スプーキーじいさんって何考えてるの!?

貧乏・暇なし・不健康。一人暮らしのじいさんのブログです。このブログに広告とか金儲けは入っていません。

たまにはアニメでも見るか 5

さてさて、ちょっと間が開いてしまいました。
書きたいネタは色々あるのですけど、最近書き始める勢いがなくてね。
「心が夏バテ」な状態みたいです。

 

 

 

今回は以前書いたTVアニメの話の続編です。
ネタバレ有りなのでご注意を。

この過去の記事で書いた作品が全て終了したので、その感想を書きます。

 

 

 

まずはこちら。

スキップとローファー』です。
地方から東京の高校へ進学した女の子の物語です。
青春群像物ですね。

 

全体的にもう一つでした。
おそらく原作コミックはもっと面白いのだと思います。
(長年の勘でなんとなく分かります)
主人公のドジによるギャグにキレがなく、それぞれのキャラの心の交流の話はまぁいいのですが、メリハリが弱いのです。
リアル寄りなんだけど、シリアスに成りきれているわけでもなく。

 

しかもこれ、長い話の一部分じゃないですか?
最初見ていて、このアニメは2クールやると思い込んでいたら1クールでスパッと終了してしまうし。
山になるはずの文化祭のエピソードでは主人公はあまり描かれず、終盤は志摩くんの話が中心となり、それも尻切れトンボで終わってしまってね。
「重たい話が来たな」と思って見ていたら、一回の謝罪で解決って一体……

 

食べ物で例えると、具も七味もないおそばを食べているような、のっぺりした作品でした。
ただ、キャラクター(主人公以外)の顔の描き方は好みでしたけどね。

 

 

 

次。

僕の心のヤバイやつ』です。
中学生のラブコメですね。

 

この作品は私にとって、今季の一番のお気に入りです。
前に書いたとおり、山田がボケて市川が突っ込む漫才みたいな話なのですけど。
ちょっとした勘違いから山田は市川が気になり始めて、市川よりも先に市川のことを好きになっていって、じわじわ距離を縮めていくのです。
市川も山田のことが好きなのに、彼は自分が好かれると思っていなくて、二人の関係はギクシャクしながら徐々に変化していきます。

 

二人のやりとりによる笑いもいいし、恋愛部分の甘さもいい。
山田みたいなカワイイ女の子に好かれているのに、それに気付かない市川の鈍さがまた面白いのです。
大人になったらこんな遠回りな恋愛って出来ないですよね。
それと市川って周囲をよく見ていて、モテる才能ありますよ。
(駅のホームでミルクティを買って山田に渡したりして、人の話をよく覚えてますね、これ大事です)
見るたびに笑えて心暖まる、いい作品だったと思います。
(ただ一つだけ、市川のセリフとモノローグが聞き分けづらかったです)
ネットでも話題になっていたようで、第二期の放送も決まったそうです。

 

 

 

次。

結局見ませんでした。
お話を楽しむ前の段階でダメだったので。

 

で、最後まで見たのはドラマのほうです。

アニメともマンガとも違う作品になっていて、そこそこ楽しめました。
満点は付けられませんけどね。
主演の二人の未熟さを、脇がしっかり支えていたドラマだと思います。

 

私がこのドラマで一番良かったのは、何と言ってもふみおです!

いやーこんなカワイイ男の子がいたら幸せですよね。
見た目も仕草も話し方も全部良くて、見ていて癒やされました。
唯一大声を出したシーンの、

「なんでー、カワイイのにー!」

も良かった!
いやいや、カワイイのは君ですよ(笑)。

 

 

 

次。

TVアニメ「君は放課後インソムニア」公式サイト

これも上と同様で、入り込めませんでした。
たぶんお話は面白いのでしょう、アニメとして低レベルなのが残念です。

 

 

 

最後です。

事情を知らない転校生がグイグイくる。』です。
これは良かった、楽しめました。

 

前に書いたとおり、最初はいじめの部分が引っかかっていましたけど、見続けていたらそれも無くなっていきました。
それはまさに、高田くんが物凄いキャラだからです。
西村さんが何か言われていると必ず登場して、いじめている連中をギャフンと言わせるその圧倒的な強さ。
しかも本人はそういうつもりがないのですから。
そして西村さんが真面目で、高田くんのことを一生懸命想っている健気さも良いのです。

 

更に、高田くんが西村さんに連発する、愛のセリフも最高に良かったです。
実際に言うことなんてまずないような濃いセリフを、普段からバンバン言ってしまう高田くん。
こんなの連発されたら、どんな女子もクラっと来るのではないですか?
(西村さんはいつも真っ赤っ赤に……)
これが大人の物語なら臭くなってしまうところを、子供がその意味もよく分からずストレートにぶつけるからいいのです。
こういう物語、有りそうで無かったのではないでしょうか。

 

クラスの子たちの一部が、西村さんへのいじめから脱落していく流れも良かったですね。
特に運動会のエピソード、長い前置きがあってこその盛り上がりでしたよ。

 

 

アニメって面白いですね。
いい作品ばかりではないですけど、探せば自分に合う作品があって、笑ったり癒やされたりして。
今回はそんな当たり前のことを再認識させられましたよ。
7月になって新しい作品が始まっています、ちょっとチェックしてみようかな。

 

 


 

 

今は梅雨ですけど、時々の晴れ間は気持ちいいです。

まぁそんなことを言っていられるのは、梅雨が明けるまでのこと。
梅雨が明けたら猛暑がやってきます。

 

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。