前回書きました、2026年春のアニメの個人的な期待作ですが。
一通り観たのですけど、全滅でした。
いや、アニメファンの中には楽しんでいる人たちもいると思います。
あくまで個人的に、という話ですからあしからず。
まず作画のレベルが低い。
毎年専門学校を出たアニメーターが大勢いて、それがそれぞれ頑張っているはずなのに、なんで日本のアニメの多くはこんなに作画のレベルが低いのか。
人間の動きが描けていない。
だから観ていて集中できない。
アニメーターは毎日描いていて、成長したり描き慣れるということがないのか。
『葬送のフリーレン』とか観ると、同じTVアニメでも作画はきちんとしているのですがね。
少なくとも私の期待作は全滅でしたよ。
予算のことをよく言われますが、予算がないと新人アニメーターしか使えないのですか?
いつまでも新人アニメーターみたいな作画を観せられる視聴者はどうすればいいのですか?
今回私が選んだ作品を観ていたら、絵を描くことが苦手な人ばかり集めて作っているようにしか思えません。
本当に下手なのです。
あと演出。
新番組の、特に前半のパートなんて、視聴者を釘付けにするための演出をしないとダメでしょ?
ここがダルいとみんな観るのをやめますよ。
たとえば『魔法の姉妹 ルルットリリィ』。
スタジオぴえろが久々に魔女っ子モノを復活させた作品ですけど、初回からダラダラ。
テンポなんてありゃしない。
ぴえろの魔女っ子モノの第一作の『魔法の天使 クリィミーマミ』の初回がどうだったか、同じスタジオなのに知らないのですか?
『マミ』の場合は状況説明は最低限に、どんどん話を進めています。
まさにトントン拍子。
『ルルット』はこれが出来ていない、まだるっこしい。
一生懸命状況説明をしているだけ。
これがダメだってことは一視聴者だって分かります。
『マミ』では主人公の森沢優が、空を飛んできた不思議な船を見つけて、それを追いかけていく。
それが一つ目のベクトルです。
両親は自宅でクレープ屋さんをやっていて、お客の女子学生が並んでいるから優に手伝わせたい。
でも優は不思議な船を追いかけて行ってしまう。
そして優の母親から頼まれた、幼馴染の大伴俊夫が追っかける。
彼は優を捕まえて連れ帰ることが使命です。
これが二つ目のベクトルです。
そして不思議な船はどんどん飛んでいき、優が追いかけ、俊夫は優を追いかけます。
実に分かりやすい流れで、テンポもいいです。
動きがあるから視聴者も引き込まれます。
『ルルット』の第一話、観ました?
ダラダラした、何を視聴者に観せたいのかがハッキリしない演出。
これが普通なのですか?
予算がないと演出も新人を使わざるを得ないのですか?
ベテランはどこにいるのですか?
確信のないままただ脚本をなぞればいいのなら、そんなの素人でもできる仕事です。
大体『ルルット』って、スタジオぴえろの記念すべき作品ではないのかなぁ?
アニメだけじゃなく、マンガも酷いことになっていると聞きます。
普通は尊敬すべきプロの作品を観て、どう作るのかを学ぶものです。
マンガ家になるくらいなら、これまで多くの作品を読んできたはず。
アニメーターになる人も同様です。
だから自分が作ることになったときも、確信を持って作れる。
マンガはただコマを並べているだけではない。
アニメはただ絵を動かしているだけではない。
ファンは本物のプロの作品に感動して、お金を払うのです。
ところがプロの作品を観ても何も学ばない人もいます。
なぜこの作品ではここをこうしているのか、それを知らない人が自分で作れるわけがない。
そんな下手な人がプロとして作品を作っている。
そういうことです。
日本のアニメ界の巨匠たちが口を揃えて言っているのは、
アニメやマンガだけ観ていてはダメだ
ということです。
この辺に鍵があるような気がします。
今朝は赤いきつねに玉子とネギをトッピングして食べました。
美味しかったです。

五郎さん風に言えば、「こういうのでいいんだよ」ですね(笑)。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。