東京の桜はそろそろ終わりのようです。
これはうちの近所の桜です。
春の嵐の翌日に撮りました。
散りもせずによく残りましたよ。
出勤時でしたが、ちょうどそこに来た高齢男性(知らない人)としばし、見上げながら立ち話。
こちらは職場の近所の公園の桜。
夜桜ですね。
照明でうっすらと見えていて、これもいいものです。
年配の方の中には「月に叢雲(むらくも)」なんてことを言う人もいますけど、若い人たちはまず使わないですよね。
これは下記の、作者不明の歌から取られたことわざです。
世の中は 月に群雲 花に風 思うに別れ 思わぬに添う
意味は、
キレイな月を見ていたら雲が隠してしまった
折角の桜を風が散らしてしまった
好きな人とは別れてしまった
今一緒にいるのはそれほど好きでもない人
世の中は思うようには行かないものだ
ということです。
だよねー。
歌ということで思い出すのは「金欲し付合(かねほしつけあい)」です。
例えば。
柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 それにつけても金の欲しさよ
鮟鱇(アンコウ)の骨まで凍(い)ててぶちきらる それにつけても金の欲しさよ
手をあげて横断歩道を渡りましょう それにつけても金の欲しさよ
どんな句にも付けられて台無しにしてしまう七七ですね。
江戸時代に狂歌というのが流行って、その中で金欲し付合もよく使われたそうです。
なんつーか、そのとーり。
今回はとりとめもなく書いてます。
ふと思い出したのが、「イーデス・ハンソン=半村良」説。
イーデス・ハンソン(女性)って、若い人たちはもう知らないか。
デンマーク系でインド生まれ、アメリカを経由して大阪に来て、タレントとライターとして活躍しました。
で、1974年に直木賞を取った半村良(はんむらりょう、男性)って筆名なんですけど、この筆名は「彼がイーデス・ハンソンのファンだから付けた名前だ」って説があって。
つまり、
イーデス → 良いです → 良
ハンソン → 半村
ってことだって噂になりまして。
これは完全に都市伝説で、この意味的一致は偶然に過ぎません。
ただご当人のお二人が面白がって放置しているだけのことです。
私は時々、このことを思い出して笑ってしまうのです。
特に「イーデス」が「良」になる辺り、考えた人は凄いですよね。
今日の昼食は、ターメリックライスを炊いてオムレツを焼いて、レトルトのキーマカレーをかけて食べました。
オムレツがブサイクなのと、色的に白いご飯のほうがよかったことは忘れていいのよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。