以前にも書きましたが、60代になって食事量が減っている私です。
あと血圧が高めなので、塩分量も気になります。
こうなると、外食時のメニュー選びで困ることになります。
なるべく事前に栄養成分とかを調べていますが、多くはカロリー量も塩分量も多すぎなのです。
どうも飲食業界には、
・量は多ければ多いほど喜ばれる
・塩分量多めだと美味しく感じる
という風潮があるようです。
入り口に「ご飯大盛り無料」なんて張り紙のあるお店がよくありますよね。
あとサービスのつもりなのでしょうけど「多めにしておきました」なんて言われることもあるし。
塩分控えめなんてメニューはほとんど見ないし。
出された料理は残せない性格なので、困ってしまいます。
飲食業界って考え方が昭和なんですよ。
私が行くお店のチョイスも悪いのでしょうけど、全体的に食べ盛りの男性に向けたメニューが多いように感じます。
それは昭和ならしょうがないことなのかもしれません。
でも少子高齢化がどんどん進んでいき、熱量も塩分も少ない料理を望む人が増えていくわけで、時代遅れになってきていると私は思うのです。
例えば牛丼チェーン店では少なめメニューが導入されています。
でもその多くはそんなに変わらないのですよ、量も価格も。
(例えば松屋の牛めしの場合、並が¥400、小盛りが¥370です)
やはり商売上、量が少なく価格が安い商品では採算が合わないのでしょう。
(大体、牛めし一杯で¥400ってかなり無茶な価格設定ですよね、儲かるのかなぁ?)
今勤めている職場のビル内には職員食堂があって、そこはハーフメニューが沢山あります。
ラーメン類だとノーマルのものでは、塩分量が8g台なので私は食べられません。
でもハーフメニューのラーメン類は4g前後だから食べることができます。
量もハーフで十分です、スープを残せば塩分量は更に減らせます。
ハーフメニューが多くの飲食店で提供されるようになるといいなぁ。
(カツカレーもカレーライス半分にカツ二切れでいいのです)
それで最近は自衛のために、お昼はコンビニでおむすびやパンやサンドイッチを買って食べています。
お弁当を持っていく余裕がないので(今の職場には冷蔵庫もありません)、コンビニで買ってイートインスペースで食べるのです。
仕事の合間、例えば11:00におむすび一個食べて、あと14:00にパン一個食べれば私には十分です。
塩分量も抑えられますしね。
何だかダイエットしている女性の気持ちが分かるような気がします。
あとはインスタント食品とかレトルト食品です。
一人暮らしの老人にとっては便利なものですけど。
711でカップ麺を買おうとしたら、塩分過剰な商品ばかりで買うことが出来なかったことがあります。
私はカップ麺はそばかうどんを買って、粉スープを半分捨てて食べています。
スープも飲み干さないようにしていて、最近は薄味に慣れてしまいました。
(日清どん兵衛のきつねうどんのスープは薄味にしても美味しいですよ)
カップのそばやうどんはスーパーで買えばいいのですが、コンビニだと大盛りしか置いてなかったりして、これも食べざかりの男性向けに思えます。
日清のカップヌードルPROシリーズは中々よく出来ていて、カレーの場合は食塩相当量が2.8g、熱量が384kcalと大変優秀です。
(通常版はそれぞれ4.4gと422kcalです)
実際に食べてみて、味は通常版とそれほど違いませんでした。
やれば出来るじゃん!
日清は私がここに書いたようなニーズがあることを、いち早く察知していたのでしょう。
さすが大企業。
私はこういう動きが広まってくれることを願っています。
もちろん、若い人向けのメニューも残しつつね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。