昨夜のNHK『激突メシあがれ』、面白かったです。
三種以上の鶏肉を使ったチキンカレーがテーマで、それぞれが美味しそうでした。
優勝した男性の、化学的に食材や調味料の美味しさを引き出す調理法は凄かったです。
1℃単位で温度を調節できるホットプレートとか放射温度計とか、さすがです。
ああいうのは化学が得意な方でないと思いつかないでしょうね。
ブライン液というのも初めて知りました。
(5,6年前からあったみたいです)
昨日の三品、全部食べてみたいです。
10月10日の記事に書きましたが、あれ以来数回チキンカレーを作っています。
ちょっと試してみたいことがありまして。
(お肉は安いソリレスを使用)
まず、バターチキンカレー用に買ったカスリメティ。
結構な量があって、まだ全然はけていないのです。

(フタを開けると香りが凄い)
お茶になると言っても、薬草みたいな味ですから。
毎日グイグイ飲めるようなものではありません。
それでバターチキンカレー以外のカレーに使えないかなと調べてみました。
まず煮込み中にそのまま入れたり、最後に上に振りかけるレシピがいくつかありましたが、加熱せずに入れることには否定的な意見が多かったです。
やはり乾煎りしてから煮込み中に入れるか、最後に上に振りかけるレシピが多いです。
それからテンパリングするレシピもあって、これは良さそうでした。
加熱して油に香りを移し、それを最後にカレーに入れるのです。
これは真似してみる価値がありそうです。
二つ目は、タマネギの切り方です。
前回はスライスがいいと書いたものの、それはそれで問題が。
カレーの出来上がりが違ってしまうのです。

これはタマネギをスライスして作ったチキンカレーです。
手前のカレーソースを見ると、シンプルなサラサラですよね。
スライスしたタマネギはそれとは別に、細かい具のように独立して入っているのが見て取れると思います。
ここがみじん切りにしたときとの大きな違いです。
サラサラのカレーソースももちろん美味しいしご飯が進むのですけど、タマネギと一体化しているほうが私の好みなのです。
外食したときも、私はそういうカレーを美味しいと感じます。
それだから、今度はタマネギを細かいみじん切りにしてみたのです。
今までみたいな粗みじん切りではなくてね。
これらを取り入れたのが今日のチキンカレーです。




タマネギは今回はじっくり、差し水をしながら三十分間炒めました。
そして出来上がりがこちら。


そうそう、これこれ!
カレーソースとタマネギが一体化していて、カスリメティの香りが足されてアジア料理感もアップしています。
タマネギの甘さやコクもよく出ていて美味しいです。
タマネギはもっと細かく切ってもいいかな。
なんか、ヒモを引いてみじん切りにする調理器具がありますよね、しらんけど。
あれを買って使ってもいいかも。
そしたらもっとドロっというか、ザラッというか、そんなカレーにできそうです。
スプーキーじいさんのチキンカレー、また一歩前進です。
ブライン液も使ってみたいし、近くver.4を書くかもしれません。
そして今日のカレーはあと二食分、冷凍してあるのです。
楽しみ楽しみ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。