細かいことだけど - スプーキーじいさんって何考えてるの！？

これは周囲にもオススメしていることなのですが。
私はお出掛けするときに、バッグの中に必ず個包装の割り箸を入れています。
それは、麺類を出す飲食店で割り箸を置いていないお店が増えているからです。
使い捨ての割り箸はコストがかかってしまうので、物価高騰の今は致し方ないことです。

みなさんお分かりと思いますが、麺類を食べるときには断面が四角い割り箸が一番使いやすいです。
麺が滑りませんからね。
最悪なのは断面が丸い樹脂のお箸で、麺が滑ってしまいどうしようもありません。
それがカレーうどんだったらどうなってしまうか……

昔からこのことで悩まされてきた私は、割り箸を持ち歩くようになりました。
割り箸がないお店で麺類を食べるときに、困ることはなくなりました。
時々、樹脂のお箸を置いているお店で私が割り箸で食べていると、他のお客さんが見ていることがあります。
いいアイディアだと思ったのか、お店に言えばもらえると思ったか。

昨今は電車やバスに液晶ディスプレイが設置されることが増えました。
山手線なんか乗った日にゃいくつもディスプレイが設置してあって、節電のために消せばいいのにと思ってしまいます。
まぁああいった広告で収入を得ているのでしょうがないのかもしれませんが。

前にネットニュースであったのが、東京の電車に慣れていない人がディスプレイに自分の見たい情報が中々表示されなくて困ったという記事です。
車内のディスプレイに表示されるのは次の駅名、この先停まる駅名と所要時間、どちら側のドアが開いて階段やエレベーターはどこにあるのか。
そういう画面が数秒ごとに切り替わるようになっています。
でも「次の駅名」が一番重要じゃないですか。
だからどの画面にも「次の駅名」は固定して表示させるべきなのです。

うちの地元のバスもそうなんですよ。
前のほうにディスプレイがあって、バス停の名前や料金が表示されているのですが。
バス停が近づくと「停車するまで立たないでください」と大きく表示されてしまい、次のバス停の名前が分からなくなってしまうのです。
これも画面を分割すれば済む話だと思うのですがね。

テレビを見ているときに、ニュース番組なんかでどこかの様子を写した映像が流れるときのことです。
それがどこなのか、地名の表示がすぐ消えてしまうのも困りものです。
例えば事件・事故のニュースをやっていて、それを耳だけで聞いていて「えっ？」と思って画面を見たときにはもう地名は消えているという。
日本の風景なんて全国どこに行っても似たりよったりだから、今見ている映像がどこなのかなんて分かるわけがありません。
（マラソン大会の中継もそうですよね）
それが海外なら尚更です。
なぜ地名を消してしまうのか、理由を聞いてみたいものです。

エスカレーターで右に立つか左に立つかって問題があります。
埼玉県では条例まで作ったと聞いたことがあります。
でもあれって、二人分の幅があるから問題になるのであって、幅を一人分にしてしまえば右も左もなくていいと思うのです。
左右どちらにもつかまれるから安全だし。

もしそれで「エスカレーターの輸送量が落ちる」というのなら、階段を歩かせればいいのです。
運動不足で健康を害する人が多いのでしょう？
階段を歩かせるようにすれば、それは医療費の削減に繋がるはずですよ。
大体、駅のエスカレーターやエレベーターは弱者のための設備です。
（大江戸線みたいに駅が地下深い場合は別ですよ、そんなの例外です）
それを健常者が使うなんて間違いです。
それで弱者（ベビーカーとか）が乗れなくなるなんて間違ってます。
我先にエスカレーターやエレベーターに乗る人が「運動不足だからジムに行こうかな」なんて言っているとしたら、頭がおかしいのです。

以前、有名なカレーうどんのお店に夕食を食べに行ったときのことです。
私は昼食で持参の割り箸を使ってしまって、そのときは持っていませんでした。
カレーうどんをオーダーすると、一緒に出されたのは断面の丸い塗箸でした。
当然ながらうどんは滑ってしまい、まともに食べることができません。
紙のエプロンがあったから良かったようなものの、そうでなかったら服は汚れてしまったでしょう。

私はホール係の女の子を呼んで、割り箸をくださいとお願いしました。
そうしたらその子はぽかーんとしてしまって。
だからもう一度割り箸をくださいと言ったら、やっと裏へ入って行って。
二分間くらい待っていたら、店長を名乗る男性が出てきて割り箸を持ってきてくれました。

「お待たせしました、すみません、うどんが滑りますか？」

と言うので、お礼を言って滑りますと答えました。
店長には話が通じたようです。
（あの女の子は大丈夫なのか？）

大きなお店ではありません、私と店長の会話を聞いていた他のお客さんから次々と「私にも割り箸をください」という声があがりました。
みんな同じように困っていたのです。
店長はすぐに割り箸をみなさんに配っていましたよ。

そのお店が割り箸を置くようになったのか、私は知りません。
樹脂のお箸ならコストカットのためと思いますけど、わざわざ塗箸を置くなんてね。
そういう無神経なお店に二度行く気はないです、うどんも美味しくなかったし。
ただ私は、バッグの中に割り箸を二膳入れるようにはなりました。
これにて一件落着。

杉良太郎　『すきま風』（笑）