スプーキーじいさんって何考えてるの!?

貧乏・暇なし・不健康。一人暮らしのじいさんのブログです。このブログに広告とか金儲けは入っていません。スターは一個だけ付ける主義です。税込表示です。

『刑事コロンボ』のうんちく

今回は日本でもおなじみの『刑事コロンボ』(NBC:1968年~1978年、ABC:1989年~2003年)の話です。
今回調べてみたら、コロンボのフルネームは「Frank Columbo」なのだそうです。

 

 

 

私の世代だとNHKでやっていた、いわゆる旧シリーズに馴染みがあります。
あの独特の風貌、話し方やジェスチャー、鈍そうに見えてしっかりと犯人を追い込む手腕、そしてときには犯人を騙して自白に追い込んだりする狡猾さも持っています。
パイロット版の「殺人処方箋」では結構パリッとしていたりする
私が最初に観ていたのは中学生の頃だったと思います。
クラスメイトがノベライズを何冊も持っていたのがうらやましかったなぁ。

 

日本では新シリーズに馴染みのない人が多いようで、「やっぱ旧シリーズだな」という声も聞きます。
ただ、新シリーズは主演のピーター・フォークが頑張って走り回って交渉して作ったシリーズであって、新シリーズを否定するのはピーター・フォークを否定するようで良い気はしませんね。
あまり否定的なことは言わないでほしいです。

 

 

 

コロンボの好物と言えば「チリ」。
チリコンカンのことですね。
メキシコからアメリカにかけた広い地域で食べられている非常にポピュラーな料理で、レシピのバリエーションは豊富です。
第二次世界大戦以降のアメリカ軍のレーション(野戦食、ミリメシ)に採用されたことで、連合国軍に参加した国の人たちにも広まっています。

コロンボ朝鮮戦争に従軍しています。ただコロンボは元々LAの人間なので子供の頃から食べていた設定と見ていいでしょう。

 

日本でもちょっと洒落たお店だとメニューに載せていることもありますし、ウェンディーズでも食べられます。

サイドメニューと言いながらMでも結構量はありますよ。
西部劇に出てきそうな豆料理で、美味しかったです。
いつか作りたいものです

 

 

 

コロンボのあのボロボロの愛車はプジョー403 カブリオレという、アメリカ輸出仕様車です。

ピーター・フォーク自身が撮影所にあった車の中から選んだそうで、最初は走れない状態だったとか。
刑事コロンボ』は富裕層の犯罪者 vs 庶民的な刑事という図式のドラマなので、それに合わせてこういう車が選ばれたそうです。

 

まーこれがかなりのオンボロで、旧シリーズでは周囲の扱いも酷いものでした。
それがいつの間にかプレミアが付いて、新シリーズでは高値で買うという人も現れたりしています。
物の価値なんてそんなものでしょう。

 

その「刑事」ですけど、マニアによると日本の警察なら「警視」に相当する肩書だそうですよ。
結構偉い人なんですね。
コロンボが警官からリスペクトされているシーンとかありますもんねぇ。

 

 

 

刑事コロンボ』のテーマ曲というと、みなさんも頭に浮かぶと思います。
ヘンリー・マンシーニが作った『Mystery Movie Theme』ですけど、実はこの曲は『コロンボ』のテーマ曲ではありません。

コロンボ』が放送されていた枠は「NBCミステリームービー」と言いまして、四つの警察物ドラマを週ごとに放送するスタイルだったのです。
コロンボ』の他は『警部マクロード』『署長マクミラン』(それぞれNHKで放送された)とあと一本で、最後の一本が中々定着しませんでした。
この枠のテーマ曲が『Mystery Movie Theme』で、刑事コロンボだけのテーマ曲は存在しません。
どうやらNBCではこのテーマ曲も途中から使わなくなって、曲なしでいきなりドラマになったそうです。

 

『マクロード』はテーマ曲が存在します。
私は『マクロード』も好きでしたねー。
田舎者の警察官がNYに研修に来るという内容で、大都会で西部劇をやってしまう豪快さが良かったです。
両方ともシングル盤を買いましたよ。
引っ越しの後始末が終わっていないので画像はまたの機会にしますが、『マクロード』の壮大なテーマ曲はとてもいいです。

(↑ 29秒くらいから

 

 

 

ヴィム・ヴェンダースの映画『ベルリン・天使の詩1987)』に、ピーター・フォークピーター・フォーク役で出演しています。

詳しいことはネタバレになるので書きませんけど、この映画の中でピーター・フォークがロケ現場にいるシーンがあるのですよ。
彼は撮影のためにベルリンに来ているわけです。
刑事コロンボ』の撮影ではない

 

そこで会話のシーンがあって、後ろにある大きな集合住宅の窓のところに子供が数人いて、その子供たちが繰り返し、

コロンボコロンボ!」

って叫ぶのです。
「え?」って思ってしまいました。

 

後で調べたら、どうやら『コロンボ』はドイツでも繰り返し放送されていてかなり人気があるというのです。
もし日本にピーター・フォークが来たとして、子供たちがこんな風に叫んだりしないでしょ?
それくらいドイツでの彼の人気は凄いってことです。

 

 

 

ピーター・フォークの右目は義眼でした。
小さい頃に目の病気が見つかって摘出されてしまったのです。
ピーター・フォークは義眼であることに特にコンプレックスはなくて、たとえば子供の頃に野球のジャッジに納得がいかず、義眼を外して審判に向けて「お前には目が必要だ!」と言ったことがあったそうです。キョーレツー!
距離感がないのに野球やってたんだ……

 

逆にコンプレックスだったという説もあります。
コロンボが話すときに手を過剰に動かすのは、元々ピーター・フォークが自分の義眼を見られないように、話し相手の目線を手に誘導するよう普段からやっていたクセだったという説も、私は聞いたことがあります。
これは単にコロンボというキャラの設定だったのかもしれません。

 

あともう一つ。
ピーター・フォークは寝るときにベッド脇のテーブルに義眼を外して置くそうで、彼の飼い猫がそれを咥えていってしまうのが悩みだというインタビュー記事も読んだことがあります。
本当かなぁ?

 

 

 

というわけで、『刑事コロンボ』に関するうんちくを書いてみました。
こういうのを書いてると、また『コロンボ』を観たくなってしまいますね。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。