さて、また料理です。
今回は、みんな大好き親子丼です。
私も好きなんですよねー、なか卯に行くとつい親子丼をオーダーしてしまいます。
私、親子丼って作ったことがなくて。
レシピを見ると食材や調味料は少ないし、工程もシンプルに感じます。
ただ、テレビなんかで料理人が特殊な鍋から丼飯に親子丼の頭を乗せるシーンを見ていると、あれは難しそうだなーって思うのです。
それに、オムライスのときに苦労した玉子を使いますしね。
でも毎日料理をしている人たちからすると、「親子丼なんて簡単料理だよ」ってことなのだそうです。
あのYさんも「簡単だよ、私なんて今まで百回は作ってるけど失敗したことないし」だそうで(そりゃアナタはね)。
ス「じゃあYさんちにも、あの変な鍋があるの?」
Y「バカだね、あんなの持ってるわけないじゃん」
ス「え? じゃどうするの?」
Y「小さいフライパンでもいいし、お鍋で作ってお玉でご飯に乗せてもいいし」
ス「お玉じゃ小さすぎない?」
Y「二回か三回に分けて乗せればいいの、全然変じゃないよ」
Y「それに分けてご飯に乗せるやり方だと、出来た頭が大きすぎてもいいでしょ」
ス「1へぇ」
そっか、フライパンか鍋とお玉を使えば出来るんだ。
それじゃ作ってみますか、ってことなのです。
親子丼
では一人分の材料から。
・鶏肉 70g
鶏肉の種類は、参照させていただいたレシピによって違いがあるのでお好みで。
量もかなりバラツキがあって、平均するとこのくらいです。
・タマネギ 1/4個
タマネギを使わないレシピもありましたが、個人的にはマストアイテムです。
・ご飯 丼にお好みの量で
ご飯は硬めに炊くといいです。
・三つ葉 親子丼の上にパラパラ乗せる程度
これは少しでいいです。
(でも束で売ってるんだよねー)
・玉子 二個
この下の四つをAとします。
・だし汁 80cc
80ccの水にだしの素を小さじ1/4入れて混ぜておきます。・みりん 大さじ2
・しょう油 大さじ2
・砂糖 小さじ1
調味料の、特にしょう油の量についてはレシピによってバラツキが大きかったです。
上に書いた量は一つの例なので、好みで変えていいです。
自分で作ると薄味も濃い味も自由自在なのがいいですね。
あとレシピによっては、焼き海苔を細かくちぎってご飯の上に敷く、なんてのもありました。
私はそういう親子丼は食べたことないですけど。
では作ります。
今回は20cmのフライパンと割り箸とフライ返しを使いました。
1.鶏肉は小さめに切っておく
大きさもお好みでどうぞ。
2.タマネギはくし切りに、三つ葉は1cmくらいに切る
3.玉子はお箸で溶いておく
親子丼の白身が好きな方は、白身を混ぜすぎないようにします。
4.ご飯を丼によそっておく
5.フライパンにAを入れて中火で熱する
6.煮立ってきたら、鶏肉とタマネギを入れて煮る
鶏肉に火が通るまで、お箸で転がしながらじっくり煮ます。
7.鶏肉に火が通ったら少し火を弱め(弱火と中火の間くらい)、溶いた玉子の3/4を鍋の中央から外側へ回すようにかけていき、三つ葉を乗せる
玉子は周辺から火が通ってくるので、煮ながら固まった部分をフライ返しで内側に寄せ続けます。
8.玉子が全部固まるより少し前に小さめの弱火にして、残った玉子をかけてフタをして一分間蒸らす
これで頭は完成です。
下は固まっていて、上に緩い部分があって、その混在が美味しいのです。
Aが飛ばずにかなり残ってますが、これがご飯に染みて美味しくなるのですよ。
9.頭をフライパンから丼飯に乗せて完成
ここは焦らず、フライパンを丼飯の上で傾けて、フライ返しを使って徐々に、慎重に。
お疲れさまでした!
いやー、何とかなるものですね。
まさか自分で親子丼を作る日が来るとは。
なか卯の親子丼ほど美味しくはないですけど、ちゃんと親子丼です。
もう少し火を通せば、昔のそば屋さんの親子丼のように玉子全体が固まるでしょう。
親子丼を自分で作ってみて分かったのは、そんなに神経質にならなくても作れる料理だってことです。
初めてだから緊張していましたが、一回作ってみれば「簡単料理」というのも頷けます。
手間も材料も少ないし、今後はもっと気軽に作って食べることにします。
追記1
材料が余ったので翌日のランチも親子丼になりました。
今回は最後にフタをしてから煮る時間を一分間から二分間にして、玉子を硬めにしました。
(時々様子を見ながら)
これだと昔ながらのそば屋さんの親子丼っぽくなります。
どちらでも、お好みで。
最近、続けてサイゼリヤでランチを食べました。
ランチメニューはハンバーグランチが二種類とパスタとドリアがありました。
上がオニオンソース、下が特製デミソースです。
ハンバーグは厚みがあって美味しく、これで¥600なのだからさすがです。
(パスタとドリアは¥500)
ランチメニューを少なくすることで、料理の提供を早くしているのでしょう。
やるな、サイゼリヤ!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。