スプーキーじいさんって何考えてるの!?

貧乏・暇なし・不健康。一人暮らしのじいさんのブログです。このブログに広告とか金儲けは入っていません。スターは一個だけ付ける主義です。税込表示です。

悪い女がいたもんだ

私が初めてアルバイトをしたのは、高校二年生のときでした。
スーパーの中にあるハンバーガーとアイスのお店で、同級生が紹介してくれました。
当時の時給は¥360!!
なにしろ半世紀近く前ですから。
初めてだから大変でしたが、楽しかったです。

 

 

 

そのバイト先に、女子大生の先輩がいました。
美人で優しくて、よく助けてもらったものです。
先輩も私のことを気に入ってくれたようでした。
バイト帰りにラーメンを奢ってもらったこともありました。

 

先輩は、大学で仏教美術を学んでいると話していました。
当時の私にはチンプンカンプンでしたが、アカデミックな匂いはしました。
まだ16歳だった私からしたら、先輩は大人の女性ですよ。
憧れましたねー。

 

 

 

そんなある日。
先輩から話があると言われて二人きりになって、何だろう? と思ったら、旅行に誘われてしまったのです!
二人きりで旅行!?
しかも、京都・奈良を巡る旅だと言うじゃないですか。
先輩はあちらで多くの仏像を見て回ろうと計画していて、それについてきて欲しいと言うのです。
となると、泊まりですよね?
ということは、夜は……??
みなさん、やっと17歳になったばかりの男子がどういう心境だったか、想像つきますよね。

ぃやったー!!

先輩は更に「他のみんなには言わないでね」と私に言ったのです。

 

それからはもうドキドキしっぱなしで、仕事も手につかず(ダメじゃん)。
バイトのおかげである程度のお金はありました。
問題は親ですよ。
高校生の子供がどっかの女と旅行だなんて、親が許すわけがありません。
じゃあ友達にアリバイを頼むか?
お土産がないと怪しまれるから京都に行くとして、子供同士でなぜ京都へ?
もう頭は親にどう説明するかで一杯でした。

 

 

 

そんなこんなで、先輩から旅行の具体的な話が出るのを待っていた私。
それから一週間くらい後になって。
なんだか最近先輩の姿を見ていないなーって思って。
それで同僚に聞いてみたら、

「ああ、◯◯さんなら辞めたよ」

と言うじゃありませんか!
私がバイトに入らない日に先輩が最後で、みなさんに挨拶していったとのことです。
それは私が先輩から旅行の話を聞いた翌日でした。

ええっ!?

しばらくは思考停止してしまいましたよ。

 

私は先輩の住所も電話番号も知りませんでした。
もう連絡する方法はありません。
先輩の大学だってどの大学か知らなかったし。
結局私は騙されたのです。

 

職場のシフトは壁に貼ってあったから、私のシフトも見ていたのでしょう。
それでもう会わないタイミングで、旅行の話をして盛り上がらせて。
罪な女ですよ。
そんなことをして何の得があるのか。
盛り上がる私を見て、内心笑っていたのでしょうか。
小さな嘘だからいいと思っていたのでしょうか。

 

 

 

その後バイトを続けていて、同僚から先輩のことを色々聞きました。
先輩は大学生なんかじゃなくて、専門学校で保育を学んでいたということ。
一緒に暮らしている彼氏がいたということ。
あらあら、どんどん化けの皮が剥がれていくじゃないですか。
そういう悪い女だったというわけです。

 

私は17歳にして、世の中には悪い女がいることを知りました。
それは中学校や高校の中でワイワイやっている世界では知り得ないことでした。
世間って怖いんだな、そう思いましたよ。
アルバイトはお金を稼げたり社会経験ができたりと色々なメリットがありますけど、こういう経験もするのです。
親に嘘をつく前に発覚したのが救いですけど、苦い想い出です。

 

 


 

 

昨日もチキンカレーを作りました。
完成度を上げたくてね。

美味しかったです。
カレーに関しては今ちょっと、今後の方針に迷っているところです。
どういう方向に進もうか。
新しいカレーを作ったらまた書きますね。

 

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。