うちではよく炒飯を作ります。
安い、簡単、美味しいの三拍子揃った神メニューですよね。
みなさんのところでも同じだと思います。
まーよくもこんないいメニューを作ってくれましたよね。 > 昔の中国の料理人
ふと考えてみたのですが、みなさん炒飯の味付けってどうしてますか?
普通ならしょう油と塩コショウと、出汁の素を入れたりするくらいかな。
私は以前香味ペーストを使ってましたが、あれに全部お任せっていうのがちょっと嫌でね。
それで調べてみたのです。
ほとんどは上記の味付けでした。
あとは味覇(ウェイパー)ですね、何でも美味しくなると評判の。
私は使ったことはありませんけど、これは中華スープの素や鶏がらスープの素とほぼ同じ味だそうです。
しょう油じゃなくてウスターソースを使うレシピもありました。
あとはもう洋風の味付けだったりと、中華から離れたものもありました。
そんな中で見つけた味付けで、実際に作ってみたら美味しかったものを今回は書きます。
炒飯なんて今さらですけど、これまでにノーマルな炒飯は書いてなかったし。
ここでついでに、うちの作り方を紹介しましょう。
炒飯
一人分の材料です。
・ご飯 一合
この量は多めなのでお好みで減らしてください。
調理の前に食べるときの温度にしておくこと。
・玉子 一個
・ハム 3,4枚
もちろんベーコンでも叉焼でもOK。
・長ネギ 10cm
これら具の量もお好みで増減OKです。
・ごま油 大さじ1(炒め用)
サラダ油でもOKです、お好みで。
以下をAとします。
・オイスターソース 小さじ2
・鶏がらスープの素 小さじ2
・コショウ 適量
では作りましょう。
1.長ネギは大きめのみじん切りにする
私は関東東海で育ったため、これまではネギの青い部分は捨ててました。
青い部分も入れてあげると彩りが良くなると聞いたので、今回は混ぜてみました。
余りは冷凍しておきましょう。
冷凍ネギは、料理に使うにしても、カップ麺に足すにしても、そのまま使えます。
2.ハムは1cm角くらいに切っておく
ハムは三、四枚が重なってパックになってると思いますのでそのまま切って、一枚ずつバラさなくていいです。
ここにナルトのみじん切りを入れると、町中華っぽくなるんですよねー。
3.Aはあらかじめ混ぜておく
調理を始めてから測ったりすると慌ててしまうので、先に混ぜておきましょう。
計量スプーンは調味料をフライパンに投入するときに使います。
4.フライパンにごま油を入れて、中火にかける
うちでは強火は使いません。
家庭で中華屋さんの火力は無理ですし、強火で調理して慌てて失敗するのも嫌だからです。
中火だと町中華のように鍋肌が高温になることもなく、必死に振る必要がないから楽に作れるのです。
このフライパンもいい加減買い替えないとね。
5.玉子を割り入れて、濡らしておいた木べらで崩して炒める
玉子の色が全体的に変わるまで炒めます。
こびりつかないように、まんべんなく。
6.ご飯を投入して炒める
玉子と混ぜて、木べらでフライパンに押し付けます。
まずここではご飯のダマをなくします。
この押しつけでダマが解消されるので、あとは水分を飛ばすために混ぜながら炒めます。
中火なのであわてなくていいのです。
この辺で初めてフライパンを振って中身を返したりしますが、ご飯粒を何回も舞わせる必要はありません。
両面を焼いてあげるイメージでいいです。
ほら、もうパラパラになってきたでしょ?
本当のパラッパラがお好きなら、ここは長めに。
ここでご飯の水分を飛ばしてあげないと、水分が残ってベチャッとなってしまうのです。
7.コショウを振って、ハムを投入して炒める
今回の味付けだと軽いので、パンチが欲しいならコショウは多めにします。
全体を混ぜて、たまに振って、炒めてあげます。
8.ハムとご飯がちゃんと混ざったなー、というタイミングでネギを入れる
今回はネギ多めです。
やはり青い部分があると綺麗ですね。
ここもネギが全体に行き渡って混ざったなー、でいいです。
9.Aを投入する
調味料が行き渡るように、頑張って混ぜてください。
ここまで来ると、ハムやご飯に少し焼き目が付くと思います。
10.火を消して完成
お疲れ様でした!
美味しかったです。
しょう油中心の味付けと違って、アッサリで軽いけど旨味がある感じです。
しょう油の尖った感じがないのもいいですね。
激辛ファンなら、ここにラー油を振りかけてあげてもいいと思います。
一般的な「しょう油を鍋肌から回し入れる」をやると、私はよく量を間違えてしまうのです。
今回のようにあらかじめ計量して混ぜておくほうが、味にブレがなくていいと思います。
あと他のレシピで見たコツですけど。
最初に玉子を炒めたら、そこで一回玉子を取り出しておいて、最後に戻してあげるというもの。
これをやると玉子の固まりが残りやすいので、玉子の存在感が強くなるそうです。
へー、今度やってみよ。
というわけで、炒飯のレシピでした。
少しでも参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。