スプーキーじいさんって何考えてるの!?

貧乏・暇なし・不健康。一人暮らしのじいさんのブログです。このブログに広告とか金儲けは入っていません。

勉強の意味

職場の人の話とかテレビやネットでよく聞いたり見たりすること。

方程式や化学式なんて社会に出ると役に立たない

学校の勉強の多くは大人になると無意味

みなさんも見たり聞いたりしたことありますよね。
今回は勉強の話を書きます。

 

 

 

上に書いた意見、私は違うと思います。
勉強にはちゃんと意味があります。
基本的な読み書きとか計算とかは、みなさん習う意味があるのは分かりますよね。
それ以外の難しい数学とか化学とかは、日常生活で使うことはまずありません。
だから「役に立たない」というのは理解できます。
でもそれは浅い浅~い考えです。

 

学校の勉強の意味の一つは、脳のトレーニンです。
子供の脳をトレーニングして、脳の発達が終わる二十歳くらいまでに立派な脳を作るために学校の勉強はあるのです。
色々な科目を教えて、色々な方法で脳を鍛えているのが学校です。
筋トレだって色々なメニューがあるでしょ?
あれと一緒。

 

辛いのは当たり前です。
でもこういう意味を知っている子供は、トレーニングをサボりません。
一生懸命勉強して、それを継続します。
誰よりも強い脳を手に入れて勝ちたい、あいつに負けたくない、そう思って頑張ります。
そういう子は二十歳になる頃には立派な脳の持ち主となるのです。
そこに多くの知識が加わるのだから強いですよね。

 

逆に、トレーニングをサボる子がどうなるか。
勉強は辛い、だからやりたくない。
義務教育や高校までで十分だ、卒業さえできれば勉強は最低限でいいや。
勉強の意味を知っている子と違って、脳は十分に発達しないまま二十歳になり、あとは衰えていくだけ。
こういう人達は知識も不足しますから、世の中のことだって表面的にしか知りません。

 

 

 

いい脳の持ち主は、企業に入ったり起業したりして、悪い脳の持ち主からお金を吸い上げる商売を考えて実行します。
(もちろんいい脳を世のため人のために使う人もいます)
悪い脳の持ち主は、その仕組みも分からず無思慮にお金を使います。
よくある流行り物なんて、冷静に客観的に見れば実にくだらない物だったりしますよね。
「推し活」なんて企業が大人に無駄遣いを推奨しているだけで、より多く無駄遣いをした人が偉いだなんてイメージ操作もしています。
(推される側って儲かってんだろうなー)
カレーのココイチだって、メニューをいじれるシステムの面白さの裏には、いじればいじるほど原価率が下がる仕組みがあって、それであれだけ大きくなったのです。
ココイチのカレー自体は全然美味しくないです、一番シンプルなメニューを食べれば分かります)

 

こういうことを知って生活していると、街にもテレビにもネットにも雑誌にも「うちでお金を使いなさい」という情報が大量に溢れていることが分かります。
もちろんそれで日本の経済は回っているのだし、他人がくだらないと思っても本人には凄く価値のあることもあるのは理解できます。
ココイチのカレーは世界一美味しいという人もいるでしょう。
数十万円するバッグだって、バッグそのものよりもそのバッグを持っている自分に価値があるのかもしれません。
肝心なのは、知っていてお金を使うのか、知らないでお金を使っているのか。
そこなのです。

 

 

 

日本では小学校と中学校は義務教育で、国がお金を出して子供達に勉強させています。
役に立たないことにわざわざ多額の税金を投入するわけがありません。
自国にいい脳の持ち主が大勢いれば、その国は豊かで幸せになるでしょう。
悪い脳の持ち主が大半なら、その国は貧しく不幸になるでしょう。
教育が大事って、そういう意味です。

 

他にも、学校で色々なことを教えることには、子供達に将来の選択肢を沢山見せるという意味もあります。
子供達は勉強しながら、自分は将来何になりたいのかを考えるのです。
学校がなかったら、子供達は将来のことを考える材料が少なくて困るでしょう。
学校で生物を習ったことで生物学が好きになり、農業とか食品メーカーに行く子もいると思います。
そういうメニューは大きく詳しいほうがいいですよね。

 

 

 

学校の勉強に価値はない

そう言っている人がどういう生活をして、どういうお金の使い方をしているのか、よく観察してみるといいですよ。
反面教師にできるかもしれません。

 

 


 

 

前にちょっと書きましたが、うちのコンデジは接写に強いです。

こういう質感を捉えることができるからいいのです。
(性能的にはもっと寄れます)
接写、大好き。

 

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。