スプーキーじいさんって何考えてるの!?

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安いお店の想い出

私が東京でタクシー乗務員をやっていたのは、2010年から2013年の間の実質三年間です。
リーマン・ショックで職を失い、アベノミクスで復活した、その間の話です。
あの頃は本当に貧乏でね、今より酷かったです。
家では節約できますが、仕事中の外食が問題で。
コンビニ弁当は意外と高いし、牛丼ばかりというのも飽きてしまうし。
もし今みたいな物価高だったらどうしようもなくなっていたことでしょう。
それでお得なお店情報を仲間と交換したものです。

 

 

 

仲間に教えてもらったお店の一つが、晴海休憩所です。

画像の右下、晴海のトリトンスクエアの斜向かいのちょっと奥まった所にありました。
この辺りは東京五輪の選手村として再開発されて、晴海休憩所も無くなっています。
以前は倉庫街で、わざわざ訪れる人もいないような場所でした。
たぶん多くの人はその存在すら知らなかったと思います。
でもあそこで働いていた人たちにとっては、付近にお店がないので有り難い存在だったと思います。
トリトン内のお店は高かった

 

※実はこの辺りにソフト開発の拠点があって、私は昔しばらく通っていたことがあるのです。凄く不便な場所なので大変でした。

 

晴海休憩所はこの辺りで働く人たちのための建物で、公営だったのかどうかは分かりません。
鉄筋二階建ての建物で、その前は広い駐車場になっていました(これが有り難い)。
駐車するのに特にルールはなく、私もタクシーで乗り付けて適当に駐車してましたよ。
こういうずーずーしさは昭和のオヤジですよねー。
若い人なら「こんな所に勝手に停めていいの?」って思うでしょう。

 

一階には椅子が並んだ喫煙室と自販機コーナーとトイレがありました。
階段を上がると二階は食堂になっていました。

 

あまり詰め込みすぎず、長いテーブルと椅子が並んでいて、いつも誰かが食事していました。
営業時間は覚えていません
ガテン系の人が多かったですけど、トリトンスクエアから来たようなスーツにネクタイの人もいました。

よく見ると奥に二つ、料理を出しているパントリーがあります。
みなさんここで料理を買って食べているのです。
おそらく、料理を買わずに持ち込みをしても怒られなかったと思います。

 

二つのお店は系列とかではなかったと思います。
左のお店は老夫婦っぽいお二人が、右のお店は高齢の女性が一人でやっていました。
パントリーとガラスケースに多数の料理が並べられていて、各自それをトレイに乗せて、ご飯と味噌汁は温かいのをよそってくれて、会計して食事するというシステムでした。
なぜ二店舗あったのでしょうか?

作り置きなので料理は冷めていて残念な感じですけど、その分安かったです。
定食を組み立てても、たしか牛丼並と同じくらいの値段だったと思います。
これが有り難くてね!

 

あと私は仲間から聞いていたので、いつも右のお店で買っていました。
仲間が言うには、右のお店はサービスが凄いという話で。
実際、ご飯・味噌汁・主菜・副菜という構成にしたときに、副菜をもう一つオマケしてくれたり、副菜一つをタダにしてくれたりしたのです。
料理が冷めていたとしても、かなりお得な感じになりました。
あんなことして商売が成り立っていたのか、今でも不思議です。

 

別に美味しくてオススメできるわけではないし、雰囲気もアレでしたが、今でも思い出すと行きたくなります。
もし今でも存在していたら、ドラマ『孤独のグルメ』で五郎さんが食べに行ったはずです、間違いない。
淀橋市場内の食堂も行ってますし
そうなったらファンが押しかけて行列するようになって、本来のお客さんと揉めたりしたでしょうねー(笑)。

 

追記1
東京都が発見したバンクシーのネズミの絵ですが、この晴海休憩所の近所で見つかっています。バンクシーがあの二階で飯食ってたら笑いますね。

 

 

 

あと弁当屋さんで安いところがいくつかありました。
テレビで紹介されたこともある、浅草のデリカぱくぱくは有名ですね。
ここは今でも営業しています。

ここは以前は24時間営業で、弁当が「¥250から」だったのです!
だから下町エリアで流していて、深夜に食事したくなったときに超便利でした。
店頭に電子レンジもあって、有り難いお店なのです。
今は7時から22時までの営業で、弁当は「¥350から」になってしまいましたが、それでもお得なことに変わりはありません。
もちろん内容はそれなりですけどね。

 

 

それから新大久保にも弁当屋さんがありました。
ここも今でも営業中のニハマル弁当です。

店名から分かるとおり、当初は弁当が「¥280から」だったのです。
私が通っていた頃に¥290になって、今は「¥320から」になっています。
そう、デリカぱくぱくに負けていないのです。
しかもこちらは今でも24時間営業!
おそらく今も変わらずタクシー乗務員御用達になっていることでしょう。

 

弁当はご飯と、おかずは色々あって主に鶏肉料理で、あとは揚げ焼売一個に漬物がちょろっと。
栄養的には偏りますけど、本当に有り難いのです。
私はタクシーを辞めた後にこの近辺で働いていたことがあって、その時もよく買ってました。
仲間に教えたら大喜びで、評判良かったです。
こういった弁当屋さんも今は厳しいのでしょうね。

 

 

 

タクシー時代は本当に大変で、貧乏したし体調も良くなかったです。
「二日分徹夜で働いて翌日休む」という生活は、やはり人間には合わないと思います。
ただこうして、色々な場所の色々なお店で色々なものを食べることが出来たのはいい想い出です。
もう一度やれと言われたら断りますけどね(笑)。

 

深夜に上記のお店で弁当を買って、交通量が少なくなった大通りなんかに車を停めてエンジン切って。
弁当を食べながら、「これから自分の人生はどうなっていくのだろう?」なんて私は考えていました。
あの頃は不安だらけでしたよ。
でも人間、どうにかなるものです。

 

 


 

 

日清から新しいカップ麺が登場しました。
カップヌードル スパイスSHOCKカレーという商品です。

早速買ってみました、¥193でした。

 


謎の小袋の中身は不明ですけど、たしかにスパイスの複雑な風味はします。
食べてみて、意外と辛くないので驚きました。
「スパイスSHOCK」というのは「激辛」という意味ではなく、「スパイスの風味がたっぷりしますよ」という意味なのでしょう。
ただ、カレーの味もあまりしないのです。
単にピリ辛なトマトヌードルという感じで、どこが「SHOCK」なのだろう? と思いました。

 

正直、カップ麺に高級で複雑な美味しさなんて私は求めていません。
安いのだからそれなりに楽しませてくれれば十分なのに。
この商品、どこを目指したのかがちょっと分かりませんねー。
同じカップヌードルならカレーヌードルやトムヤムクンヌードルのほうが好きです。
今後安売りされることがあったとしても、これは買わないです。

 

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。