり、個人のブログだったり、飯テロ系のマンガだったり。
今更そういうのを読んだり見たりしたところで、「はいはい」で終わりなんですよ。
食事する男性の心の声っていうのも、もう『孤独のグルメ』などでとっくにやってますし。
作画に関しては最初っから省エネモードで、下手に動かすことはせずにデザイン重視です。
それ自体は全然いいと思います。
大体、食事のシーンを細かく描こうとしたところで、今の日本のアニメーターには難しいでしょう。
そこにかける予算もなさそうだし。
なんかさぁ、『クレヨンしんちゃん』の父親を出して『孤独のグルメ』っぽいことをやりゃあウケるだろう、それだけなんですよ。
何か新しい要素を入れようなんてこれっぽっちもなくて、素人でも書けそうな脚本です。
安易。
想像を超えるどころか、かなり下でした。
これの原作 (← カドコミ)は最初の数話をネットで読んだことがあります。
アポカリプス後の世界の話ですね。
凄く絵が上手くて、構成力があるから分かりやすいマンガです。
物語もしっかりしていて読み応えがあります。
(第二話が泣けるのです)
これをアニメ化するとしたら、低予算で作って欲しくないと思ってました。
一応期待に応えるクオリティです。
こういうのは音を消して見るとよく分かります。
ただ中身は、マンガのまんまと言えばその通りで。
アニメだから動きがあるのは強みですけど、マンガの場合はページめくりやコマの大小があるのが強みです。
私はマンガのほうが魅力的に感じました。
そしてこの分だとアニメはマンガと同じ展開をすると思われ。
このアニメをわざわざ見る意味はあるのかなぁ、と思ってしまいました。
見ますけどね。
原作が良すぎると他のメディアに移したときに苦労するという典型的な作品です。
さて、ここまでで長くなってしまったので、残りはまた別に書きます。
こないだのシュクメルリのサツマイモが残ったままだったので、電子レンジで焼き芋にしてみました。
水でよく洗って、濡れたままでキッチンペーパーで包んで、ラップでしっかり包んで。
(画像の半分のなら)電子レンジの強で一分、その後弱で六分ほど加熱します。


加熱時間がやや足りませんでしたが、甘くて美味しかったです。
もっと加熱したらトロッとなるのかな?
簡単だし満足感もあるし、オヤツにいいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。