スプーキーじいさんって何考えてるの!?

貧乏・暇なし・不健康。一人暮らしのじいさんのブログです。このブログに広告とか金儲けは入っていません。

マナーや常識の行方

私は神経質です。
几帳面なことは長所と言えますが、細かいことが一々気になってしまうことは短所だと思っています。
以前、介護の仕事をしている人が言っていた、

認知症になった人は幸せだ」

という言葉があって、なるほどと思わされました。
もし自分が無神経だったら、何も気にせずストレスも感じずに生きていけることでしょう。

 

私はテーブルマナーをきちんと守ります。
子供の頃に母が、『ティファニーのテーブルマナー』という本を買って与えてくれて、それが面白くて繰り返し読んだことが影響しています。
それに母は東京の山の手のお嬢様だったので、子供達に色々と教えてもくれました。
お箸の持ち方はもちろんのこと、パスタをフォークで食べる方法も家で練習して出来るようになるまでは、飲食店でオーダーすることを禁止されていたりして。
だから小学生の頃には、レストランでナイフとフォークを使えるようになってました。
自分がきちんとしていないと気が済まない性格なのです。

 

 

 

飲食店で食事しているときは、近くにいる他のお客さんの食べ方が気になります。
もちろん、外食のときには他のお客さんを無視するのもマナーですので、表には出しませんけど。
お箸の持ち方もそうだし、パスタをラーメンみたいに食べることとか、背中を丸めて顔を器に突っ込むように食べていたり、左手をポケットに入れたままだったりとか、そういうのです。
重すぎない、熱すぎない器なら、持って食べるのが日本のマナーです。
洋食や中華は別ですし、例外はありますけど。

(これは日本では床に座って床かその付近に器を置いて食べる習慣が長かったからで、他の国では珍しいことです)

それを、右手でお箸を持って、左手はポケットで、背中を思いっきり丸めて顔を器に近づけてって……馬みたいでみっともないです。
頭を下げたり上げたりするから、お辞儀しながら食べているようになっててね。
スプーンやレンゲの横に口をつけてスープを飲むのも間違いです。
足を組むのも嫌です、それでカッコいいと思っているのでしょうか。
最近だとスマホをいじりながら食事している人も多いですが、スマホって汚いですよ。

 

電車に乗れば、また気になる人達がいます。
椅子に座ると足を投げ出して、そして足首をクネクネ動かしてみたり。

(都心ではあまり見ませんけど、田舎へと続く路線ではよく見ます)

足を組むのもマナー違反だし、組んだ足のすね毛が見えているのもマナー違反です。
股関節がイカれているのか、膝を思いっきり開いて座っている人もいます。
つり革を二つ、両手で持ってぶら下がるようにしている人は、まるで猿。
自分が降りる駅のベストな位置のドアに行くために、列車の中を歩いて移動している人達もかなりみっともないです。
セッカチな貧乏人という感じがして、本当に嫌です。

 

ここに書いたのは、気になる人達のほんの一部です。
こういう風に他人が気になってしまうと、それなりのストレスも感じます。
だから、神経質って損だと思うのです。

 

 

 

そういう意味で言えば、最近の所謂「客テロ」っていうのはかなり酷いです。
ネットで色々読んでいると、「誰でも若い頃にはああいうことをしたが発覚しなかっただけ」という意見が多く見られますが、やるわけがありません。
書いている人達がそうだっただけで、私からすれば異常です。
しょうゆの器や予備の取り皿を舐めて元へ戻したり、回っているお寿司に自分のよだれを塗ったりって、やろうとも思いませんけど?
ああいうイタズラをやりたいと思う人、やってしまう人というのは、精神的な病気じゃないかと疑っているのです。
まともじゃない。

 

ただ確かに、イタズラは昔からありました。
回転寿司店が増え始めた頃に私も食べに行きましたが、その時にイタズラを目撃してね。
お店の人達から見えない位置に座っている客が、まぁ色々やってたんですね。
それを見てしまったので、以後私は回っているお寿司は決して食べません。
回転寿司店でも口頭でオーダーして、職人さんが直接手渡ししてくれるお店があって、そういうところだけです。
あとは立ち食いの寿司屋さんですね。
きちんとしたお店ほどは高くないし、職人さんが握っては寿司下駄に乗せてくれるから安心なのです。

 

マナーとか常識が守られないようになり、日本人の意識が変化していくなら、今後の日本は(少なくとも私にとっては)住みづらくなるでしょう。
常にイタズラの可能性を考慮し、マナー違反に目をつぶり、ストレスを抱えながら食事することになりそうで、憂鬱です。

(飲食店では個包装が増えそうです、料理も調味料も食器も全部、店員さんが必要な数だけ持ってくるような形式でね)

だからって高級店で食事できるようなお金はないしねぇ。
外食しないっていう選択肢も考えられないし。
おそらく今の若い人達は、そういうことにも順応していくのでしょう。
年寄りになって世の中に置いていかれるって、こういうことなのかもしれません。

 

 


 

 

こないだ、あるお店でハヤシライスを食べてきました。

C&Cのハヤシライス

東京のカレー好きには有名なお店、C&Cのハヤシライスです。
C&Cの中で一店舗だけ、新宿の京王新線の改札そばにある「新線新宿店」のみで扱っているメニューです。
C&Cのカレーって玉ねぎがたっぷりと使われていて、独特の甘みとコクがあって凄く美味しいのです。
そのC&Cのハヤシライス、しかも一店舗のみで出しているメニュー、気になって食べてきたのです。

 

でも、期待外れでした。
¥640なりの、やや薄いハヤシライスでした。
C&Cで出すのなら、もう少し頑張ってほしかったのですがね。

 

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。