日本人は本当にセッカチです。
これは海外から来た方々が口を揃えて言うので、間違いないでしょう。
(ChatGPTもそういっています(笑))
私は母親から注意されていたので、子供の頃から注意するようにはしてきました。
ただ、根っからの日本人である私からセッカチが消えて無くなるわけではないのです。
いつも「セッカチになっちゃダメだ」と思って生きてきたので、他人のセッカチを客観的に観察しています。
反面教師にしているわけですね、いつもお世話になっております。
その先生方をご紹介。
・電車に乗っていると、降りる駅に着いてもいないのにドアの前に行く人
急いでいるのかと思ったら、ホームに降りてからはゆっくり歩いてたりして。
・ベストなドアから降りたくて、車両の中を歩いて行く人
邪魔だしみっともないです。
・歩行者用信号が青になる数秒前に、歩き出す人
その数秒間で何を得て何を失っているのか、理解してます?
・前方の歩行者用信号の青が点滅し始めると、走る人
はい、ジタバタしない!
・エスカレーターを歩いていく人
日本エレベーター協会は禁止しています。
・エレベーターで閉まるボタンを連打する人
連打すれば速く閉まるとか?
※日本以外の国では閉まるボタンを押すことはあまりなく、アメリカなんかだと閉まるボタンはあるけど押しても反応しないようになっているそうですよ。
・トイレで手も洗わずに出ていく人
その手でドアノブやエレベーターのボタンに触り、食事したり好きな人の手を持ったりしてるんですよね。
・コンビニのレジで店員さんがちょっとまごつくと、イライラが態度に出る人
もう病気かも?
・飲食店でオーダーしたものがすぐに出て来ないと怒り出す人
もう末期かも……
・私有地だろうが何だろうが、近道に使う人
運動不足そうなルックスでしたけど……
・バス停でバスが来るであろう方向をしきりと見ている人達
はい、見ても何も変化しません。
・人の話を最後まで聞けない人達
日本語はセンテンスの最後で意味が真逆になったりするんですよ。
・映画館で映画を最後まで見ないで出ていく人達
急ぎの用があるなら映画館になんか行かないように。
・デリバリーが一分でも遅れると怒り出す人達
その怒るエネルギーは惜しくないのかなぁ。
私が中学生の頃に、テレビで『ゴッドファーザー』という映画を見まして。
あの映画って登場人物がみんな渋くてカッコいいですよね。
私は「どうして彼等はあんなにカッコよく見えるのだろう?」と思って、それからはそういう視点で映画を見るようになったのです。
それで気付いたのは、彼等はゆっくり動いていたということです。
セカセカしない、バタバタしない。
どっしり構えてゆっくり動く。
そうなんです、これは演技する側が分かってやっていることで、逆に小者感を出そうと思ったらセカセカバタバタすればいいのです。
このことに気付いてから、私もゆっくり動くようになりました。
で、周囲を見ると、リアルな人間も同じことになってました。
もう、小者感満載。
歩行者用信号が青になる数秒前に横断歩道を歩き出す人なんて、一個もカッコよくないですよ。
立派な人は、そういう人達の後ろから堂々と渡っていくのです。
更に書くと、青になる前に歩きだして、そのまま行かずにすぐ立ち止まってオロオロする人ね。
頭の悪さがよく分かります。
私の父なんかは昭和の企業戦士ですから、ずーっと長い間、
「時間を無駄にするな!」
「二つのことを並行してやれ!」
なーんて言われ続けてきた(あるいは自分が言ってきた)わけです。
おかげで日本経済は成長したけど(公害とかも残しつつ)、その癖は引退した後にも抜けないのです。
一緒に電車に乗れば、右を見たり左を見たり。
バッグの中身を出したり入れたり。
挙げ句に、立ち上がって広告を読み始めたりしてね。
じっとしていられないのです、言っても治らないから放置しています。
その父が引退したばかりの頃に、友達と二人でハワイ旅行に行きました。
数十年ぶりの海パン姿で二人でビーチへ行って、座って海を見ていたのだそう。
羨ましいですよね。
ところが。
ビーチには10分間もいられず、すぐに移動してしまったというのです。
何故か。
父が思ったのは、
「こうして座っている間に、ショッピングやグルメや観光を楽しまなければ損だ!」
だったのです。
この話を聞いた家族は全員が大爆笑!
本当、父らしい話です。
今日は時間があったので、スマホ用の壁紙を作っていました。
ただ、「美味しそう」と見やすさは中々両立できません。
難しいものです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。