最近、私としては珍しく現在進行中のマンガを読んでいます。
ちょっとしたキッカケで読んでみたら気になって、今出ている単行本は全部読んでしまいました。
その作品のタイトルは、
『クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった』
です(略称:クラにか)。
今風の長いタイトルですね。
※以下にネタバレがあるのでご注意を。
この作品は元々はライトノベルです。
著者はたかた、イラストは長部トムと日向あずりです。
2020年からカクヨムという小説投稿サイトで発表されていて、コミカライズは尾野凛がアライブ+という月刊誌で連載中で単行本は現在第7巻まで。
TVアニメは先月から放送中です。
このTVアニメが気になって第一回を観たのですが、あまり私には合いませんでした。
その後SNSで話題になっているのを見て、マンガの頭のほうを読んでみたら気になりまして。
結局7巻まで読んでしまいました。
あらすじです。
前原真樹(まえはら まき)は母親と二人暮らし。引っ越しすることが多くて直近では中三の冬に引っ越している。基本インドア派で、ゲームをやったりB級映画を観るのが好きだが、人付き合いは苦手。
高校に入学した真樹はクラスに知り合いは一人もおらず、自己紹介でも失敗してぼっちになってしまう。友達は欲しいがどうすることもできず、自宅で遊ぶ日々を送っている。
毎週金曜日は母親が仕事で泊まり込みなため、真樹はピザを買い好きな映画を借りて一人の時間を満喫するのがパターンだった。ある日レンタル店で迷っていると、クラスで目立つ女子コンビの片方の朝凪海(あさなぎ うみ)に声をかけられる。海はクラスでの自分の自己紹介の内容は嘘で、実はB級映画やゲームが好きだと言い、同じ趣味の真樹に友達になってほしいとお願いしてきた。真樹は二人の関係を「自分と海に変な噂が立つと嫌」という理由で秘密にするよう頼む。
海と友達になった真樹は、外でどう遊べばいいか分からないので自宅に海を連れて行く。そして毎週金曜日の放課後は二人でピザとコーラとゲームと映画を楽しむことになる。二人はスマホでこっそり連絡を取り合うようになった。
目立つ女子コンビのもう一人、天海夕(あまみ ゆう)はクォーターで明るい美人、海とは親友だが真樹と海が友達付き合いしていることを夕は知らない。真樹とひょんなことから接近した夕は真樹と携帯番号を交換するが、そのことを海は知らない。
ある日、外の遊びを知らない真樹のために、海は真樹をお出掛けに誘う。色々な遊びの中でお互いのことを知っていく二人だった。ところが、ゲームセンターで海のトイレを待っていた真樹は、偶然そこにいた夕に見つけられてしまう。夕の友達もいる中で、真樹と海のことは秘密だからここに海が戻ってきてしまうとマズいのだが、夕は真樹に一緒に遊ぼうと提案してきて……

『クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった』
(著:尾野凛、たかた、日向あずり、KADOKAWA)第一巻より
基本はラブコメで、対人コミュニケーションの問題も扱います。
なので明るい部分とシリアスな部分が交互に来る感じです。
色々なことがありながらも、真樹と夕が仲良くなっていく甘酸っぱい物語ですね。
二人の距離が徐々に近づいていくのがいいんです。
アニメは今風の1クールと思われ、おそらくコミック第6巻までの内容となると推測されます。
(ラノベは読んでいないので、この辺の感覚は分かりませんけど)
もし2クールだとしたら今のアニメのペースだとマンガを追い越してしまうでしょう。
で、コミック6巻分というとかなりのボリュームですよね。
それをTVアニメの十話ちょっとでやるのは無茶だと思います。
実際、アニメとマンガを比べてみるとアニメはかなり展開が早いです。
極端に書けば総集編みたい。
マンガのほうで描かれている微妙なニュアンスも消えてしまって、残念な感じです。
(この辺をファンのみなさんはどう捉えているのでしょう?)
作画や演出もイマイチだし、アニメを観た後にマンガを読むとホッとする感じなのです。
私がこの作品に関して最初にアニメから入って合わなかったのも納得ですね。
マンガのほうは楽しんでいます。
ラブコメ物の王道パターンと言っていいでしょう。
冴えない男子に可愛い女子が接近したり、二人だけの秘密があったり、女の子同士の友情のアレコレがあったり。
パターンであることは全然いいのですけど、ちょっとご都合主義が匂うかな。
ぼっちでコミュ障気味の真樹が、海たちとあんなに普通に会話できるのは変です。
あのくらい話ができるのなら、他のクラスメイトと話せないわけがありません。
実際、関とは普通に友達になれているわけだし。
私は夕が真樹を好きになった理由もよく分かりません。
夕が更衣室で話した理由は本当のことなのか、そうだとしてもちょっと無理矢理じゃないのか。
海と夕をぶつけるための設定かな? なんて思ってしまいます。
(この後で「実は小さい頃に二人は会っていて」とかはないよね?(笑))
海の場合は夕から離れて自分だけの友達が欲しくて真樹と友達になるわけで、友達付き合いの中で真樹に惹かれていくというのは納得できます。
もしかしてですけど、初期の海の心の中に「夕は真樹には行かないだろう」という読みがあったのかもしれないなー、なんて勘ぐったりして。
あとクラスメイトの描き方がステレオタイプなのも気になります。
夕と真樹が携帯番号を交換していたことがバレたときとか、クラスメイトのリアクションが有り勝ち過ぎてね。
女子がコソコソ噂話したり、真樹に対する男子たちのヤッカミとか、描き方がいかにも「エキストラ!」っていう感じで。
自分が高校生の頃のことを思い出せば、クラスメイトってもっと色々いたでしょ?
この作品の中のクラスメイトは、描き方が平板なのです。
そういう意味ではアニメ『正反対な君とぼく』のほうが上です。
一番気になったのは、この作品はキャラの周囲の人たちに対する気配りとか心配とかを非常に丁寧に描いていることです。
真樹と海は特にそうで、お互いのこともそれ以外の友達のことも細かく思いやっています。
それ以外のキャラに関しても似たような感じですし。
正直、高校一年生でこんな大人びた人ってそうそういるものではないと私は思います
真樹も海も神経質と言っていいレベルですよ、15、6でこんな子いるかいな。
繰り返しますが、これだけ気配りができる真樹がどうしてぼっちだったのか?
この作品がヒットしているということは、読者である若い世代はこの細かい気配りに違和感がないということになります。
理想化されているとしても、受け入れ可能なレベルということです。
それはつまり、若者が周囲に対して神経質になっているということなのではないですか?
以前から思っていたことですけど、今の若い人たちって自分が炎上することを極端に恐れるような言動をするでしょ。
たとえば飲食店で食事をしたとき、ご飯粒一つも残すなとか、使い終わった食器は重ねて通路側へ置けとか、ゴミはまとめておけとか、そういう余計なことを「守るべきマナー」だと信じているようなことです(もっとお客様らしくしないとね)。
友達を作るにも苦労して、周囲の人たちと上手くやっていけるか心配して。
新しいクラスで友達が出来ないのではないかと心配し過ぎて、学校へ行きたくなくなって。
一人のクラスメイトと仲良くなりたくても、その人はあっちのグループに入っているからと躊躇して。
私が子供の頃とかなり違うのですよ、今は。
このマンガを読みながら、今の学校生活はこんな胃が痛くなるようなことになっているのかと驚いています。
元のラノベが続いているので、マンガはまだまだ続くでしょうし、アニメも第二期が有り得ます。
この作品が今後どうなっていくのか楽しみです。
トップバリュのカップ焼きそばがリニューアルされました。
東日本と西日本で違う商品を出してきたのです。
PR TIMESの記事 ↓
どうやら今までのに近いのが西日本版で、東日本版はまったくの新規のようです。
東日本版を食べてみたのですが……


細麺で味もアッサリで、今までの赤いパッケージのものと逆ですね。
私は赤いパッケージのカップ焼きそばが好きで、安いのに美味しくて気に入っていたのです。
新しいのは、正直どこにでもありそうなカップ焼きそばになってます。
ちょっと残念。
前のに戻してくれないかなー。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。