スプーキーじいさんって何考えてるの!?

貧乏・暇なし・不健康。一人暮らしのじいさんのブログです。このブログに広告とか金儲けは入っていません。

青春の1ページ

高校生の頃に私はギター部の部長でした。
同学年の部員の人数が少なかったから成れただけで、みんなから尊敬されていたとかではないです。
ただそのお陰で生徒会とか他の部の部長とかとの繋がりができたことは嬉しかったです。
事あるごとにステージに立っていましたし、後輩を含めて知名度が上がりまして、よく知らない後輩(ごめんね)から挨拶されたりすることもありました。

 

ある放課後のことです。
私は仲間とギターの練習をした後、何らかの理由で一人だけ学内に残っていたのです。
普段なら仲間と一緒に行動していたのに一人で、そこへ他の部の連中が続々やってきて。
偶然に本当にバラバラなメンバーが教室に集まって、高校生らしい話題で盛り上がりました。
みんな、自分の疑問や悩みを誰かに聞いてほしいし、求められれば何らかの答えを返したい。
十人くらいの高校生が結構マジに話し合いをして、いい雰囲気になりました。

 

話し合いが続く中、外が暗くなってきたので最寄り駅へ向かいながら、会話はどんどん盛り上がりまして。
駅前のスーパーの前の広場に輪になって、この集会は続いていきました。
私も言えることは言って、みんなと交流して。
ただ、さすがにちょっとお腹がすいてきたのです。
それで近くにあったハンバーガー屋さんに行って、人数分のハンバーガーを買いまして。
私は高校生の頃からヒマさえあればアルバイトをしていたから、多少のお小遣いはあったのです。

 

ハンバーガーを持ってきてみんなに配ると、みんなお腹がすいていたのでしょう、美味しそうに食べてくれました。
ちゃんと喜んでくれて、お礼を言ってくれて。
この輪、この絆が妙に心地よくてね。
このときのメンバーとはこの後も仲良しでした。
なんだか青春!って感じでしたね。

 

文化部も運動部も分け隔てなく、言いたいことを言い合える関係。
同じ学校に通っているだけなのに、そこにある仲間意識。
今の現場の状況は知りませんけど、学校っていいものだってイメージが私には強くあります。
日本中、世界中の人達がこうなればいいのにな。

 

 

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。