日清のどん兵衛といえば、日本人なら知らない人がいないくらいメジャーなカップ麺です。
発売開始は1976年(昭和51年)だそうで、私なんてまだ中学生ですよ。
物凄いロングラン商品なわけです。
実はライバル商品であるマルちゃんの赤いきつねの前身であるマルちゃんのカップうどんきつねのほうが先なんですって(1975年(昭和50年))。
その大ヒットに対抗するべく日清が開発したのがどん兵衛なわけです。
(他のメーカーも当然追随した)
(「赤いきつね」というネーミングにもどん兵衛が絡んでいたりする)
私はカップ麺が好きでよく食べるのですけど、赤いきつね(と緑のたぬき)が昔からほとんど変わっていないように思えるのに対して、どん兵衛はうどんもそばもどんどん進化してますよね。
(この辺のことが実売価格に現れている)
(レトロな赤いきつねも好きですが)
うどんだけでも従来の物から「べっぴんうどん」「ぶっとうどん」「三層太ストレート製法」などの変更があって、食感、厚さ、長さなどが変更されています。
もちろんつゆも変えられてますし、具もね。
残念ながらスタンダードなどん兵衛天ぷらそばには付いていませんけど、鬼かき揚げ天ぷらうどんに付いているかき揚げは画期的な美味しさです。
ただ、今のどん兵衛のうどんもそばも美味しいのですが、麺同士が絡みすぎなのは欠点だと思います。
お箸で一口分を持ち上げにくいのです。
(長さも長すぎ)
私はカップ麺を食べるとき、フタを開けたら全体を混ぜてから麺を持ち上げてほぐすのですけど、どん兵衛だけは中々ほぐれなくて困ります。
お箸でちょっとだけ持ち上げても、麺が富士山みたいに絡まって付いてきてしまうのはどうにかしてほしいです。
あとどん兵衛も赤いきつねも、自販機用の縦型カップのものがあります。
ところがどういうわけか、これら縦型の商品ってどれも不味いのですよ。
同じ商品のはずなのに不思議なことです。
さて、どん兵衛に関する噂が以前からありまして。
なんとお湯を入れてから五分間ではなく十分間待ったほうが美味しいというのです。
(マキタスポーツが考案したらしい)
んなアホな、メーカーが指定したとおりに作ったほうが美味しいに決まってるじゃないですか。
と、硬い頭で思考停止するのも嫌なので、試してみました。
今回使ったのはこちら。
西日本と東日本でカップ麺の味付けが違うというのは昔から言われてきたことです。
それを比較できるように商品化するとは、日清もアコギな商売しよるのぉ(笑)。
十分間待ちました。
見た目は全然変わりませんね。
麺はどうでしょう。
あ、確かに、ちょっと違います。
柔らかくて滑らかで、五分間のものより美味しいです。
カップ麺の麺よりは、お店の麺に近づいています。
つるんとした喉越しがワンタン的で、向上したのは間違いないですね。
お揚げは少し柔らかいだけで、大きな違いはなし。
温度的には思ったより冷めてなくて、逆に食べやすい適度な温度になったと思います。
いやこれなら十分間待ちますよ。
どん兵衛のより美味しい食べ方は、他にも色々あるようです。
耐熱容器に入れてレンチンするとか、みなさん工夫してるんですね。
ただ個人的には、他の容器を使うとかになるとカップ麺の利便性がなくなるので無意味かなと。
鍋とか使うのなら、普通にうどん買ってきて茹でたらどうですか?
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と、書いてしまうと面白味がなくなってしまいますね、失礼。
最後に、この「10分どん兵衛」の話題って2016年に盛り上がっていたのだそうです。
あははは、8年も遅れて書いている私って一体……
それと、赤いきつねも十分間待つと美味しくなるそうですよ!
今後も日清他、食品メーカーには頑張ってもらいたいものです。
期待しています。
さて今日は、衆議院選挙の投票日です。
今回は波乱がありそうですよね。
私もこの後、買い物がてら投票してきます。
みなさんも是非。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。