スプーキーじいさんって何考えてるの!?

貧乏・暇なし・不健康。一人暮らしのじいさんのブログです。このブログに広告とか金儲けは入っていません。

カレーでも作るか 2(改)

追記1

今日は昨日作ったグレイビーを半分冷凍しておいて、それを利用してまたチキンカレーを作りました。
ターメリックライスは新規で炊き、ターメリックだけでなく塩とバターを足したので美味しさが増しました。

 

ご飯五合に対して

ターメリック 小さじ1弱

・塩 小さじ1/2

・バター 10g(「切れてるバター」なら一欠片)

炊く前に入れてかき混ぜておく。
水は少なめに、うちでは五合の米に四合分の水で硬めに炊いてます。
炊きあがったときもよく混ぜること。

 

グレイビーを一晩寝かせたせいか、それとも小さいフライパンを使ったせいか、全体的に昨日より美味しくなりました。

いやぁ、これなら人に出せます。
比べてみると、昨日のほうが煮込みすぎだったかな。
フライパンの大きさ問題、結構影響ありました。
それとグレイビーの冷凍保存、あると本当に便利です。
今度まとめて作ろうと思います。

 

 


 

 

さてさて、第二回です。
前回は手間を減らすことを重視したため、少し味を軽視したレシピとなってしまいました。
言ってみれば「タイニー・チキンカレー」ですね。
料理に不慣れな方の第一歩になればという想いを込めました。

 

で、今回は手間を端折らずに基本的なカレーを作ります。
題して「ベーシック・チキンカレー」です。
(昔のPCの世界を思い出させる言葉たち(笑))
これを作るにはそれなりの手間と材料費がかかります。
ですが、タイニーを作れた人なら大丈夫。
参考になるように詳しく書きますね。

 

 

 

先にネタバラシをしてしまいます。
私が一番参考にしている頼りになる本がこちら。

Amazon ↓

https://www.amazon.co.jp/%E6%99%8B%E9%81%8A%E8%88%8E%E3%83%A0%E3%83%83%E3%82%AF-%E4%BE%BF%E5%88%A9%E5%B8%96%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA104-%E3%81%8A%E3%81%84%E3%81%97%E3%81%84%EF%BC%81%E3%82%B9%E3%83%91%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%81%AE%E4%BE%BF%E5%88%A9%E5%B8%96-%E6%99%8B%E9%81%8A%E8%88%8E-ebook/dp/B0B1DNR6H7/ref=cm_cr_srp_d_product_top?ie=UTF8

ムック本です、雑誌みたいな形です。
大きくてオールカラーで、開いたまま置いておけるのもグー。
今まででこれくらい参考になった本はなかったです。
例えばこの本はスパイスのブレンドについての記述が多く、そのスパイスのメーカーごとの違いまで載っているのです。
色々なお店の料理人監修のレシピもあり、役立つ豆知識も大量掲載。
主食や副菜やドリンクのレシピまであって超充実。
これは宣伝ではないので私には¥1も入ってきません(笑)。
純粋に褒めているのです。

 

私の記事を読んで「よしやってみるか!」と思った方がもしいれば、この本は私の記事なんかより百億万倍役に立ちますよ。

 

 

 

ベーシック・チキンカレー

一人前の材料です。

 

鶏もも肉 100g
 前回と同じく、好みで選んでください。

玉ねぎ 一個

パクチー 一株
 苦手なら入れなくていいです。
 株が大きすぎるなら、半分にしてください(写真参照 ↓ )。

サラダ油 大さじ1
 油も好みでご自由に。

 100cc

にんにく チューブで5cm

しょうが チューブで5cm

トマトピューレ 大さじ1
 今回はコク重視でトマトは使いません。

このグレーの部分をとします。

コリアンダー 小さじ2/3

クミン 小さじ2/3

ターメリック 小さじ1/4

レッドペッパー 小さじ1/2
 唐辛子系ならカイエンヌペッパーでも何でも可、お好みで。
 辛いものが好きなら増やしていいし、お子さんや辛いものが苦手な人なら入れなくてもいいですよ。

 小さじ1/3

これらは混ぜておきます。

ガラムマサラ 小さじ1/2

砂糖 一つまみ

ご飯 一合

 

数字が細かくて申し訳ありません。
今現在の私の好み・感覚で書いています。
カレーのスパイスの基本は、

コリアンダー

・クミン

ターメリック

の三種類で、これさえあればカレーになります。
これに辛味の

・レッドペッパー

を加えた四種類が基本かな。
最初に買うとしたらこの四つです。

 

そこに加えるスパイスとして、

ガラムマサラ

は調理の最後に入れてあげるとぐっと風味が増します。

・カルダモン

は少し高いけど、これもお店のカレーっぽい香りと後味になります。

・シナモン

は好みが分かれるかもしれません、シナモンティーが苦手な人は入れないでね。

 

 

 

 

さあ作りましょうか。
フライパンはテフロン加工などがされた、焦げ付きにくいものを使います。
混ぜたりするのに、濡らした木べらを使うと便利ですよ。

 

1.鶏肉は食べやすい大きさに切っておく

 

2.玉ねぎはみじん切りにしておく

  粗みじんでいいですよ。

 

3.パクチーは根から2cmくらいを切って、それぞれをきちんと洗う

  茎の間にゴミがあったりするのでよく洗ってください。

 

4.パクチーの根は細かいみじん切りに、茎と葉は1cmに切っておく

  別々に使いますので、混ぜないように。

これは一株が大きすぎました

5.フライパンにサラダ油を入れて中火で熱っし、パクチーの根を入れる

  パクチーの根の香りを油に移します、10秒間混ぜます。

 

6.玉ねぎを入れて、強い中火にして炒める

  ここからが勝負です!
  炒め方は、

  ・混ぜる

  ・押し付ける

  ・放置

  の三つの繰り返しになります。
  常に混ぜている必要はなく、しばらく放置したところで焦げ付くことはありません。
  繰り返しの一回目が終わったところで、塩を一つまみ入れましょう(分量外、つまり材料のところに書いたものとは別)。

 

 

7.10分以上炒めていると玉ねぎが茶色になってくるので、水を大さじ1入れる(分量外)

  この塩と水を少し加えることで、玉ねぎの味が良くなるのです。

 ※今回ここに書いた時間に関しては、条件によってかなり変わります。
  大きなフライパンを使うと短くなるので、状態を見ながら調節してください。

 

8.玉ねぎがこげ茶色になって水気が少なくなったら、弱火にしてニンニクとショウガとトマトピューレを入れて一分間混ぜる

  ここ大事なポイントです。
  この8.の工程が終わった時点で、玉ねぎがこげ茶色になって水分がなくなってドロドロの状態になっていること。
  つまりその状態を逆算して8.の工程に入るってことです。
  ちょっと茶色になったくらいで8.の工程には入らないこと!
  大丈夫、ダメになったりしませんから。

 

9.一回火を止めてを入れて、弱火で一分間混ぜる

  ここまでドロドロになると焦げ付きやすいので、木べらで剥がしながら混ぜます。

 

10.火を止める

  はい、ここまで来たら成功したようなものですよ!
  この茶色のドロドロのことを、

  グレイビー

  と言い、インド料理のベースとなるものの一つです。
  グレイビーがあれば、色々なインド料理が作れます。
  グレイビーを作るには手間がかかるので、多めに作っておいて一回分ずつラップして冷凍保存すると楽です(一ヶ月くらいは保つ)。
  掲載した画像はここまでは二人前で、以後はその半分だけ使います。

 

11.強めの弱火にして、鶏肉を入れて混ぜながら炒める

  鶏肉の全ての表面の色が変わるまで炒めます。

 

12.水を入れて強火にして沸騰させる

  すぐ沸騰します。

 

13.弱火にしてフタをして、時々混ぜながら10分間煮る

  フライパンに焦げ付かせないようにご注意を。
  出来上がりは水のようにサラサラではなく、少しトロトロした状態です。
  あんまりサラサラ過ぎる場合は、煮る時間を伸ばしましょう。
  (逆の場合も有り得ます、やはりフライパンが大きいと時間も短くなりますね)
  あとご飯の用意を忘れずに。

 

14.フタを取り、パクチー(葉と茎)を入れて混ぜながら30秒間煮る

  これでかなりお店っぽくなります。

 

15.最後に砂糖とガラムマサラを入れて、かき混ぜてから火を止める

  ここで味見をして、塩味が足りないと思ったら塩を足します。

 

16.完成

  お疲れ様でした!

ベーシック・チキンカレー


前回のカレーに比べたらスパイシーだしコクもあって、パクチーの香りがエスニックでとても美味しいです。
量は少ないけど、味と香りが濃いのでご飯が進みます。
(もっと沢山食べたい方は材料を増やしてください)

 

自宅でこんな美味しいカレーを作れるとはね!
でもまだまだ、自分の理想からは遠いですよ。
もしこの記事を読んでご自分でも作ってみて、カレー作りに慣れてきたら、家族や友達に黙って出してみてください。
きっと驚かれますから。

 

 

 

自分でスパイスから作るカレーの基本が、このチキンカレーなんです。
ネットで探すと同じようなカレーのレシピが沢山見つかります。
作り方はみなさん大体同じですけど、色々と違いもあります。
みなさん作って食べては色々考えて、それぞれの創意工夫がそういう違いに出てくるのでしょう。
だから正解はないのかもしれません、好みは人それぞれですしね。
それだけカレーっていう料理は自由だってことだと思います。

 

今回はフライパンの大きさの違いで、結構戸惑う場面がありました。
一人前ならもっと小さいフライパンがいいと思います。
今回はグレイビーを二人前作る都合があってのことでしたけどね。
みなさんもご注意ください。
量や時間は臨機応変に変えていきましょう。

 

 

 

それにしても、料理しながら写真を撮るって難しいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。