追記1(2026.7/4)
今回の料理をきちんと作り直しました。
その画像を載せて、記事も一部修正しました。
今回は新作というよりは試作です。
前回書いたのぶよさんのブログの中に、シュクメルリの記事がありまして。
それが気になっていたものですから。
のぶよさんが書いたシュクメルリの記事 ↓
のぶよさんによると、松屋のシュクメルリはジョージアのシュクメルリとは違うとのこと。
え? そうなの?
リンク先を読んでいただくと分かります、現地で食べ歩いているのぶよさんが書いているのだから間違いありません。
簡単に書きます。
昔々、ジョージアのラチャ地方のシュクメリ村というところに、都会からお役人が来ることになりました。
村の人々は山間部の村で冬だったので食材に困り、どうにかお役人をもてなすために若鶏をしめて大量の油とニンニクで揚げ焼きにしたものを出しました。
これをお役人はいたく気に入り、「この料理は何という名前なのだ?」
と聞きました。
苦肉の策で作った料理だけに名前はなくて、苦し紛れに言ったのが、「シュクメルリ・カタミ(シュクメリ村風の鶏肉)」
でした。
そしてお役人は都会に戻り、この料理を料理人に繰り返し作らせてそれが広まったのです。
(諸説あり)

↑ 赤いピンがシュクメリ村、山の中って感じですね。
のぶよさんによると、ジョージアでも地方によりシュクメルリは違うそうです。
元祖は上記のラチャ地方のシュクメルリで、大量の油とニンニクで鶏肉を揚げ焼きにしたところに水を加えてスープ状にしたものだそう。
次が首都・トビリシ風のシュクメルリで、上記のレシピの最後に水を加えず牛乳を加えたものだそうです。
牛乳のおかげでまろやかになり、今のジョージアでは一番メジャーなシュクメルリはこれなのだとか。
それから西部のアジャラ地方のシュクメルリです。
揚げ焼きにした鶏肉は一回取り出し油を切って、大量のサワークリームに入れてオーブンで焼くのだそう。
おいおい、サツマイモやチーズなんてどこにもないじゃないですか!
のぶよさんは松屋のシュクメルリはジョージアのものとはまったく違うと書いています。
シュクメルリは鶏肉 and ニンニク and 油 + 水 or 牛乳 or サワークリームというシンプルな料理であると。
しかもシュクメルリって、ジョージアでの知名度は高いけど実際に食べる機会はあまりないのだとか……
「松屋! 謀ったな松屋!!」
(この後特攻するらしい(謎))
ほんと、日本の食品業界は嘘だらけですねぇ。
※追記
このあと「76」で書いてますが、作り方は違うものの松屋のとトビリシ風は食べた感じは似ていました、失礼しました。
私の松屋風シュクメルリのレシピ ↓
さて、ここまで来るとその本場のシュクメルリを食べてみたくなるのが人情というもの。
のぶよさんが書いたシュクメルリのレシピ ↓
このレシピを見て、私も作ってみました。
ただ鶏一羽とかは無理なので、鶏もも肉で代用しましたが。
ラチャ風シュクメルリ
二人前の材料です。
・鶏もも肉 200g 240g
・塩 二つまみ
・油 大さじ2 3
・ニンニク 4片
・水 100ml 200ml
※訂正しました、作例は古いままなのでご注意を。
では作りましょう。
1.鶏もも肉は大きめに切って塩を揉み込み五分間ほど置いておく

2.ニンニクは粗みじん切りにする

ここが一番面倒くさいかも(笑)。
3.フライパンにサラダ油大さじ2を入れて中火にかける
4.鶏もも肉を重ならないように並べて、しっかり火が通るまで焼く


画像よりもっともっと焼くべきでした。
本場では重しを乗せて焼くそうです。
油ももっと多くて良かったかも。
5.火を消して鶏もも肉を油を残すように取り出す

6.フライパンにニンニクを入れて弱火で二分間炒める
焦がさないように休みなく混ぜてください。
追記:ここでサラダ油大さじ1を追加してください。鶏肉を炒めた後の油が少なくなってしまったので。


7.水を少しずつ入れては混ぜるを繰り返す
水を一度に全部入れるのではなく、混ぜながら少し入れて濁って乳化したのを見てまた入れてを繰り返します。
最初は油が跳ねるので要注意!
追記:水の量は画像の倍になりました。


写真を撮ってる場合じゃない!
8.鶏もも肉を入れて中火にして、煮立ったら弱火にして、返しながら五分間煮る


9.盛り付けて完成
お疲れ様でした!

あれれ、スープっぽさが皆無です。
加える水が少なすぎたようですね。

今回はご飯と合わせましたが、本来はパンでしょう。
量が少なく見えますけど、あの油とニンニクですから。
お腹がパンパンになりましたし、体がポカポカしています。
(口臭が怖い……)
驚いたのは、味が思ったほどしつこくないことです。
アッサリしていて普通に食べられて美味しいのです。
やはり乳化がキモなのでしょうね。
食べ終わったらこれですよ。

くわー、やっぱギットギトじゃん。
水を増やせばこれがスープっぽくなるのでしょう。
というわけで、元祖シュクメルリに近いものはできました。
由来からすると、やはりこういうシンプルな料理なのだと思います。
興味があるのは、今回のレシピで入れた水を牛乳に置き換えたトビリシ風シュクメルリです。
マイルドになるそうで、是非食べてみたいです。
今回は成功とは言えませんけど、興味深い経験でした。
これを活かして次はトビリシ風ですね。
追記:作り直しました。

これくらいスープっぽいのが正しいです。
鶏肉はもっと大きく切ったほうが良かったかも。
この画像は上記レシピ(修正済)の分量で作りました。
コテコテのギットギトなのでこれで二人前になります。
私はお昼と晩酌の二回で食べました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。