以前、映画『ブレードランナー』のことを詳しく書きました。
過去記事 ↓
まだまだ書き足りない気分ではあります(笑)。
今回はその続編となる『ブレードランナー2049』のお話、ではなくて。
アレを語るのも大変なので、その前日譚となった短編映画のお話を書きます。
『ブレードランナー』は公開された後にじわじわ人気が出て、ノベライズされたりして、続編の噂もたまに聞きました。
(ノベライズは映画とは別物と考えたほうがいい)
その続編『ブレードランナー2049』が公開されたのは、2017年のことです。
前作との間の三十年間に何があったのか、それを本編の中で説明すると映画として長くなりすぎてしまうため、三本の短編映画が本編の公開前にネットで公開されました。
1.
『ブレードランナー』であったような、レプリカント(ネクサス8)の逃走とブレードランナーによる解任はその後も繰り返されていた。
密かに暮らしていたレプリカント達は、ある計画を実行する。
それは、自分達の記録を全部消去してしまう作戦だった。
まず、軍に潜り込んだレプリカントが核ミサイルをLA上空で爆発させて、核パルスによりあらゆる電子機器を故障させた。
別に、タンクローリーを奪取したレプリカントがデータセンターに突っ込み爆発させて、記録を破壊した。
これにより、レプリカントの記録のほとんども消え去ってしまい、見つけ出すことが困難になってしまった。
2.
この「大停電事件(ブラックアウト、2022年)」がキッカケとなり、ついにレプリカントの製造・販売は禁止されてしまう。
天才科学者・タイレル博士のいなくなっていたタイレル社は倒産。
遺伝子組換え技術によって食料危機の回避を成功させたウォレス社の代表で天才科学者のニアンダー・ウォレス(演:ジャレッド・レト)は、タイレル社の資産を引き継ぎネクサス8を研究して、人間に絶対服従の新型レプリカント、ネクサス9を開発する。
そして議員達を説得して、レプリカントの製造・販売を再開させることに成功する(2036年)。
3.
郊外の農場で働いているサッパー・モートン(演:デイヴ・バウティスタ)は、隠れレプリカントだ。
彼は街に住む少女と交流があり、街に出てきたときに彼女に本をプレゼントする。
その後、彼女とその母親が暴漢に襲われているのを目撃して、サッパーは暴漢を全員撲殺してしまう。
戦闘用レプリカントの人間離れした能力を発揮したサッパーを見てしまった少女は、怯えた目で彼を見ていた。
そしてその様子を見ていた男は、去っていくサッパーが落とした書類を拾い、どこかへ連絡をする……(2048年)
これだけ読めば、何となく繋がると思います。
では三本の短編映画を。
1.ブレードランナー ブラックアウト 2022
2.2036:ネクサス・ドーン
3.2048:ノーウェア・トゥ・ラン
なんとも豪華ですよね。
これらだけでも相当な予算が使われているはずです。
『ブレードランナー ブラックアウト 2022』は、『カウボーイ・ビバップ』の渡辺信一郎が監督。
なんともクールな作品に仕上がっています。
『ブレードランナー』に出ていたガフが登場していますが、声はちゃーんとエドワード・ジェームズ・オルモスが演じていますよ。
セブンイレブンって、カレー弁当に妙に力を入れてますよね。
カレーフェア以外にも期間限定で色々出しています。
どちらも美味しかったです。
お店の価格の約半額なのが有り難いです。
当然味も少し違うわけですけど、お手軽なのは嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。